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2014.01.17
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1月19日(日)14:20KO トヨタ自動車ヴェルブリッツ戦の見どころとメンバー

2014年1月19日 トヨタ自動車ヴェルブリッツ戦の見どころとメンバー

■ワイルドカードへの勢いをかけた戦い
現在までトヨタ自動車ヴェルブリッツ(以下ヴェルブリッツ)は2勝4敗の勝ち点10で6位に位置しています。一方イーグルスは1勝5敗の勝ち点7で8位となっています。また当日場所を同じく西京極の第一試合でパナソニックワイルドナイツと戦うNECグリーンロケッツも勝ち点7で7位になっていますので、試合結果いかんで、6位から8位までが入れ替わることになります。公式戦後のワイルドカードに勢いを持って臨めるかどうか重要な試合になります。
ヴェルブリッツのこれまでの戦いは前半戦で4敗した後にヤマハ発動機ジュビロとNECグリーンロケッツに連勝して波に乗り始めています。この2戦からアタックに力を入れ始めたように見えます。個々の選手能力は高く、強豪チームを破ることも度々あります。勢いに乗せてしまうと手がつけられないチームです。
FWはLOの谷口選手、北川選手を中心とした大型FWでセットプレーでの圧力は相当なものになります。ブラインドサイドフランカー*のジェローム・カイノ選手はニュージーランド代表でキャップ48の選手です。2012年のRWCでの大活躍は印象に残ります。
ヴェルブリッツのプレースタイルはフィジカルの強さを前面に押し出して前進を図ります。そしてキックを効果的に使いBKの選手を走りこませるプレーも多くみられます。
イーグルスはヴェルブリッツの圧力をがまん強く凌がなければいけません。相手の攻撃には体を張ったタックルで防ぐことが大切です。また、ブレイクダウン**への働きかけを相手より早く行う必要があります。ヴェルブリッツのFWを勢いづかせることなく、食い止めることでイーグルスにはチャンスがつかめるはずです。イーグルスのブラインドサイドフランカーはアダム・トムソン選手ですが、ヴェルブリッツのジェローム・カイノ選手とのオールブラックス対決も見どころです。また前節で大活躍のカラム・ブルース選手を中心としたBKラインは多彩なパスワークで相手を翻弄します。オフロードパス***から一気にゲインするプレーを期待したいところです。

トムソン選手、ブルース選手

変わらぬ応援をお願いします。僅差でも勝ちにこだわるゲームになります。

*ブラインドサイドフランカー:一般的に左フランカーをいう。タックルが強く大柄な選手が起用されることが多々あります。元オールブラックスのトムソン選手とカイノ選手は当時ライバルとしてしのぎを削っていました。
**ブレイクダウン:ボールを持っている選手が相手にタックルを受けて倒された時に、選手が集まってボールの奪い合い。
***オフロードパス:タックルされる際に、身体を半分ずらすなどして上半身のコントロールを残した上でフォローするプレーヤーに渡すプレー。

■メンバー
先発メンバー
1.菅原 崇聖
2.山本 貢
3.城 彰
4.日高 駿
5.ジャスティン・アイブス
6.植松 宗之
7.清水 直志
8.マウ ジョシュア
9.天野 寿紀
10.カラム・ブルース
11.橋野 皓介
12.三友 良平
13.ハビリ ロッキー
14.和田 拓(キャプテン)
15.オマール・スライマンケル

リザーブメンバー
16.金子 大介
17.宍戸 要介
18.山路 泰生
19.湯澤 奨平
20.アダム・トムソン
21.福居 武
22.田井中 啓彰
23.原田 季郎

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