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2013.12.17
TEAM

2013年12月14日 山本 貢選手 トップリーグ100試合出場達成!

ラグビーメディア界からお祝いメッセージ

ラグビーの世界で「100」は超一流の証明である。国代表同士の試合に100回出場するには通常10年かかる。トップリーグも同じ。そこに到達するのは一握りの選手だ。重心の低い走りでタックラーを蹴散らし、前進を続けた男の勲章に乾杯!
ラグビージャーナリスト 村上晃一氏


周囲に信頼され続けているからこその到達点です。おめでとうございます。
100回どころではない準備をくり返し、この日を迎えたことを尊敬します。


ラグビーマガジン編集長 田村一博氏


概略

山本 貢選手が12月14日(土)のヤマハ戦に出場し、トップリーグ100試合出場を達成しました。同選手は2004年に当時の三洋電機ワイルド ナイツ(現パナソニック ワイルドナイツ)でトップリーグデビュー。2011年にトップイーストだったキヤノンイーグルスに移籍し1年間のブランクを経て、トップリーグ昇格後2年目に見事快挙を達成しました。

ノーサイドの後のセレモニーでは、岡山から駆け付けた山本選手のお母様から花束の贈呈、さらに記念の盾が永友監督より、記念ジャージが野口部長より手渡されました。最後にヤマハの選手も一緒にキヤノンイーグルスの選手と記念撮影を行った山本選手は終始笑顔。ヤマハファンからも大きな拍手をいただき、華やかなセレモニーとなりました。

山本選手100capsの軌跡

シーズン 出場数 累積 所属チーム 備考
2003-04 0   三洋ワイルドナイツ 三洋ラグビー部入部
2004-05 11 11 9.18リコーブラックラムス戦デビュー、日本代表2
2005-06 11 22
2006-07 13 35 日本代表7
2007-08 13 48
2008-09 13 61
2009-10 10 71
2010-11 9 80
2011-12 0 80 キヤノンイーグルス キヤノンに移籍(トップイーストリーグ)
2012-13 11 91
2013-14 9 100 2013.12.14達成

山本選手にインタビュー

―100試合を迎えて

トップリーグデビューして10年目になりますが、特に気持ちの変化はありません。100試合を迎えられたのはたまたまだと思います。「何試合出る」というより、毎試合最高のパフォーマンスを出すことだけに集中してきました。

―これからの目標は

試合で満足のいくプレーができるように、今まで通り1日1日トレーニングを積み重ねていきたいと思います。

―ではファンの皆さんへ

今後もいいパフォーマンスをして、キヤノンがもっといいチームになるように貢献していきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします。

永友監督

「怪我が付き物のラグビーで100試合出場という金字塔を打ち立てたのは、並々ならぬ彼の努力の賜物だと思います。ただ101キャップ目からが大事です。これからもチームの為に頑張ってほしいですね。」


ゼイン・ヒルトン フォワードコーチ

「ラグビーに対する強い意欲と細かい部分にまで気を遣うことが、長い間ハイレベルなプレーを続けられている理由だと思います。今までの情熱と努力を続ければ40歳までプレーできると思います。貢さん、おめでとうございます。」


チームメイトから祝福のメッセージ

「おめでとうございます。100キャップを達成できたのは、長い間の努力の結果だと思います。僕も見習ってこれからも頑張ります。」(田井中選手)

「僕にとってはなくてはならない存在です。これからもキャップを積み重ねていくと思いますが、早く追いつけるように頑張ります。おめでとうございます。」(金子選手)

「叱られることもありますが、自分の成長は貢さんのおかげと感謝しています。これからも頼りになる先輩でいてください。おめでとうございます。」(山路選手)

「100試合出場は本当に凄いと思います。もう少し早く出会いたかったです。さらに頑張ってください。僕も100キャップを目指します。」(宍戸選手)

現在115試合出場を達成しているヤマハの大田尾選手

同級生なのですが、頑張っているというのは嬉しいですし励みになります。違うチームですがこれからもお互いいいプレーを続けて、一緒にリーグを盛り上げていきたいと思います。

100試合出場記念ギャラリー

さらなる活躍が期待される山本選手へ、引き続き熱い応援を宜しくお願い致します。

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