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キヤノン イーグルスのスタッフや選手がコーチとなり、子供たちにタグラグビーを教えるキヤノンの新しい社会貢献プログラム、第5回目は7月6日(火)に東京都大田区立松仙小学校で、キヤノン イーグルスの永友ヘッドコーチ、林主務、池澤副務の3名がコーチとなり、6年4組の児童34名を対象に、1時限、2時限で行われました。
まだ梅雨空の続く中、小雨もようの今日のタグラグビー教室は体育館で始まりました。少し薄暗い体育館の中も、みんなの「おはようございます!」の大きな声で、一気に明るくなりました。
6年4組のみんなにとっては初めてのタグラグビー。ちょっと落ち着かない様子で永友ヘッドコーチと2つの約束をした後、準備体操ではみんなが自主的に走り出し、体育館の中をグルグルと駆け回りました。6年4組、全員元気いっぱいです。
2時限目は、試合形式の練習のために校庭へ移動。永友ヘッドコーチと林主務の指導にみんな見事に反応し、メキメキと腕を上げました。試合の合間にも自主的にパス練習をしたり、池澤副務の指導を受けたり、積極的にタグラグビーに取り組んでいました。「ぶつからないから大人とやっても大丈夫」「もっとうまくなれると思う!」と自信満々の声は女の子たち。タグラグビーを本当に気に入ってくれたようです。
杉本校長先生によると、「教育活動にゲストティーチャーをお招きすることがあります。今回のように外から来ていただく他に、本校では6年生を対象にいろいろな職業のお父さん方に仕事や趣味などを通した特別授業『おやじ先生』を年に2回設けていただいています。キャリア教育という側面も含めて大変有意義な授業です。今回のタグラグビーも次年度より完全実施の指導要領にのっとった内容で大変参考になりました。」とのこと。子供たちの喜ぶ顔が目に浮かびます。
吾郷(あごう)先生は6年4組の担任で体育がご専門。子供たちとのコミュニケーションは抜群です。「子供たちがあそこまで反応出来るとは思いませんでした。ボールを持った子の後ろでパスをもらえるようにしゃべる(声を出す)ことが課題だったのですが、みんな良くできたと思います。因みに今日を一番楽しみにしていたのは僕です。」本当に明るくエネルギッシュな吾郷先生。こんないい先生に教えてもらえて、子供たちも幸せですね。
今シーズンのキヤノン イーグルス タグラグビー教室も、ラグビーシーズンの到来に備え、5回目の今日を持ってしばらくお休みです。いつも笑顔で指導した永友ヘッドコーチは「子供たちにタグラグビーを教えることで、キヤノン イーグルスのコーチングに役立つことがたくさんあり、本当に勉強になりました。とにかくスタートできて良かったです。」今日もサイン攻めだった永友ヘッドコーチはどの学校でも大人気でした。
「女子もオリンピックの7人制ラグビーが始まるよ。みんなもがんばりや!」女の子たちに囲まれた林主務が、みんなに素敵なエールを送りました。「素晴らしい機会を与えてもらいました。他の選手たちにも羨ましく思われています。これからも純粋で真面目に取り組んでくれる子供たちの期待に応えていきたいと思います。」
キヤノン イーグルスは、今後もこのような活動を通じてラグビーの素晴らしさを伝え、教育支援活動に協力していきます。
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杉本校長先生