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キヤノン イーグルス 公式サイト|スタッフレポート

練習レポート

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「第53回YC&AC JAPAN SEVENS」に出場しました。2012年4月12日

試合の様子 児玉選手

児玉選手

高橋選手

高橋選手

大居選手

大居選手

試合の様子

Photo:Ossy(Canon Inc.)

2012年4月8日(日)、(財)日本ラグビーフットボール協会主催 第53回 YC&AC JAPAN SEVENSが、横浜YC&ACグラウンドで開催されました。社会人チーム・大学チーム・クラブチーム・神奈川県推薦チームの各ジャンルより、トップリーグほか全国大会上位チームなど全16チームが出場するこの大会に、キヤノン イーグルスが初参加。春爛漫の素晴らしい晴天のこの日、歴史あるセブンスの大会を楽しみに集まったファンがグランドサイドを一杯にする中で、激しい戦いが繰り広げられました。

キヤノン イーグルスからは、永友 洋司監督のもと、出場選手は以下の12名。昨年試合出場の機会が少なかった若手選手、中でもフィットネスが高く、スピードのある選手が選抜されました。
児玉 丈選手(キャプテン)、小笠原 大樹選手、吉岡 耕選手、清水 直志選手、甲斐 洋充選手、吉田 健選手、田原 圭祐選手、徳永 翔伍選手、岩井 陸雄選手、谷崎 潤平選手、高橋 和幸選手、大居 広樹選手

1回戦の相手は中央大学。開始2分、徳永選手の先制トライを皮切りに4トライを奪ったキヤノンが26-7と前半で大きくリード。後半はディフェンスがやや甘くなり2トライを献上するも、結局38-24で攻め勝ち、2回戦に駒を進めました。

2回戦の相手は筑波大学。レギュラークラスを揃えた筑波大学の速い攻撃に、ディフェンスが機能しないキヤノンは反撃の糸口を見出せないままノーサイド。残念ながら0-24で2回戦敗退となりました。

期待外れの結果に、試合後の永友監督は渋い表情で「昨年試合にあまり出られなかった若いメンバーが、このような機会でアピールして、どこまでAチームに食い込めるかを見たかったのですが、残念な結果でした。試合に取り組む姿勢、挑む姿勢が欠けていたと思います。トップリーグで戦うにはチーム全体のレベルアップが必要ですが、そのためには今日のメンバーのレベルアップが必要不可欠です。今日の結果をきっかけに気持ちを切り替えて欲しいですね。」

試合前、いつも通り気合い十分だった児玉キャプテンも、「7人制なのでワークレートを高め、シーズンに繋げられるような試合をしたかったのですが、気持ちが空回りして、キヤノンのパッションを見せられないまま負けてしまいました。これからは我々若手全員がもっとチームを鼓舞できるようにしていきたいと思います。」と、終始うつむき加減に話してくれました。

また、チームでも1・2を争う俊足の高橋選手は、「苦しい時に声を掛けられれば、もっと攻めたり守ったりできた場面が多々ありました。敗因はコミュニケーション不足が大きいと思います。きつくなったところでどれだけ頑張れるか、声を出せるか、各人の意識が不十分でした。今日の結果で自分たちのレベルが改めてわかったので、上との違いを認識して底上げを図り、若手からチームを盛り上げたいと思います。前から分かっていることなのですが、今日の反省を重くとらえて頑張ります。下を見ている暇はありません。」

また昨年入部し、公式戦でも活躍した大居選手は、「後ろに下がってどうにもならなくなり、無理に前に突っ込むとサポートがいないという、自分たちで苦しいパターンにしてしまいました。早く昨年を超える体を作るようにしていきます。」

トップリーグチームとして新たなシーズンを迎えたキヤノン イーグルス。かなり苦い薬となった今日の結果でしたが、これをきっかけに更なる成長が期待されます。