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選手インタビュー

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選手インタビュー vol.12 バイスキャプテン・瓜生 靖治2010年4月22日

キヤノン ラグビー フットボール クラブ 選手インタビュー
vol.12 瓜生 靖治(うりゅう やすはる)『どれだけラグビーに対する情熱を見せられるか』


今年は、バイスキャプテンになる、ならないに関係なく、勝負の年だから確実に結果を残したいという気持ちがあったので、バイスキャプテンという役を頂いた時は凄く嬉しかったですね。昨年も若手にはいろいろと言ってはいたのですが、そういう役をもらったことで、自分の言葉に責任を持たなければいけないですし、逆に若手に伝わりやすくなるのかなという思いがあります。自分のやる気と一致したという感じですね。

僕が選手個人個人に求めたいのは、選手としての責任感というか、グラウンドの中、会社の中、日常生活の中で、どれだけラグビーに対する情熱を見せられるかという部分です。選手の中での責任感というものが、僕は凄く大事だと思っていて、昨年1点差や2点差で勝てなかった試合に、少なからずリンクしているのではないかと思っています。キヤノンはチームメイトの仲が凄く良くて雰囲気も良いのですが、それだけでは勝てない何かというのは絶対にあると思っています。その要素に選手個人個人の責任感があると思っています。

僕は様々なチームを経験してきましたが、その責任という部分で、トップチームが必ずしも出来ているというわけではないんですよ。社員としての仕事に対する責任、ラグビーに対する責任を両立した選手が大勢いて、ちゃんと出来ているかどうか、出来ているチームと出来ていないチームを実際に肌で感じることが出来ました。そういう経験が活かせるのではないかと思っています。

昨年も声を人一倍出していましたが、そういう部分はベテランの責任でもあると思っています。特にバックスに対してというのが多いですが、そこはポジションに関係なく、みんなに言っていきたい部分ですね。

瓜生選手
瓜生選手
瓜生選手

今年はキャプテンが宍戸(要介)に変わりましたが、僕はあいつの成長がチームの成長だと思っているので、そういう意味では何も考えずにプレーでチームを引っ張っていって欲しいと思います。そういう姿を見て他の選手も、「キャプテンがやっているんだから僕らもやらなきゃ」という気持ちになってくれることが一番良いことだと思います。そのために、他の雑音は僕と米元さん(勇一郎)で受け止めて、彼が思っている通りにチームを動かして欲しいと思っています。他の選手に対する目配りが非常に重要になってきますが、出来るかどうかというよりも、やらなきゃいけないと思っています。