MATCH試合

2013.12.22 sun 12月22日(日)

2013.12.22
横浜キヤノン
イーグルス
横浜キヤノンイーグルス
19
FULL
TIME
48
神戸製鋼コベルコスティーラーズ
神戸製鋼コベルコスティーラーズ
横浜E
12月22日(日) ノエビアスタジアム神戸
12月22日(日) ノエビア
神戸製鋼

試合概要

キックオフ日時2013.12.22 (日) 13:00
試合会場ノエビアスタジアム神戸
所在地兵庫県

試合記録

横浜キヤノンイーグルス
横浜E
神戸製鋼コベルコスティーラーズ
神戸製鋼
19 7 前半 31 48
12 後半 17
前半 後半
1 2
1 1
0 0
0 0
0 0
3 T 8
2 G 4
0 PT 0
0 PG 0
0 DG 0
前半 後半
5 3
3 1
0 0
0 0
0 0

メンバー

選手名 No. POS. No. 選手名
菅原崇聖 1 PR 1 平島久照
山本貢 2 HO 2 村上正幸
城彰 3 PR 3 山下裕史
日高駿 4 LO 4 伊藤鐘史
鷹クロフォードアストン 5 LO 5 アンドリース・ベッカー
アダム・トムソン 6 FL 6 橋本大輝
清水直志 7 FL 7 前川鐘平
マウジョシュア 8 NO.8 8 マパカイトロパスカ
福居武 9 SH 9 猿渡知
カラム・ブルース 10 SO 10 正面健司
原田季郎 11 WTB 11 大橋由和
三友良平 12 CTB 12 クレイグ・ウィング
ハビリロッキー 13 CTB 13 ジャック・フーリー
和田拓 14 WTB 14 今村雄太
オマール・スライマンケル 15 FB 15 濱島悠輔
金子大介 16 R 16 木津武士
宍戸要介 17 R 17 安江祥光
山路泰生 18 R 18 沢居寛也
湯澤奨平 19 R 19 清水佑
植松宗之 20 R 20 ジョシュ・ブラッキー
吉田健 21 R 21 佐藤貴志
橋野皓介 22 R 22 田邊秀樹
アイザイア・トエアバ 23 R 23 フレイザー・アンダーソン

古豪神戸製鋼の猛攻に
キヤノンらしさを出せないままノーサイド

2ndステージグループA第4戦は、現在1勝2敗(勝ち点7)で7位の神戸製鋼コベルコスティーラーズ(以下神戸製鋼)へのチャレンジ。今年は2003年にトップリーグが始まって以来11年目を迎えているが、神戸製鋼はジャパンラグビートップリーグ初年度の優勝チームでもある。

昨年は7点差まで詰め寄るも、伝統あるチームの試合運びのうまさに屈した。今日の2回目の対戦でその差を縮めたいキヤノンだったが、前半中盤まで12-7と拮抗した展開も前半残り10分で3本のトライを許し、7-31と大きくリードを許してしまう。トライを奪い返すしかない後半も17-12と差を広げられ、流れをつかめないまま19-48で敗戦となった。

前半

手痛いミスからの失点もあり24点差

神戸製鋼の重く速い攻撃がキヤノンディフェンスに容赦なく襲い掛かる。「個々のプレーが強く食い込まれアタックが後手に回った。」(12三友選手)さらにキヤノンのミスを確実に得点に繋げられ、前半だけで5トライを献上してしまった。菅原、城らの低いプレーで前進を図る場面は見応えがあったが、スクラムも「相手に対応できずいいように組まれてしまった。もっと勉強が必要だ。でもパワーで負けているとは思わない。」(1菅原選手)ディフェンスの良さが光る今シーズンのキヤノンにとって、これまでにない7-31と差が開く展開を余儀なくされた。

後半

1つずつ返すしかない

後半からフルバックに入ったセカンドステージ初登場の橋野選手は、「1つずつ返すしかないので、ボールを持ったら積極的に仕掛けようと思った。」とにかくトライが欲しいキヤノンはフォワードが奮闘し菅原、ジョシュアのトライで反撃した。「あそこまで行けば後は取り切るのがプロップの役割。」(1菅原選手)しかし神戸製鋼の激しい攻撃は最後まで衰えを見せることなく、結局19-48で2回目のチャレンジは課題を残してノーサイドとなった。

コメント

【橋野選手】

「(セカンドステージ初登場に対して)パフォーマンスがなかなか上がらず、これまでに感じたことがないほど試合に出たいという強い思いがありました。それでも今日は気負わずにプレーできて少ないチャンスをものにしたかったのですが、ディフェンスのラッシュが厳しく取れ切れませんでした。またキヤノンらしいディフェンスができず、神戸製鋼の強みを出させてしまいました。チームが連敗しているのでとにかく勝ちが欲しいですね。今日をきっかけにこれからも必死にやって、次の試合にも出場してチームのために頑張ります。」

【アダム・トムソン選手】

「ペナルティを減らすことをテーマに一週間準備をして、その点は成果が見られた試合でした。ただ神戸製鋼のプレーが良く、またチャンスを確実にトライされ追い続ける展開になってしまいました。日本で初めてのシーズンも11試合をプレーしましたが、日本の速いペースなど新しいことを受け入れ、より良いプレーができるように経験を積んでいきたいと思います。トップリーグ2シーズン目なのにキヤノンはここまで非常に良くやっています。次のパナソニック戦もフィジカルで負けないように、そしてミスに気を付けてベストチームとの試合に臨みたいと思います。」

これでトップリーグセカンドステージは1勝3敗。勝ち点の合計は7のままでグループAの6位となっています。

次は1月4日(土)、パナソニック ワイルドナイツとの試合が、秩父宮ラグビー場(東京都)で行われます。次節も会場に足をお運びいただき、熱い応援をよろしくお願いいたします。

インタビュー

永友監督

「神戸製鋼さんのプレッシャーが強かったですね。1対1の部分で差し込まれ少ない人数でボールをリサイクルされたため、外側で人数が足りなくなり個々の高いレベルの選手に走られる状況を作ってしまいました。前半に差をつけられ結果、後半にゲームプランを変えさせられるという最悪のシナリオでした。まだ気の抜けない試合が続きます。次のパナソニック戦はディフェンスで勝つというのではダメだと思います。短い時間ですがアタックの精度にこだわった準備をしてチャレンジしたいと思います。」


和田キャプテン

「神戸製鋼さんのラグビーに対して、修正ができないまま最後まで自分たちのラグビーをすることができませんでした。でもトップリーグで戦うというのはこういうことだと思うので、今日のような試合でどうすればよいかをもう一度よく考え直して、もっともっと練習しなければいけないと純粋に思いました。まだ試合が残っているので気持ちを切り替えて、今日の反省を絶対に活かせるように頑張っていきたいと思います。本日は有難うございました。」