MATCH試合

2013.09.13 fri 9月13日(金)

2013.09.13
横浜キヤノン
イーグルス
横浜キヤノンイーグルス
20
FULL
TIME
25
リコーブラックラムズ
リコーブラックラムズ
横浜E
9月13日(金) 秩父宮ラグビー場
9月13日(金) 秩父宮
リコー

試合概要

キックオフ日時2013.09.13 (金) 19:00
試合会場秩父宮ラグビー場
所在地東京都

試合記録

横浜キヤノンイーグルス
横浜E
リコーブラックラムズ
リコー
20 3 前半 3 25
17 後半 22
前半 後半
0 2
0 2
0 0
1 1
0 0
2 T 2
2 G 0
0 PT 0
2 PG 4
0 DG 1
前半 後半
0 2
0 0
0 0
1 3
0 1

メンバー

選手名 No. POS. No. 選手名
菅原崇聖 1 PR 1 藤原丈宏
山本貢 2 HO 2 森雄基
上田聖 3 PR 3 長江有祐
日高駿 4 LO 4 生沼知裕
ジャスティン・アイブス 5 LO 5 カウヘンガ桜エモシ
湯澤奨平 6 FL 6 ロトアヘア・ポヒヴァ大和
清水直志 7 FL 7 森谷和博
マウジョシュア 8 NO.8 8 野口真寛
福居武 9 SH 9 池田渉
アイザイア・トエアバ 10 SO 10 河野好光
ハビリロッキー 11 WTB 11 渡邊昌紀
三友良平 12 CTB 12 リキ・フルーティ
ティム・ベネット 13 CTB 13 タマティ・エリソン
和田拓 14 WTB 14 星野将利
橋野皓介 15 FB 15 高平拓弥
金子大介 16 R 16 滝澤佳之
宍戸要介 17 R 17 柴田和宏
山路泰生 18 R 18 赤堀龍秀
鷹クロフォードアストン 19 R 19 マイケル・ブロードハースト
アダム・トムソン 20 R 20 山本昌太
髙城良太 21 R 21 山藤史也
カラム・ブルース 22 R 22 ピータース・ダニエル
原田季郎 23 R 23 高橋英明

勝利への強い思いが激突
しかし軍配は今年もリコーに

夜の秩父宮に約1万人が集結。大声援が神宮の森に響き渡った

昨年、トップリーグ第7戦で初めてリコーと戦い、後半追い上げるも17-35で力の差を見せつけられたキヤノンイーグルス。しかし今年はサイズアップとスピードの向上、そして昨年トップリーグを経験して身に付けた成長を武器に、2回目の戦いに挑みました。

両チームの応援団でほぼぎっしり埋まったバックスタンドから、早くも応援合戦が始まった19時、リコーのキックオフで試合開始。キヤノンはリコー陣で攻撃を繰り返し、先制トライを狙いましたが、リコーの激しいプレッシャーからミスが多く、3-3の同点で前半を折り返しました。

後半、先制したのはリコー。14分にPG、そして17分、24分にトライを奪われ3-19。これに対しキヤノンも1PG、2トライを奪い17点を加えましたが、リコーもドロップゴールとPGで点差を広げ、結局20-25で今年もリコーに軍配が上がりました。

前半

チャンスを作るもトライには至らず、同点で折り返す

前節の勝利からいい流れで試合に入ったキヤノンは、試合開始直後からリコー陣内での攻撃を繰り返す。1戦、2戦で素晴らしいパフォーマンスを披露したトエアバが、相手ディフェンスを引き付けてバックスへ展開するなど、キヤノンらしい攻撃でチャンスを作る。またリコーの重量フォワードにも、安定したセットプレーでボールを確実にキープ。リコーのキックには、フルバック橋野の危なげない対応が続いた。しかし、予想通りリコーのプレッシャーは非常に強く、両チームとも得点はPG1本ずつにとどまり、3-3の同点で前半を折り返した。

後半

リズムがつかめず点差を広げられる

何としても先制のトライが欲しいキヤノンは、後半15分頃までリコー陣で攻撃を続けたが、もう少しのところでノックオンなどのミスが多く、なかなか敵陣ゴールまでボールを運び込むことができない。後半10分にメンバーを3人交代し流れを変えようとしたキヤノンだったが、逆にリコーに後半14分にPG、そして17分、24分にトライを奪われコンバージョンも決まり、この時点で3-19。残り15分でこれ以上の失点は絶対に許されない状況に追い込まれた。

「何としても取ってやろうと思った」

後半19分に和田がPGを選択。これを三友がしっかり決めて2トライ差の6-19。後半34分にルーキー原田が左隅へトライを奪ったが、リコーにPGとドロップゴールを決められ、残り3分で13-25と万事休す。ここでキヤノンも最後に意地を見せた。「何としても取ってやろうと思った」(山路選手)リコー陣ゴール前のラインアウト後のモールから金子がトライ。三友がコンバージョンも決めた。「勝ち点1を取ったことは、次へ向けて大きい」(清水選手)しかし既にホーンが鳴っており、20-25でリコーへの2回目の挑戦はノーサイドとなった。

コメント

【山本 貢選手】

「今日も本当にたくさんの応援をいただいたので、どうしても勝ちたかったのですが残念ですし、自分のプレーもまだまだです。もっとプレーの質を上げて、リアクションを良くしないといけないと思います。チーム全体にはいい状態だと感じていますが、今日のような試合でしっかり勝てるように上げていきたいと思います。次の試合に向けて、またしっかりトレーニングしていきます。」

【福居 武選手】

「いい雰囲気で今日の試合に入れたのですが、先週勝ったことで挑戦者としての姿勢に緩みが出たと思います。個人的にはガツガツ行けたので去年より前へ出られていると思いますが、ディフェンスがまだまだです。最後は声援が本当に凄くて、それで取れたトライだったと思います。絶対に勝ちたかったのですが、今日負けて気付いたことがたくさんありました。上位進出に向けて大事な試合が続くので、気持ちを引き締めて次の近鉄戦、勝ちにいきます。」

これでトップリーグ1stステージは1勝2敗。今日の試合が5点差以内の敗戦だったので、1点を加えて勝ち点の合計を6としました。

次は9月28日(土)、近鉄ライナーズとの試合が、維新百年記念公園陸上競技場(山口県)で行われます。次節も会場に足をお運びいただき、熱い応援をよろしくお願いいたします。

インタビュー

永友監督

「皆さんの応援と理解のおかげでラグビーができていることに、感謝の気持ちをゲームで表現したいと考えていたのですが、それをいい形でできなかったのが非常に残念です。リコーさんのプレッシャーが強く受けてしまい、自分たちのミスになってしまいました。次のゲームに向けて、チーム力全体を上げていくことがテーマの一つになると思います。これまで試合に出ていない選手の頑張りにも期待しています。次の試合も頑張ります。」


和田キャプテン

「いつにも増してたくさんの応援をいただいたので、本当に力になりました。皆さんに勝利をお届けできなくて残念だったのですが、次も観に来て頂いて、その時には必ず勝利したいと思います。リコーさんの応援団からも大きな拍手をいただき、『ノーサイド』の精神を本当に感じられる瞬間でした。次の近鉄戦に向けて、チーム一丸となってマイボールをキープできるラグビーをしていきたいと思います。そのための準備をしっかり進めていきます。」