MATCH試合

2013.11.30 sat 11月30日(土)

2013.11.30
横浜キヤノン
イーグルス
横浜キヤノンイーグルス
22
FULL
TIME
19
NECグリーンロケッツ
NECグリーンロケッツ
横浜E
11月30日(土) 県営熊谷ラグビー場
11月30日(土) 熊谷
NEC

試合概要

キックオフ日時2013.11.30 (土) 12:00
試合会場県営熊谷ラグビー場
所在地埼玉県

試合記録

横浜キヤノンイーグルス
横浜E
NECグリーンロケッツ
NEC
22 14 前半 10 19
8 後半 9
前半 後半
2 1
2 0
0 0
0 1
0 0
3 T 1
2 G 1
0 PT 0
1 PG 4
0 DG 0
前半 後半
1 0
1 0
0 0
1 3
0 0

メンバー

選手名 No. POS. No. 選手名
菅原崇聖 1 PR 1 瀧澤直
金子大介 2 HO 2 臼井陽亮
城彰 3 PR 3 田中光
日高駿 4 LO 4 小野寺優太
鷹クロフォードアストン 5 LO 5 村田毅
アダム・トムソン 6 FL 6 ニリ・ラトゥ
清水直志 7 FL 7 浅野良太
マウジョシュア 8 NO.8 8 土佐誠
福居武 9 SH 9 櫻井朋広
カラム・ブルース 10 SO 10 ウェブ将武
原田季郎 11 WTB 11 釜池真道
三友良平 12 CTB 12 森田洋介
ティム・ベネット 13 CTB 13 ニール・ブリュー
ハビリロッキー 14 WTB 14 窪田幸一郎
和田拓 15 FB 15 大東功一
山本貢 16 R 16 山本貴治
山路泰生 17 R 17 猪瀬佑太
上田聖 18 R 18 権丈太郎
湯澤奨平 19 R 19 日高健
植松宗之 20 R 20 茂野海人
髙城良太 21 R 21 田村優
アイザイア・トエアバ 22 R 22 ネマニ・ナドロ
田井中啓彰 23 R 23 キム・カンシク

1stステージ(プールA)2位の強豪NECから価値ある初勝利!

1stステージを勝ち抜いた8強による2ndステージ グループAの戦いが始まった。
第1戦は、1stステージ プールAを2位で通過した強豪NECグリーンロケッツ(以下 NEC)へのチャレンジ。昨年0‐34と惨敗を喫した相手だけに、成長の証をしっかり見せたい試合だ。

原田の先制トライ、さらにキャプテン和田がトライを追加するという絶好のスタートを切ったキヤノン。ブレークダウン、スクラムでもNECの強力フォワードに互角以上の戦いを続け、14-10で前半を折り返した。
後半、ハビリがパワー溢れるトライを決めキヤノンがペースを掴んだに見えたが、NECも逆転に向け再三の猛攻。これに対し我慢のディフェンスで強豪NECを後半ノートライに封じたキヤノンが、22-19で接戦を制した。

前半

少ないチャンスを活かした2トライ

試合を通じてトライチャンスは数えるほどしかなかったが、原田、和田がしっかり決めた。「チャンスでトライを取り切れたのが良かった」(和田選手)最後はNECディフェンスと1:1の真っ向勝負となる難しいトライだったが、体を張って奪ったトライがチームに勢いをつけた。

シンビンで和田を失うも我慢のディフェンス

1トライを奪い返しNECが反撃体制に入った34分、キャプテン和田がシンビンで10分間の退場となった。それでもキヤノンディフェンスは各選手が随所で自分の役割を果たし、ハーフタイムをまたいだ10分間で1PGを失うに留め、リードを守って前半を折り返した。

後半

勝利を引き寄せたハビリのパワフルトライ

点差はわずか4点。ゲームの流れはどちらにも傾いてもおかしくない状況で始まった後半。フォワードの頑張りから出たボールが走り込んだハビリに渡った。「いいパスをもらったのでチームの勢いを上げるためにも絶対決めたかった」(ハビリ選手)「あれで気持ち的に乗れた。」(日高選手)結局これが勝利を決めたトライとなったが、勝負を左右したのはキヤノンのディフェンスだった。

我慢して最後まで粘れた

選手交代で攻撃力を上げてきたNEC。それでもキヤノンのディフェンスが崩れることはなかった。「我慢して最後まで粘りのあるディフェンスができたことが勝因」(菅原選手)後半26分にマウがシンビン退場となった10分間もトライを許すことなく、結局後半はトライを与えないままノーサイド。キヤノンイーグルスの新しい歴史を切り拓く瞬間となった。

コメント

【福居選手】

「いい試合ができましたが、特に後半はペナルティが多くそこが反省点です。どうしても勝てなかったNECに『今年こそ』と言う気持ちで臨みましたが、前半受けに回らずリードできたのが良かったと思います。それとフォワードがスクラムで辛抱してくれたので助かりました。チームの地力はついてきたと思うので、キヤノンの80分間走り回るラグビーで次の東芝戦も頑張ります。」

【三友選手】(今季2回目のマンオブザマッチ受賞)

この試合のマン・オブ・ザ・マッチには、この日も見事なプレースキックを決めた地元深谷高校出身の三友選手が選ばれました。三友選手は、「今日の試合でチームの成長を見せられたと思います。ヤマハ戦に続いてコミュニケーションが良く取れ、1戦ごとにチャレンジした結果が3連勝に繋がったと思います。次の東芝戦も全部のプレーでチャレンジできるように、試合までの練習を大切にしたいと思います。」

これでトップリーグセカンドステージは1勝0敗。この試合で勝点4を獲得し合計5点、現在グループAの4位となっています。

次は12月8日(日)、東芝ブレイブルーパスとの試合が、鴨池陸上競技場(鹿児島県)で行われます。次節も会場に足をお運びいただき、熱い応援をよろしくお願いいたします。

インタビュー

永友監督

「試合を通じてリードを守り、セカンドステージもいいスタートが切れたのは選手の頑張りに尽きると思います。今日もたくさんの方に応援に駆け付けていただき、勝って恩返しができたことを非常に嬉しく思います。勝つことによって得られることは非常に大きいし、学べることも本当に多いです。3連勝できましたが、次の試合もしっかりチャレンジすることが大事。勝ち続けるプレッシャーを乗り越え、いい試合をしていきたいと思います。」


和田キャプテン

「たくさんの応援のおかげで、最後まで守り切ることができました。心強いフォワードにも助けられました。リードを守れたので落ち着いてプレーはできましたが、ゲームコントロールをもっと向上させて、次の東芝戦もチャンレジ精神に溢れた試合をしたいと思います。」