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キヤノン イーグルス 公式サイト|スタッフレポート

練習レポート

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サテライトリーグ第2戦、三菱重工相模原ダイナボアーズと戦いました。2011年10月31日

10月27日、キヤノン イーグルスはサテライトリーグ戦第2試合を、三菱重工相模原ダイナボアーズ(以下三菱重工)と三菱重工相模原グランドで行いました。


サテライトリーグ第2戦

松田光選手

サテライトリーグ第2戦

徳永翔伍選手

サテライトリーグ第2戦

吉田健選手

サテライトリーグ第2戦

神白拓選手

サテライトリーグ第2戦

小笠原大樹選手

サテライトリーグ第2戦

吉岡耕選手

Photo:Akiyoshi.M (Canon Eagles)

三菱重工は10月16日の公式戦で熱戦の末に引き分けた強豪。サテライトチームとしては、公式戦の決着をつけたいところ。両チームとも気合いの入ったアップを行い14:30に予定通りキックオフ。

前半は両チームともスピードのある攻撃で一進一退の展開。開始10分に先制したのは三菱重工。しかしキヤノンもフォワードを軸にしたテンポのいい攻撃と、三菱重工の厳しい攻撃を食い止める必死のディフェンスにより、12-19と7点のビハインドで折り返しました。後半も三菱重工が優勢を保ちつつ両チーム3トライずつを奪い合う拮抗した展開でしたが、前半の差を埋めるには至らず、29-38でノーサイドとなりました。

試合後、サテライトチームの頑張りを期待している永友 洋司ヘッドコーチは、渋い表情で「そうですね。まあ(長い間があって)一生懸命やっていることは間違いないのですが、ラグビーになっていないですね。チャレンジもしているし声も出ているけどラグビーになっていない。一本目(レギュラー)との差が大き過ぎます。下からのプレッシャーがチームとして大切な中、なぜ試合に出られないかをもっと感じて欲しい。最後に攻めて頑張ったのはポジティブに捉えられますが、でも負けていればどのチームもやること。なぜ最初から出せないか、ということです。僕の中では試合の結果ではなく練習がセレクションなので、練習でもっとチャレンジして欲しいですね。このままではサテライトメンバーで終わってしまいます。」今日の結果に歯がゆさが拭い切れない様子で、時々遠くを見ながら淡々と語っていました。

ベテランの一人としてチームを引っ張った小松元気選手は「前回のサテライトで復帰し2試合目で、ようやくフィットして走れる自信が戻ってきました。今日はAチームのリベンジの気持ちで試合に臨みましたが、後半疲れてコミュニケーションが十分できず、負けてしまいました。Bチームのレベルを上げて、チーム内の競争がもっと激しくなるように頑張っていきたいですね。」

試合開始直後に、持ち前の思い切りのいい走りでロングゲインした児玉丈選手。試合中は最後まで大きな声でチームを鼓舞していましたが、「最初からもっと走って細かいサポートをしないとだめですね。下でやっていても意味が無いので、これからも頑張ります。」とやや歯切れの悪いコメント。口数が少ないのは元々なのか、試合の結果からか......。
また、今シーズン加入した阪元弘幸選手は、「ライバルが多いので、もっと自分自身をアピールしていきたいと思っています。ラインを押し上げヒットしてディフェンスの裏に出るのがアピールポイントなのですが、もうひとつできていないですね。今回(10月16日三菱重工戦)ドローだったので、チームの雰囲気を上げられるように、元気良くやっていこうと思っています。」

さて、普段試合に出場する機会が少ない選手のプレーが見られるのも、サテライトリーグの楽しみのひとつです。レギュラー獲得の機会をものにするか、はたまた次回に持ち越しになるか、選手たちの胸の内もただならぬものがあります。
今日の試合では、第1戦の金子大介選手、岩井陸雄選手に続き、吉岡耕選手がデビューを飾りました。長いリハビリ期間からようやく脱出した吉岡選手。新人らしからぬ落ち着いたプレーで、積極的にボールに絡んでいました。今後の活躍が大いに期待されます。

サテライトリーグ第3戦は、12月12日(月)NECグリーンロケッツをキヤノン スポーツパークに招いての対戦を予定しています。
サテライトリーグ 対戦スケジュール