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アリシ・トゥプアイレイ選手がラグビーW杯での戦いを終え帰国しました。2011年10月 5日

ラグビーワールドカップ ニュージーランド大会に日本代表として出場したアリシ・トゥプアイレイ選手が、戦いを終え帰国しました。コメントをご紹介します。

日本代表の戦績

開催日 対戦チーム スコア アリシ選手の出場
9/10(土) vs フランス ● 21 - 47 後半13分から出場。
9/16(金) vs ニュージーランド ● 7 - 83 後半6分から出場。
9/21(水) vs トンガ ● 18 - 31 フル出場。後半23分にトライ。
9/27(火) vs カナダ △ 23 - 23 スタメンで出場。前半13分に交代。

※3敗1分けで一次プール敗退

アリシ選手のコメント

アリシ選手

――ワールドカップの感想は?

ワールドカップでの結果については、非常に悔しく思っています。それは何より勝利することができなかったからです。チームの雰囲気が良かっただけに結果を出せなかったことにとても落ち込んでいます。
最後の二試合は勝てると思っていましたし、そのための準備もしていました。しかし細かいミスで勝利することができませんでした。
ほとんどの選手は次の機会が無い中での戦いだったので、この結果を受け止められないでいると思います。

――ワールドカップに参加することで得たものは?

大きな試合では1つのミスで勝負が決まってしまうことを実感しました。
日本のリーグでは3~4回のチャンスが来ますが、ワールドカップでは1回のチャンスしかありません。そのチャンスをものにできなければ勝利が得られないことを実感しました。
特別にプレッシャーは感じませんでしたが、相手のフィジカル面を甘く見ていたのかもしれません。
相手は相当な覚悟で来ることを想定してはいましたが、想像以上にフィジカルの強さを前面に押し出してきました。それに対処できませんでした。
特にトンガ戦では相手に2~3人でタックルをしなければ止められませんでした。そこで精度が落ちていまい、相手にボールを奪われる場面が何度もありました。
カナダ戦は絶対に決めなければいかないところでミスを犯してしまいました。
無理に回してノックオンをしてしまうという悪循環でした。もっと大切にゲームを進めていれば違った結果になったかもしれません。

――キヤノン イーグルスへの合流に向けて

カナダ戦での怪我の瞬間、すぐにキヤノンのチームのことが頭をよぎりました。チームに迷惑をかけてしまうのではないか...と。
幸いにひどい怪我ではなかったので、早く調整してチームに合流したいと思います。今は体の調子も良いので、早くプレーがしたいと思っています。

――キヤノン イーグルスでの目標は?

ワールドカップで感じたこと、学んだことをチームに伝えたいと思っています。そして、今年はチームの力もアップしてきているので、ぜひ昇格に向けてチャレンジしていきたいと思います。

アリシ・トゥプアイレイ