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キヤノン イーグルス 公式サイト|スタッフレポート

お知らせ

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2011-2012シーズン、引退・退団選手のお知らせ2012年3月19日

今シーズンで、キヤノンイーグルスを引退・退団することになった選手をお知らせします。応援ありがとうございました。

ポジション 名前
PR 宮本 安正
松田 光
HO 宮本 陽平
吉田 惇哉
LO 真羽 闘力
小松 元気
シタレキ・ティマニ
SH 向山 裕人
SO 今村 友基
CTB 瓜生 靖治
アリシ・トゥプアイレイ
WTB 東海林 謙二

3月13日(火)に、キヤノン本社で行われた社内報告会において挨拶した選手のコメントは以下の通りです。

宮本選手 宮本 安正選手
私は、キヤノンイーグルスに移籍してきて3年間プレーさせて頂きました。会社の皆さん、スタッフの皆さん、チームの皆には本当に感謝しています。
あと数年後に国立競技場でキヤノンイーグルスとパナソニックワイルドナイツが決勝を戦う事を楽しみにして、応援していきたいと思います。
このキヤノンイーグルスで現役を終えることができた事を嬉しく思います。
これからもキヤノン社員として頑張りますので、宜しくお願いいたします。

吉田選手 吉田 惇哉選手
キヤノンに入社してから3年間、私がこれまでラグビーを続けてこられたのは、選手、スタッフ、会社の関係者のみなさんの支援のおかげだと思っています。
私は現役から退きますが、引き続きキヤノンイーグルスの活躍を祈って、社員の方々やファンの方々と一緒に応援していきたいと思います。
本日はありがとうございました。

松田選手 松田 光選手
3年間キヤノンイーグルスでプレーさせて頂きました。
今まで一緒に頑張ってきたイーグルスの選手・スタッフの皆さん、ラグビー活動を応援して下さった会社の皆さん、今まで支えて頂きありがとうございました。
これからは、一人のファンとして、来シーズントップリーグで戦っていくみんなを応援していきたと思います。トップリーグで強豪チーム倒す、強いイーグルスになってください。
今まで本当にありがとうございました。

宮本選手 宮本 陽平選手
永友ヘッドコーチをはじめスタッフの方々、今まで本当にありがとうございました。キヤノンでラグビーを始めて3年が経ちましたが、キヤノンイーグルスでラグビーをやってこられた事に本当に感謝しており、そして誇りを持っています。これだけ厳しいラグビーをやりぬく事が出来たのは、ここにいるチームの皆さんがいたからこそだと思っています。
引退し、これからはキヤノンイーグルスを応援する立場になります。これからも頑張ってください。

真羽選手 真羽 闘力選手
今日はお忙しいなかキヤノンイーグルスのために集まっていただき、そしてキヤノンイーグルスから去る僕たちのために、このような時間を与えていただき、本当にありがとうございます。
本当にたくさんの人たちにお世話になったこと、この場を借りてお礼を言いたいと思います。大東文化大学を卒業し、リコーを経てワールドに移籍しました。ワールドが廃部になった時にはケガを抱えており、なかなかチームを見つけることができず、ほぼ引退という形でラグビーから離れました。
その後、違うスポーツを経験しましたが、テレビでラグビーの試合を見る度に、まだやりたいという気持ちが心の中で強くなっていきました。
そんな時に、キヤノンが僕を拾ってくれてラグビーをやるチャンスをくれました。その事に対し、本当に心から感謝しています。しかし、最後までみなさんの気持ちにこたえる事ができず、力になれず、みなさんに申し訳ない気持ちでいっぱいです。この悔しい想いを胸にしまって、次のステージで頑張っていきたいと思います。
イーグルスの皆さん、いよいよトップリーグで戦うことになります。大変なシーズンになると思います。しかし皆さんは充分な力を持っています。頑張ってください。
長い間大変お世話になりました。ありがとうございました。

向山選手 向山 裕人選手
今日はこのような場を設けてくださり、スタッフ、関係者の皆さま本当にありがとうございます。色々思うところがあり、悔しい気持ちも寂しい気持ちもありますが、今、この場所で一番伝えたい気持ちは感謝の気持ちだと思いました。高校からラグビーを始めてから、親、仲間、色んな人たちに支えられてここまでラグビーを続けられました。キヤノンに入ってからは5年経つのですが、本当に、職場の人たちに理解して頂き、ラグビーに打ち込める環境を作ってくださり、気持ちよくラグビーをする事が出来ました。5年の中で、関東社会人1部からトップイーストにあがり、トップイーストからトップリーグにあがるという経験が出来た事は、大きな財産になると思います。その中でたくさんの仲間に出会い、みんなで一つの目標に向かって頑張れた事は、本当に僕の中で宝物です。これからですが、一社員となるわけですが、先程、HCの洋司さんが言ってたように、ラグビー部員はこれからトップリーガーとしての覚悟を持って臨むと言っていましたが、僕はその夢は果たせなかったのですが、今度は社員として、元ラグビー部員として、仕事に向けてしっかりとした覚悟を持って臨んでいきたいと思っています。
最後になりますが、ラグビー部としての務めはこれで終わりますので、その立場から一言だけ伝えさせてください。この5年間やってきて、キヤノンイーグルスは本当にラグビーに熱い、そして人間としても素晴らしい人たちの集まりだと思います。今シーズンも、トップリーグにあがるために厳しい練習、厳しい試合を行ってきました。これから、来シーズンは更に厳しい戦いが待ち受けていて、今以上のサポート、声援が必要だと思います。僕もファンの一員となって皆さんと一生懸命応援したいと思いますので、今以上のサポートと応援をキヤノンイーグルスにお願いします。

東海林選手 東海林 謙二選手
このような会を催して頂いた関係者の方々、そしてお忙しい中、時間を割いて参加くださった職場の方々、本当にありがとうございます。
私は、3年間永友ヘッドコーチの下でラグビーをやらせていただきました。素晴らしい体験だったと、今改めて思います。
これから、まずは仕事と家庭を第一に考えていきます。またラグビーをしたいと思ったら、家庭の負担にならないよう週1回くらいのペースで、どこかでラグビーができたらいいなと思っています。
これからはいちファンとしてイーグルスがトップリーグでトップ4になるまで、そしてトップリーグで優勝できるまで、全力を尽くしてサポートしたいと思っています。選手の皆さん、ぜひトップリーグで優勝できるよう日々の練習を頑張ってください。
本日はどうもありがとうございました。

今村選手 今村 友基選手
本日は、このような素晴らしい会を催して頂いて本当にありがとうございます。私はキヤノンで3年間お世話になりました。以前は、神戸製鋼でラグビーをやっていましたが、ちょうど3年前に神戸製鋼を退団する事となり、その時に、本当にどうしようか困っていた時に声を掛けて頂いたのが、佐藤GMと永友ヘッドコーチです。あの時に、キヤノンでラグビーをやらせて頂けるチャンスを貰えた事が、本当に、涙が出るほど嬉しかったです。その恩返しと言う意味で、3年間精一杯、ラグビーに打ち込める環境の下、自分が出来る事を、ただひたすら、ひたむきにやってきたつもりです。ただ、結果、試合に出るチャンスはあまりありませんでした。それでも、若いチームに、僕が今まで培ってきた経験と言うものを少しでも植えつけられたら良いなと思いながらやっていました。
来シーズン、トップリーグにチャレンジする選手に、一つだけ伝えたいと思います。僕が神戸に入社して3年目くらいの時、当時の監督をされていた増保さんに言われた言葉があります。もちろん、「ゲームに出て試合に勝利する事も大事だが、それ以上に、グラウンドで一緒に戦っている仲間の信頼を裏切るような事を絶対にするな」と言われました。その言葉は今でも心に残っています。やはり、ラグビーはグラウンドに入ってしまうと、監督やコーチの指示はなかなか届かないもので、グラウンドで戦っている15人、グラウンドでいつも一緒にプレーしているチームメイト、その信頼関係が無ければ絶対にラグビーで勝つ事は出来ません。この3年間でキヤノンは本当に強くなったと思います。だけど、トップリーグで勝つにはまだまだ力が足りないと思います。来季から挑戦する選手には、是非、仲間の信頼を得るようなプレーと気持ちというものを心がけて、毎日の練習に取り組んで欲しいと思います。 これで挨拶とさせていただきます。

瓜生選手 瓜生 靖治選手
本日はこのような素晴らしい会、そしてこのような時間を設けて頂き、誠にありがとうございます。私も真羽さんと同じように色々なチームを経験し、3年前にキヤノンラグビー部で一緒に戦う機会を持たせていただきました。社会人最初のチームであるサントリーで、永友ヘッドコーチとずっと戦ってきた選手です。このキヤノンに来て、もう一度永友さんと共に戦える事が本当に嬉しく、絶対に永友さんを日本一の監督にしようと、そういう意気込みでキヤノンに入りました。トップリーグに昇格する事は出来ましたが、永友さんを日本一の監督として胴上げする夢は叶える事が出来ず、選手としての道を去ってしまうのですが、その夢は、これから残る選手達に託したいと思います。そして、それを託せるだけの選手がここに絶対いると信じて去れると言う事、私自身も現役選手として完全燃焼して去れると言う事を、自信を持って、この場で言えます。今までここで3年間支えてくれた選手、スタッフの方々、本当にありがとうございました。
僕も、最後に一つだけ皆さんに伝えたい事があります。ラグビーは、本当に、心のスポーツだと思っています。強い気持ちの者が勝つし、強い気持ちを持たない者はタックルにもいけないし、前にも進めません。ただ、そのような激しいスポーツだからこそ、このように一緒に戦った仲間は、生涯仲間だと、同じ釜の飯を食った仲間だと思っています。今シーズン、色んな辛い事がありましたが、こういう経験はラグビーをやめたこれからも必ず僕の糧になり、こう言う辛い経験があったからこそ、この先のつらい人生が頑張れるのだと、僕は思っています。ですので、皆さんもそう言う気持ちを持てるくらい、これからのラグビー人生、簡単には勝てないトップリーグで、その困難を皆で乗り越えて、それを自分の将来の糧に出来るような、そう言うシーズンにこれからしていって下さい。
3年間、本当にお世話になりました。僕はキヤノンで選手生活の最後を締めくくれて本当に幸せです。どうもありがとうございました。