新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

2012年がスタートし、トップチャレンジまで残された時間は僅かとなってきました。トップイーストリーグ最終戦からトップチャレンジまで7週間ありましたが、チームとして新しい事や特別な事は行っていません。どのようにしてベストな状態で試合に臨めるかが勝敗を分けるポイントになると思います。今まで以上のコンディショニング管理を行っており、選手たちの状態は充実しています。また、リーグ戦で負傷した選手も戻ってきました。

トップチャレンジという、トップイーストとは違うレベルの戦いにおいては、チーム力が鍵になってくると思います。選手たちは、練習の合間や練習後のミーティングで、自然と肩を組んで輪を作るようになりました。全員が一つになる事により、One Teamを意識し、一致団結して闘いに臨む雰囲気が完成してきている証だと思います。

昨年と同様、トップリーグまであと少しのところまで来ましたが、昨年よりも前に進むこと、昇格という結果を出すことこそが、最も困難であり、そして価値のあることだと思います。この厳しい状況の中で結果を出すことが、キヤノンの新しい歴史を作り、チームカルチャーを築いていくのだと思います。トップリーグの常勝チームは、さらに高いレベルの中で結果を出し続け、歴史を積み重ねていると思います。キヤノンがその高みに至るためには、次のステージに進まなくてはなりません。必ずや皆さんと共にトップリーグ昇格を成し遂げる覚悟です。

支えて頂いているファン・関係者の皆様への感謝の気持ちを胸に頑張りますので、今まで以上の応援をよろしくお願い致します。

キヤノン イーグルス ヘッドコーチ
永友洋司