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キヤノン イーグルス 公式サイト|スタッフレポート

練習レポート

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キヤノン イーグルスが、菅平で合宿を行いました。2010年7月26日

キヤノン イーグルスは、7月9日(金)~7月16日(金)、菅平にて合宿を行いました。

春のプレシーズンマッチのテーマだった「コミュニケーション」をさらに強化することを目指し、「チームビルディング」をキーワードに合宿に臨みました。


■7月9日~7月13日
「チームを一つに」に向けて厳しい練習で体をいじめ抜く

まずは、7月9日に全員で富士登山を行い、そのまま菅平の合宿に入りました。
今回の合宿ではチームを4つに分けそれぞれのチームごとに行動し、コミュニケーションを高めるためにメンバーは自ら積極的に発信していく体制にしました。
最初の4日間は走り込みなどで徹底的に体をいじめながら、少しずつチームとしてまとまっていけるようなメニューをこなしました。

■7月14日
工夫された練習で心を一つに

14日(水)は、同じ菅平で合宿をしているサントリーサンゴリアスと合同練習を行いました。
「ハイボールカップ争奪戦」と銘打ち、相撲、綱引きなど力技の競技とボールを使って工夫を凝らした4種目のゲームで競い合いました。
新しい練習に始めは少し戸惑っていたキヤノン イーグルスの選手たちも、相手との競い合いに大きな声を掛け合い、チームとして今までにはない連帯感を感じることができました。

■7月15日
胸を借りて自信をつける

15日はトップリーグで常に上位に君臨するサントリーサンゴリアスと実践的な合同練習を行いました。
フォワードはスクラム、ラインアウトのセットプレーを中心に、バックスはアタック&ディフェンスの4:3を徹底的に行いました。
永友ヘッドコーチは現役時代のように声を出してフォワードを導き、それに反応する選手も迷いなく行動しました。
約1時間半の練習でしたが、気持ちのこもった素晴らしい練習を行うことができました。
練習後のキヤノン イーグルスの選手からは、「きつかったですけど、なんとかやれました。」「みんな声も出て集中できたと思います。」と前向きなコメントが多く、トップチームに胸を借りて行った練習で得られたものはとても大きなものでした。キヤノン イーグルスは大きな財産を作れたようです。

■ラグビーは気持ちです

永友ヘッドコーチは練習直後に「ラグビーはやっぱり気持ちです」と納得の一言。
「気持ちが入らなければ、良いプレーなどできるわけがないことが再確認できました。キヤノン イーグルスは、富士登山から始まったこの合宿で、一つステップを上げることができました。胸を貸してくれたサントリーサンゴリアスに感謝です。有難うございました。」

■準備が大切

自身も登山の豊富な経験のあるキヤノン イーグルスの諸江部長。
「ラグビーも登山も共通点は準備が大切ということ。3月から選手たちはきつい練習を頑張って乗り越えて、ようやく走るという土台はできたと思う。でも私たちはまだ新参。一歩ずつ練習と経験を積んで、ここという時に一つになれるチームになりたいですね。」

■腹が減っては戦はできない

さて話は変わって、合宿の楽しみは何と言っても食事です。もっと大きくなりたい選手、また逆の選手、それぞれ事情がある中、練習中とは違った和やかな雰囲気でそれぞれに食事を楽しんでいました。
栄養管理を担当する天野さんは「誰にでも好き嫌いがありますが、自分に必要な栄養の摂取を習慣づけて欲しいです。各選手ともっと話をして、成果を出していきたいですね」と素敵な笑顔で話してくれました。

8月には北海道北見で2回目の合宿を行います。この合宿では強豪チームと3試合の練習試合を行い、9月からのリーグ戦への仕上げとなります。
チームビルドからゲームメイクのプロセスに進みます。いよいよキヤノン イーグルスがチームとして完成します。

これからもキヤノン イーグルスへの応援を宜しくお願い致します。

菅平合宿の様子
菅平合宿の様子
菅平合宿の様子 菅平合宿の様子 菅平合宿の様子 菅平合宿の様子 菅平合宿の様子 菅平合宿の様子