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2014.04.18
TEAM

2014-2015シーズン キックオフミーティング開催

キヤノンイーグルス2014-2015活動指針は 「ATTITUDE」
厳しいターゲットに向けて、新シーズンの本格スタートを宣言するキックオフミーティングが行われました。

4月14日、恒例のキックオフミーティングに選手、スタッフが集合。2014-2015シーズンの活動指針とターゲットの確認、新加入選手の紹介、また選手としての心構え(レクチャー)などが粛々と進められました。

約2時間にわたる長丁場のミーティングでも、スタッフの話に耳を傾ける集中力、高い目標に真剣に向き合う一体感に包まれ、ここでもチームの成長を感じることができました。トップリーグ3年目を迎えたキヤノンイーグルス。さらなる高みへ踏み出す新シーズン開始のホイッスルが吹かれました。

活動指針は「ATTITUDE(アティテュード)」(態度、心構え)

日々の振舞いや行動がアティテュード(態度、心構え)を決める!
2014-2015シーズンはアタッキング ラグビーの原点に回帰し、選手・スタッフ一人ひとりがATTITUDEを高め、一枚岩のチームを構築してターゲット達成を目指します。さてそのターゲットは・・・。

今シーズンのターゲットは「トップリーグチャンピオン」

永友監督が掲げた今シーズンのターゲットはトップリーグチャンピオン。「どうすればチャンピオンになれるかに拘っていきたい」(永友監督)

ターゲット達成に向けた3つのチームスピリットは今年も継続されます。

  • ☆Respect(周りの人やチームを認めて自分の成長に繋げる)
  • ☆Discipline(自分の言動に責任を持ち、周りに迷惑を掛けない)
  • ☆Passion(何をやるかではなく、具体的にどうやるかを常に考える)

11人のメンバーが新しく加入

次に佐藤GMより11名の新加入選手が紹介されました。(新メンバーについては下記URLのサイト参照)
https://www.canon-eagles.jp/news/info/20140401.html

まず新卒部員6名が登壇し一人ずつ挨拶。「理想のチームを作るために必要不可欠な6人。よくぞキヤノンに来てくれました。」と嬉しそうな表情の永友監督から、各選手の特長や期待するパフォーマンスを解説してもらいました。

庭井 祐輔

庭井 祐輔(フッカー 立命館大学出身)

ラグビーで重要な縦のセンターラインを担うフッカーであること、そして大学時代にキャプテンを務めていたリーダーシップに期待。プレーと精神面の両方で軸の強化に繋がる選手。貢(山本 貢)、金子との競争も楽しみ。


宇佐美 和彦

宇佐美 和彦(ロック 立命館大学出身)

世界規格のサイズ(身長197㎝)を活かしたプレーの質を高め、日本代表へ送り込める選手に育てていきたい。


芦屋 勇帆

芦屋 勇帆(ロック 早稲田大学出身)

サイズがありながら走力も持ち合わせた選手。世界を目指すためにバックロー(フランカー・No.8)にもチャレンジしてもらいたい。


嶋田 直人

嶋田 直人(No.8 立命館大学出身)

ずっと注目してきた非常に賢いプレーができる選手。庭井と共にセンターラインを強調していく上で、No.8をしっかりできることを期待している。菊谷始め競争の厳しいポジションを勝ち抜けるように頑張って欲しい。


藤近 鉱二郎

藤近 紘二郎(センター 早稲田大学出身)

ユーティリティーさ(器用さ)があり、ゲームを読む力に長けている。将来的にはスタンドオフもできるセンター、という形でJapanに送り出すことを目指したい。


森谷 直貴

森谷 直貴(フルバック 法政大学出身)

非常にポテンシャルが高く器用さもある。一つのポジションをしっかりやることも大事だが、10番以降の複数のポジションを経験することでプレーの幅を広げ、非凡なセンスに磨きをかけていきたい。


左・小野澤宏時、右・菊谷崇

二人合わせて代表147キャップ!

続いて登場したのが2人で日本代表147キャップを誇る小野澤、菊谷両選手。
「チームの平均年齢を上げますが、チームに貢献できることを少しでも多く出していきたいと思います。」(小野澤選手)
「早くチームになじんで試合に勝って、みんなといいお酒が飲めるように頑張ります。」(菊谷選手)


カール・ロー

優しい3人のパパ カール・ロー(Karl Lowe)

最後に登場したのがニュージーランド出身のカール・ロー選手。「歩く筋肉」という感じのごっついカールが、「おはようございます。カール・ローです。」と習いたての日本語で挨拶。優しい語り口や表情からは想像できないハードなプレーが楽しみです。



キャプテン3年目 頑張れ、拓!

続いてチーム三役が発表となり、キャプテンは昨年に続いて和田選手。フォワードリーダーは城選手、バックスリーダーは橋野選手がそれぞれ選出されました。

キャプテン 和田 拓

「とにかく一生懸命やるしかない。全員で力を合わせて素晴らしい1年になるよう、高い目標に向けて頑張りましょう。」

フォワードリーダー 城 彰

「フォワードからチームを引っ張っていけるようにしっかり声を出していくので、一緒にチームを作り上げていきましょう。」

バックスリーダー 橋野 皓介

「去年以上にコミュニケーションを密に取って、フォワードに信頼されるいいバックスになることを目指しましょう。」
※ニュージーランド留学中につき、この日はビデオレターで挨拶。

ここから選手は3グループに分かれ、各パートへ移動しました。

予定通りすべてのセッションが終了。監督室に戻ってきた永友監督に、今シーズンに込める思いを語ってもらいました。

「日本一へ向けた道のりが具体的に見えてきた」

「目標を高く設定することで、最大限のパフォーマンスを引き出すことを目指します。トップリーグを2シーズン経験して、日本一へ向けた道のりが具体的に見えてきました。僕の中の自信を選手たちに植え付けて、選手も自信を持って戦って欲しいと思っています。」

個人の目標について

「毎年変化があるので、いつも学ぶことを目標にしています。ゴールポストが無くボールしかない環境からスタートした原点を忘れず、この素晴らしい環境が当たり前ではないことを選手に伝え続けます。そして日本一の監督になる、と言うより選手たちに日本一を味わって欲しいですね。その時の選手自身や周りの変化を感じて欲しいと思っています。」

小野澤、菊谷両選手の加入

「すごく大きいものがあります。プレーはもちろんですが、合わせて150近いキャップを持った2人の経験はチームに大きな影響を与えてくれると確信しています。今のイーグルスにどうしても足りないのが経験と実績です。この2つを持ち合わせた2人には本当に期待をしています。いままで外からキヤノンの怖さや弱さを見てきたわけですから、僕も彼らから学んで一緒にいい方向に進めていきたいですね。」

サポーターの皆さんへ

「ディフェンスの中からもアタックを意識したラグビー、ベースはやはりアタックになるキヤノンのラグビーを楽しんでいただきたいですね。」

「越えなければならないハードルはまだたくさんありますが、新戦力が加わったことで『日本一』がまた少し近づいてきたと思っています。今シーズンはチーム内の競争が本当に激化しています。サポーターの皆さんには『競争に勝ち残って試合に出るのは誰?』という興味を持って、シーズン開幕を楽しみにしていただければと思います。今シーズンも選手たちへの熱い応援を宜しくお願いします。」

左・永友洋司監督、右・ゼイン・ヒルトンヘッドコーチ
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