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キヤノン イーグルス 公式サイト|スタッフレポート

選手インタビュー

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選手インタビュー vol.38 菅原 崇聖2012年6月13日

キヤノン イーグルス 選手インタビュー vol.38 菅原 崇聖
『気持ちで食らいついて、練習から全力でやっていきたい。』


職場での様子

職場での様子

――キヤノン入社、そしてキヤノン イーグルスに入部した今の心境は

同志社大学出身の中村(直人)コーチ、橋野(皓介)との縁でキヤノンに入社そして入部できて、感謝の気持ちとそれに応えなければという気持ちで一杯です。

――配属は

デジタルプラットフォーム開発本部です。本部の人事、経理、総務を統括する部署で居室・実験室の環境整備など、主に総務関連業務を担当しています。女性の多い職場で戸惑いもありましたが、とても温かく接して頂いていて、仕事も親切に教えてもらっています。早く仕事ができるようになって、試合にも出ることで恩返しをしたいと思います。

――工学部出身

実は2回留年しているので、大学では橋野の同期です。元々文系なのですが社会科が苦手で、数学で同志社の全日程を受けたら工学部だけ受かり、それで工学部に進んだのですが、数学や物理は大変でした。

――引退後ブランクがあった

ブランクの間 5年目は選手として、昨年は学生コーチという立場で体を動かしていました。


菅原 崇聖選手

中学まで続けたアルペンスキー

◆学生時代

――最初にラグビーを始めたのは

中学までアルペンスキーをやっていましたが、函館の高校(函館ラ・サール高校)に入り何をやろうか迷っていました。サッカーや野球は経験者には敵わないので、初心者が多い部はないかと探していました。ちょうど新しくラグビー部の顧問になられた荒木先生が同志社のラグビー部OBで、担当の国語の授業の時に話を聞いて、この人に付いていきたいと思い始めたのがきっかけでした。

――荒木先生のどのようなところに魅かれたのか

どの先生も初回から授業を始めるのですが、荒木先生は自分がどう生きてきたか、何を大切にしているかという話をして下さいました。人生で大切にしているものの一つはラグビーということを伺い、その話が魅力的で、授業の後、すぐにラグビー部について聞きに行きました。


菅原 崇聖選手

高校時代

――函館ラ・サールでのラグビーは

同期でも1人か2人しか経験者がいなくて、先輩も初心者が多いようなチームでした。 でも、球技なのにぶつかったりできて、とにかく楽しくやっていました。1年の終わり頃に荒木先生に、「お前が大学でやっているところを見たいなあ。」と言われ、それまでは国立大に行くつもりだったのですが、その一言でスイッチが切り替わりました。その後、大学ラグビーを見て、その凄さを目の当たりにして、ますます大学でやる気になりました。

――同志社でラグビーをする夢が叶った

とにかく同志社でラグビーをすることしか考えていなかったので、同志社だけ受けました。 ラグビーを通じて、他では得られないことがたくさん分かりましたし、自分の良いところも悪いところも分かったと思います。頑張ればすごい選手とも肩を並べてプレーできることが体感できたのも大きな成果でした。

――荒木先生の話から思い描いていた通りだったか

だいぶ年代が離れているので、違うことはたくさんありましたが、同志社は押しつけがなく、選択肢から選ぶのは自分。自分からやれば、それに応えてくれる人がたくさんいるのが同志社のラグビーだったと思います。もっとラグビーをやりたいという気持ちで卒業しました。

◆キヤノン イーグルス

――トップリーグでのラグビー

高校、大学の時は一番下からやってきました。今も一番下からのスタートだと思っています。それを気持ちで食らいついて、練習から全力でやっていきたいと思っています。また、基本の大切さ、体力の重要さは分かっています。求められる基本の水準が高いので、そこでふるい落とされないように頑張っていきたいと思います。


菅原 崇聖選手

――プロップについて

高校時代はNo.8でしたが、大学から背が低いのでプロップになりました。大学で試合に出るにはプロップしかなかったのですが、プロップというポジションに誇りを感じています。「ちっちゃいからあいつやりにくい、嫌だな」と思われる選手になりたいです。背が低い(175cm)のはスクラムで有利になることもありますし、足腰の強さを活かしたピック&ゴーも見て頂きたいと思っています。

――最後にファンへ一言

キヤノン イーグルスに入部できて本当に嬉しいです。早くキヤノンの一員と認めてもらえるように頑張ります。これからも応援宜しくお願い致します。

職場の皆さんと
職場の皆さんと