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キヤノン イーグルス 公式サイト|スタッフレポート

教育支援・普及活動

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夏休み!スポーツ教室inよみうりランド レポート2010年8月24日

8月22日(日)に開催された「夏休み!スポーツ教室inよみうりランド」にて、キヤノン イーグルスの永友洋司ヘッドコーチと、東京ヴェルディ1969の育成スーパーバイザーの都並敏史氏が講師となり、170名の子どもたちにスポーツ教室を行いました。


今回が初開催となる「夏休み!スポーツ教室inよみうりランド」はサッカーとラグビーの2競技を体験できるスポーツ教室で、都並氏、永友ヘッドコーチから直接サッカー、ラグビーの指導が受けられ、またスポーツ教室の最後には2人によるトークショーも行われました。ラグビー教室にはキヤノン イーグルスの瓜生靖治選手、立川大介選手、竹山浩史選手、東海林謙二選手、アルベルト・ヴァンデンデルグ選手、トマシ・ソンゲタ選手、カラム・ブルース選手、アリシ・トゥプアイレイ選手、ロマノ・レメキ選手がコーチとして参加し、子どもたちと一緒に3時間汗を流しました。

夏休み!スポーツ教室inよみうりランドの様子

■スポーツ教室スタート!

9時からスタートしたスポーツ教室。なんと170名の子どもたちが参加してくれました。 まず、サッカーからスタートするグループとラグビーからスタートするグループに分けて、それぞれの場所で教室がスタートしました。ラグビー教室では、永友ヘッドコーチによるタグラグビー、立川選手によるスクラム、アルベルト選手とトマシ選手、そして竹山選手によるラインアウト、アリシ選手、ロマノ選手によるタックル、瓜生選手、東海林選手、カラム選手によるキックと5か所で指導を行い、子どもたちはローテーションで各ポジションを体験しました。

夏休み!スポーツ教室inよみうりランドの様子

■タグラグビー教室

永友ヘッドコーチによるタグラグビー教室は、まずボールを使わずにタグを奪う側とタグを奪われないように逃げる側に分かれ鬼ごっこを行い、初めてでもタグラグビーが分かるように指導が行われました。鬼ごっこが終わった後は、実際にボールを使ったゲーム形式のタグラグビーを行いました。タグを奪われ悔しそうな表情を見せたり、上手にトライが取れて喜んだり、それぞれの表情が伺え、時には笑い声も出る和やかな雰囲気で行われました。

夏休み!スポーツ教室inよみうりランドの様子

■スクラム教室

立川選手によるスクラム教室では、選手たちが練習の際に使用するスクラムマシーンを押す体験ができました。まずは立川選手によるお手本が行われ、スクラムマシーンに当たった時に出る大きな音や迫力に子どもたちは興奮していました。お手本の後は実際に子どもたちが2人ペアになり、スクラムマシーンを押してみますが、重いスクラムマシーンはビクともしません。次は3人ペアになりスクラムマシーンを押すと、少しずつ後ろに動いていきました。3人で協力してスクラムマシーンを動かすことができ、子どもたちは大いに喜んでいました。

夏休み!スポーツ教室inよみうりランドの様子

■ラインアウト教室

アルベルト選手とトマシ選手によるラインアウト教室では、ラインアウトのリフトアップが体験できました。アルベルト選手とトマシ選手に持ち上げてもらって、あまりの高さに「うわ~」「怖ぇ~」という歓声を上げながら大喜び。またアルベルト選手の身長に子どもたちが興味津々で、いろいろな質問が飛び交っていました。

夏休み!スポーツ教室inよみうりランドの様子

■タックル教室

アリシ選手、ロマノ選手によるタックル教室では、まずアリシ選手のお手本を見て、その迫力に子どもたちが言葉を失う瞬間もありました。タックルを受けたロマノ選手が子どもたちからからかわれている場面もありましたが、教室が終わった後は子どもたちに囲まれて楽しい時間を過ごしていました。

夏休み!スポーツ教室inよみうりランドの様子

■キック教室

瓜生選手、東海林選手、カラム選手によるキック教室では、ボールケースを的にラグビーボールをキックする練習をしました。カラム選手が的を移動させてボールが入りやすくなるようサポートしてくれたので子どもたちは大盛上がり。そして次は、サッカーゴールにシュートをするプレースキックの練習では、選手がゴールキーパー役を行いましたが、選手が取れないような鋭いキックを見せる子どももいて、選手たちは感心しながらも楽しそうな笑顔で指導していました。

夏休み!スポーツ教室inよみうりランドの様子

■トークショー

サッカー教室、ラグビー教室のあとのトークショーでは、都波氏と永友ヘッドコーチから子どもたちに向けて、大きな目標を達成させるための秘訣や、また親御さんには教育についてなど、素晴らしいトークショーとなりました。

今回が初めての開催となった「夏休み!スポーツ教室inよみうりランド」でラグビー指導を行った永友洋司ヘッドコーチは「ラグビーとサッカーがコラボレーションしたスポーツ教室で、すごく重要なことだったと思います。東京ヴェルディさんとキヤノンイーグルスでは、日ごろから子どもたちを支援するという共通する部分があり、競技を超えて一緒に地域活動ができたことが非常に重要な意味合いがあったと思います。これからも是非続けていきたいですね。今後地域の人たちが楽しみにしてくれるイベントにしていきたいと欲しいと思います。」と語っていました。

また瓜生選手は「暑かったですけど、みんなすごく頑張っていたし、僕たちも楽しませてもらいました。僕の子供の頃にもこういうスポーツ教室があればよかったですね。」と今回のスポーツ教室の感想を言っていました。
立川選手は「子どもたちからエネルギーをもらいました。子どもたちのパワーに圧倒されましたよ。またこういう機会があれば絶対にやりたいですね。」
また竹山選手は「楽しかったです。今日はラインアウトを担当しましたが、こういうイベントを続けていって、いっぱいファンの方に来て欲しいですね。」と、表情は子どもたちと一緒にラグビーをした喜びでいっぱいでした。
今日、急遽参加することになった東海林選手は「子どもたちに楽しいと言ってもらえたので、僕らもやって本当に良かったと思いました。今日は暑い中だったのですが、子どもたちが本当に元気で、それに負けまいと僕も頑張りました。機会があれば、是非また参加したいです。」

子供たちと一緒に選手たちも楽しむことのできた素晴らしい一日でした。

キヤノン イーグルスは、今後もこのような活動を通じてラグビーの素晴らしさを伝え、教育支援活動に協力していきます。

夏休み!スポーツ教室inよみうりランドの様子