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2018.08.20
REPORT

リコーブラックラムズとの練習試合レポート(8月17日 金曜日)

■8月17日(土)のブラックラムズ戦

イーグルスが42-28で勝利

トップリーグ開幕まで残り2週間。キヤノンイーグルスは、8月17日(金)、リコー総合グランドにてリコーブラックラムズとの練習試合を行いました。事務機ダービーとして知られる対戦カードに、数多くのファンが詰めかけました。

前半早々から両チーム激しいコンタクトで、一進一退の攻防が続きました。強風の中、前半、風下に立ったキヤノンイーグルスは難しい試合展開を強いられましたが、21-21の同点でハーフタイムを迎えました。後半に入ると、イーグルスがセットプレーからトライを重ね、42-28でノーサイドとなりました。

得点経過は以下の通りです。

【前半5分】 イーグルスが敵陣22メートルラインまで攻め込むも、痛恨のノックオン。一瞬のすきを突かれ、リコーに先制トライを許す。ゴールも成功し、0-7。
【前半15分】 イーグルスのマイボールラインアウトから、パスをつなぎ、最後はWTB三島選手がトライ。SOゼイリンガ選手がゴールを決め、7-7の同点に追いつく。
【前半27分、31分】 リコーが連続トライ。ゴールも成功。7-21と点差が開く。
【前半37分】 イーグルスが反撃に出て、三島が2つ目のトライ。ゼイリンガのゴールが成功し、14-21。
【前半43】 敵陣22メートルライン付近でマイボールスクラム。SH天野選手が相手ディフェンスをかわし、ゴールラインまで攻め込み、最後はトゥパ選手が力で押し込みトライ。ゼイリンガのゴール成功で21-21。

【後半5分】 風上に立ったイーグルスは、後半キックオフから攻め込み、三友選手がトライ。ゼイリンガのゴールも決まり、28-21でイーグルス逆転。
【後半9分】 トゥパのビッグゲインから、パスを回し、最後は三島がトライ。ゴールも決まり、35-21。
【後半18分】 リコーが連続攻撃からトライ。ゴール成功で35-28。
【後半40分】 イーグルスがラインアウトからモールで押し込み、そのままトライ。原田選手のゴール成功により、42-28。

■コメント

■アリスター・クッツェー ヘッドコーチ

今日の選手のパフォーマンスをとても誇りに思います。どの局面でもプライドを見せていました。特に、今日は風が強いなかでのゲームとなりましたが、風下の前半を21-21で終えられたのが良かったです。スクラム、ラインアウト、モールは練習の成果が出ていました。若手選手も着実に力をつけてきているので、今シーズンの活躍が楽しみです。トップリーグ開幕が近づき、その前に選手たちが自信をつけることが重要だと考えていました。これまでの練習試合でハードワークしても勝利できなかったので、今日のこの勝利は選手全員が自信をつけられたという点で非常に価値のあるものになりました。

■今村友基 BKコーチ

今日は体を張ったディフェンスで、選手たちの気持ちが前面に出ていたと思います。少ないチャンスでしっかりトライまで持っていけたのが勝因です。特にフォワードのモールからのトライは練習通りできていました。モールからアタックの幅を広げられればさらに良い展開ができると思います。シーズン開幕のスタートダッシュが重要です。今日の勝ちで満足せずに、残された課題を明確にし、開幕に向けて良い準備をしていきます。

■嶋田直人 共同キャプテン

良い準備をして今日の試合に臨めました。それをグラウンド上でパフォーマンスとして出せたと思います。選手全員がハードワークできた結果が勝利につながりました。今日は激しくアタックできましたし、フォワードのモールからトライが取れたのも良かったと思います。攻め込まれた時も、最後までしぶとく粘れたと思います。開幕まで一日一日の練習を大事にし、内容にこだわって、良い準備をしていきます。

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