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2014.01.02
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1月4日(土)12:00KO パナソニックワイルドナイツ戦の見どころとメンバー

2014年1月4日(土)パナソニックワイルドナイツ戦の見どころとメンバー

■見どころ
2ndステージになり、現時点でパナソニックは4戦全勝で勝ち点22とトップを走っています。
前節の東芝戦では14:12と接戦をものにしての勝利。その前のサントリー戦は42:13と圧勝でした。
2ndステージに入り、パナソニックはベストメンバーがそろいました。世界最高峰のラグビーリーグ「スーパーラグビー*」のハイランダースから戻り、参戦した田中選手は縦横無尽の動きでラインを動かします。特にスペースを見つけるとパスで味方を走らせ、コントロールされたキックはトライチャンスを演出します。時には自分でも走りこんで大きくゲインをします。十分な警戒が必要です。
また、SOでの出場が予想されるベーリック・バーンズ選手は元オーストラリアの代表で、キャップ数は2007年から現在まで51を数えます。彼は今年の春にイーグルスの和田、城たちが属していたシドニーユニブチームに所属し、レッズ、ワラタスで活躍していた選手です。柔軟なプレースタイルで、ピンチになっても冷静な判断で最適なプレーを選択します。味方のベストなプレーを引き出すことのできる選手です。
そしてキャプテンの堀江選手はHOのポジションでは考えられないプレーを行い、時にキックを交えたアタックでチャンスを創出します。その他の選手もFW、BK共にタレント揃いのチームです。
さてイーグルスの1stステージでの勝利は皆様の脳裏に強く残っていることでしょう。トエアバのひらめき、選手全員が体を張ったタックル、80分間があれほどまでに充実した試合はありません。

アイザイア・トエアバ、清水直志、湯澤奨平

しかしながらパナソニックは十分に対策を練って準備を進めていることでしょう。しかも圧倒することを目標としていることが予想されます。イーグルスは前節での神戸戦の敗戦からの立て直しが求められます。
FWはセットスクラムを食い止め、ブレイクダウン**で食い込まれないことが必要です。ブレイクダウンでプレッシャーを受けるとBKラインが前に出られなくなります。ミスを誘発させ自滅するようなプレーをしないためにも、体を張ってボールを生かしたいところです。
また一つ一つのコンタクトプレー***で後手に回らないことも大切です。互いにディフェンスが持ち味のチームですが、我慢しきれるかで勝負が決まります。

三友良平、力と力のスクラム、ハビリ ロッキー

そのうえでチャンスが来たときに、どんなオプションでトライを狙うのか。ここに興味がつきません。この試合は「ディフェンスだけでは勝てない」と永友洋司監督が話している通り、我慢をしたうえで思い切った勝負をかける場面が出てきます。それが成功すれば、十分にイーグルスにも勝機があるでしょう!

*スーパーラグビー;南アフリカ(南ア)、ニュージーランド(NZ)、オーストラリア(豪州)のスーパークラブチームによる、南半球最強クラブ決定戦。最先端かつ最高峰のアタッキングラグビーは、世界中のラグビーファンを魅了し続ける。毎年2月から7月にかけて開催。南ア、NZ、豪州の各1位と、その他の勝点上位3チームがプレーオフトーナメントに進出する。
**ブレイクダウン;ボールを持っている選手が相手にタックルを受けて倒された時に、選手が集まってボールの奪い合い。
***コンタクトプレー;ボールキャリアーとディフェンスプレーヤーがぶつかり合うプレーでラグビーの醍醐味の一つと言われている。

■メンバー
先発メンバー
1.菅原 崇聖
2.山本 貢
3.城 彰
4.日高 駿
5.鷹クロフォード アストン
6.アダム・トムソン
7.清水 直志
8.マウ ジョシュア
9.福居 武
10.カラム・ブルース
11.原田 季郎
12.三友 良平
13.ティム・ベネット
14.ハビリ ロッキー
15.和田 拓(キャプテン)

リザーブメンバー
16.金子 大介
17.宍戸 要介
18.山路 泰生
19.湯澤 奨平
20.植松 宗之
21.吉田 健
22.田井中 啓彰
23.アイザイア・トエアバ

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