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キヤノン イーグルス 公式サイト|スタッフレポート

教育支援・普及活動

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タグラグビー教室第6回目、大田区立新宿小学校に行ってきました。2011年1月24日

1月14日(金)、キヤノン イーグルスのスタッフや選手がコーチとなり、子供たちにタグラグビーを教えるキヤノンの社会貢献プログラムの第6回目が、大田区立新宿(しんしゅく)小学校の4年2組の児童28名を対象に行われました。キヤノン イーグルスの池澤副務、そして今回はキヤノン イーグルスOBの丸尾(グローバル総務統括センター)と上西(人材開発センター)の3名がコーチを務めました。

■元気いっぱい、半袖の体操服で全員集合

寒い日が続く毎日ですが、快晴で風もなく、いつもよりはポカポカと少し暖かい陽気のこの日、4年2組の28名全員が半袖の体操服で元気に集合しました。

■初めて使う楕円のボールに興味津々

まず池澤副務からタグラグビーについて、パネルを使った分かりやすい解説を受け、早速準備体操を始めました。新宿小学校では既に体育のカリキュラムにタグラグビーを導入していますが、本物のタグラグビーボール(小さめのラグビーボール)を使うのは初めてです。楕円のボールに興味津々の子供たち、さあ、うまくできるでしょうか?

■天然芝のグランドでナイスプレーの連続

準備体操の後はタグの取り方、タグ取り鬼ごっこ、そしてパス練習では楕円のボールに始めは少し手間取っている子もいましたが、すぐに慣れて早速ゲーム形式の練習をしました。天然芝のグランド一杯にボールを持って走り回る様子やパス、キャッチはさすが経験者、ナイスプレーの連続でした。ダイビングしてタグを取ったり、休憩中も地べたに座って話したり寝転んだりできるのも、芝生のグランドだからこそですね。

■「専門の方に教えていただき、子供たちに夢を持ってもらいたい」

保健体育科専攻の田村校長先生は「本校は大田区で初めて校庭全面に天然芝を入れた学校です。それに相応しいスポーツとしてタグラグビーを昨年導入しましたが、教員の中で理解を広めること、そして子供たちに専門の方から指導を受け体験させることで、夢を持ってもらいたいという思いで今回お願いしました。体力強化を推進している中、転んでも痛くない芝生のグランドを活かせるタグラグビーはとても良いと思っています。子供たちも楽しんでいますよ。」

■「ちょっと難しいけど面白い」

ゲームの間の休憩時間もパス練習に余念のない子供たち。ゲームの感想を聞くと「ボールがどっちに転がるかわからないからちょっと難しかったけど面白い」「楽しかった。トライするのが面白い」「タグの取り方を教えてもらったら結構取れたし前より調子いい」「楽しいから少し痛くても関係ない」「1点差で負けて悔しい!」歓声を上げながらプレーに集中する子供たちの様子に、田村校長も眼を細めて見ていました。

■「みんな満足そうな顔をしていました。」

4年2組の担任で体育専攻の森先生は、「指導をしていただき、今までにない動きができた子もいて、みんな満足そうな顔をしていました。タグラグビーは運動量が多いので、子供たちの体力作りには本当に良いスポーツだと思います。誰でもトライできるチャンスがあるというのもいいですね。これからは低学年からタグ取りを初めて、中学年からゲームを行うように考えています。」と今日の授業に満足の様子でした。

■「僕たちコーチも楽しくできました。」

今回初めてメインで指導にあたった池澤副務は、「自分でやると面白いし、課題も見えました。今日のみんなは経験者ということで、それなりのレベルのことを教えたのですが、みんなやることを自分たちで話し合っていたのには感心しました。僕たちコーチも楽しくできたので、それが伝わってみんなも楽しんでくれたと思います。」

全員怪我なく、今日のタグラグビー教室も無事終了しました。授業の後も3人のコーチを囲んでワイワイガヤガヤ、みんなの明るい笑顔がとても印象的でした。

キヤノン イーグルスは、今後もこのような活動を通じてラグビーの素晴らしさを伝え、教育支援活動に協力していきます。

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タグラグビー教室第6回目の様子
タグラグビー教室第6回目の様子
タグラグビー教室第6回目の様子

池澤副務(左)と丸尾コーチ

タグラグビー教室第6回目の様子
タグラグビー教室第6回目の様子

田村校長先生

タグラグビー教室第6回目の様子
タグラグビー教室第6回目の様子

森先生

タグラグビー教室第6回目の様子

上西コーチ