5月1日（火）、キヤノン イーグルスの選手、スタッフ全員がキヤノン スポーツパークに集合、今シーズンの本格的なスタートを切りました。

13時に始まった全体ミーティングでは、まず佐藤ＧＭより新体制の説明があり、その後、永友監督始めマネジメントスタッフからのスピーチがありました。ミーティングルームに集まった選手たちからは、トップリーグに挑戦する意気込みと緊張が感じられ、非常に引き締まった雰囲気の中での全体ミーティングでした。

永友洋司監督

今日から全員でスタートします。いいスタートを切って行きましょう。今年からアンディ・フレンドがヘッドコーチとなります。アンディがグランドでの責任者となり、僕がラグビーに関する会社とグランドの全責任を取る形になります。聞きたいことなどあれば、遠慮なく質問して、自分から積極的に取り組んで欲しいと思います。今年のスピリットはこれまでと同じRespect・Discipline・Passionです。自分、仲間、相手をリスペクトし、規律を守り、周りに迷惑を掛けない、そして何事にも情熱を持って取り組んで欲しい、ということです。
今年からトップリーグでプレーします。覚悟と勇気を持って臨みましょう。自分の目、人からの目、それらが今まで以上に厳しくなります。だからこそ、3つのスピリットを普段の生活から身につけて、プライドを持ち、胸を張って過ごして欲しいと思います。これはラグビーが終わった後も、会社や社会で必ず役に立つことなのでしっかりやって下さい。
そして今シーズンのキヤノンのモットー（指針）は「LEVEL UP」。個人、チーム、スタッフ全員がすべての領域でレベルアップを図ります。
今年はキヤノンにとって特別な年、元年です。既に練習を開始している選手達は、4月1日からいいスタートを切っています。常日頃から試合をイメージした準備をして、いい練習をして欲しい。そして施設を出るまでラグビーに集中して、1日1日頑張っていきましょう。

アンディ・フレンド ヘッドコーチ

まず、キヤノンのヘッドコーチになったことを非常に光栄に思っています。一方で非常に大きな責任があると感じています。昨年キヤノンは、大きな成功を収めました。しかし、トップリーグに挑戦するためには、去年得たことを全てレベルアップさせなければなりません。つまり新しい高いハードルを越えていかなければならないということです。その為にスタッフは誠心誠意頑張ります。そして選手には大いにチャレンジしてもらい、自分たちが自覚していない次のレベルまで引き上げたいと思っています。ベストを尽くして欲しい。そしてその結果、素晴らしい選手になってもらえれば、自分としてもハッピーです。ベストが自覚できていない人には、そのレベルへ行くようにプッシュしていきます。そして全員で次のレベルへ上がっていきましょう。
これから始まる非常にエキサイティングな「挑戦」という旅を、一緒に楽しみましょう。

その後、野口一彦部長、バックスコーチに就任した今村友基コーチ、スカウト担当になった瓜生靖治、そして新入選手が一人ずつ紹介され、全員に挨拶をしました。

全体ミーティング終了後、各パートに分かれてのミーティングを終えた選手たちは、気持ちも新たにグランドへ向い、早速トレーニングを開始しました。厳しい練習メニューに、選手の表情がゆがむ場面もありましたが、新しい「挑戦」に向かって気持ちを一つに、新しいキヤノン イーグルスが動き始めました。

今シーズンも熱い応援を、宜しくお願い致します。