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選手インタビュー

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選手インタビュー vol.6 宮本 陽平2009年12月 7日

キヤノン ラグビー フットボール クラブ 選手インタビュー
vol.6 宮本 陽平(みやもと ようへい)『負ける悔しさ、勝つ面白さ』


◆生い立ち

――出身地は?

京都府京都市です。

――ラグビーは何歳から始めたんですか?

小学校5年生の時なんで、11歳の時ですかね。

――ラグビーを始めたきっかけは?

幼稚園からです。友達の親がラグビースクールでコーチをしていて、その友達もそのスクールに入っていたので、誘われて僕も入りました。

――兄弟は?

姉がいます。

――お姉さんはスポーツをしていたんですか?

中学の時だけバレーをしていましたね。

――11歳からラグビーを始めたということですが、最初のポジションは?

小学校の時は色々とやりました。フォワードでしたけど。

――初めてラグビーをやってみて面白いと感じましたか?

そうですね。小学校の時から体が大きくて、コンタクトでも勝てたので面白かったですね。

――中学でもラグビーを続けたんですか?

はい、続けました。中学でもポジションはフォワードでした。

――小学校と中学校では、ラグビーの楽しさに変化はありましたか?

中学校では勝つ楽しさがありましたね。

――中学校時代、印象に残っている試合はありますか?

1年間で3回大会があるんですけど、中学3年の時に3回とも同じ相手に負けてしまって、県でベスト4、ベスト4、準優勝という成績でした。

宮本選手

中学時代


◆高校時代

――高校でもラグビーは続けたんですね?

そうですね。大阪の東海大付属仰星高校で続けました。

――高校では一人暮らしですか?

いいえ、京都の自宅から通ってました。

――通学にはどのくらい時間がかかってましたか?

だいたい1時間30分くらいですね。

宮本選手

高校時代


――練習は遅くまであったんですよね?

大変でした。練習が厳しかったというのもあったんですけど、今と違って学校なのでラグビー部専用のグラウンドがないんですよ。グラウンドを半分に分けて、サッカー部とラグビー部で使う感じです。グラウンドが狭かった上に、部員も100人くらいいたので、それで練習時間も長かったんですよ。

――高校ではラグビーの楽しさというものが、また変わってきましたか?

いや、それほど中学~高校では変わってないですね。勝つ楽しさと、チームでの助け合いとか、協力して目標を達成するという楽しさは変わらないですね。

――高校での印象的な試合はありますか?

高校3年生の時の大阪府の大会の決勝で負けたことですね。相手がAシードのチームで、前半から負けていたんですけど、後半の途中から攻め出したんですね。
4点差まで詰め寄ったんですけど、ロスタイムであと一歩でトライというところで、自分のプレーでペナルティになってしまって、そこで試合終了となってしまったんです。そのペナルティがなければトライを取れていた可能性があったんで、今でも思い出したりします。

◆大学時代

――大学で東海大学を選んだのは?

体育学部に行きたかったんですね。その中でも何校か希望があって、関西の大学と東海大学で迷ったんですけど、ラグビーするならレベルの高い関東がいいと思ったので、東海大学にしました。

――大学でのポジションは?

大学1年の時だけ1番(プロップ)をやっていたんですけど、2年の時からは今と同じ2番(フッカー)をやっていました。

宮本選手

大学時代


――大学でのラグビーの思い出は?

大学4年の時に初めて国立競技場で試合をしたことですね。その試合は全国大学選手権の準決勝だったんですけど、チームとしても初めて国立に立って、5分位ですけど試合に出ることが出来たことが思い出ですね。いい経験になりました。

◆キヤノン

――大学卒業後、キヤノンに入ったのは?

普通は大学4年の春シーズンで推薦が決まるんですけど、僕は教育実習に行っていたというのと、春シーズンに怪我をしてしまって試合も何もしていなくて、どこにも決まっていなかったんです。関西のチームを探していたんですけど、どこも見つからなかったんですね。
キヤノンには東海大出身の先輩が多くて、その先輩に今度セレクションがあるからということで声をかけてもらいました。それで受かって、ラグビーがしたかったのでキヤノンに決めました。

宮本選手

――その先輩は誰ですか?

下村(健)さんです。僕が高校の時に教育実習で来て、その時から知っているんですよ。それでセレクションの話をして頂いて、キヤノンに入ったんです。

――今では一緒のチームになって、ご飯とか一緒に行ったりするんですか?

そうですね。

――会社でもよく会ったりするんですか?

いや、住んでるところも所属する部署も違うんで、会社ではあまり会わないですね。僕は本社の安全衛生部で働いています。

――キヤノンに入った時は新生ラグビー部ができたばかりの時だと思いますが、チームの雰囲気はどうでした?

移籍してきた選手や新人が十何人もいたり、もともとキヤノンにいた人もいて、チームとして1つになっていないという感じはありました。

――今のチームの雰囲気はどうですか?

僕が入った時と比べると、チームとしてまとまってきたという感じはありますね。

――まとめ役は?

僕はまだ1年目というのがあるので、まとめ役は先輩方に任せて付いていくという感じですね。

――練習ではスクラム練習が多いんですか?

スクラムに関して言うと、それだけを練習するのではなくて、組んで次のプレーをして、すぐまたスクラムを組むというような、試合を想定した練習をしています。試合の後半に押せるのは、その練習のおかげだと思います。

――先ほどラグビーの面白さは勝つことと言っていましたが、それは今でも変わらないですか?

そうですね。試合に勝った時の面白さと、負けた時の悔しさがあって、また次も頑張ろうという気持ちになりますね。中学、高校とラグビーが強い学校にいて、勝つのが普通だったんですけど、僕らの代で負けているんですよ。中学3年の時も高校3年の時も。その悔しさが今でもありますね。

宮本選手

――ラグビーをあまり見たことがない方に、ラグビーの魅力を教えてください

コンタクトプレーが多くて激しいスポーツなので、見ていてハラハラしたり感動したりするところが面白いと思います。

――試合を見にきたファンの方に、自分のどんなプレーを見て欲しいですか?

ボールに絡むプレーですね。ボールをもらうのが好きなので、そういう所をぜひ見てもらいたいですね。

――チームの目標と個人の目標を教えてください

チームの目標としては、トップリーグに昇格することですね。個人としては1年目ですけど、スタメンで出続けることですね。

――では最後にキヤノンR.F.Cファンの皆さんに一言お願いします

トップリーグに昇格するために頑張っていますので、応援よろしくお願い致します。