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キヤノン イーグルス 公式サイト|スタッフレポート

練習レポート

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メディアトレーニングを受講しました。2012年6月 4日

メディアトレーニングの様子
メディアトレーニングの様子
メディアトレーニングの様子
メディアトレーニングの様子

5月26日、キヤノン イーグルスの選手及びスタッフが、メディアトレーニングを受講しました。

メディアトレーニングとは、インタビューや記者会見など、メディアに対応するスキルを習得するためのトレーニングプログラムのことです。今後、メディア(テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、Webなど)との接点が増えていくと思われるキヤノン イーグルスの選手やスタッフが、インタビューを受ける際の対応、コメントの内容、また危機管理などについて高い意識を持ち、スキルを身に付けることが重要であることから、片上 千恵先生をキヤノン スポーツパークにお迎えし、全6回の講習のうち、第1回目がこの日13時より始まりました。

ファン、会社、協会などに支えられ活動ができるチームにとって、メディアへの対応や発信力が重要である旨の説明があった後、インタビューの受け方について、姿勢、発声など5つの具体的なポイントを、各選手の実演を交えながらの解説。また具体的な有名選手の例など、アスリートを意識したわかりやすくダイナミックな説明に、選手たちは集中して受講していました。

その後、実際のインタビューを想定し、5つのポイントを意識して自己紹介をするロールプレイングを行いました。小村コーチから岩井選手、マーフィ・レイルア選手の2名が指名され、やや緊張の面持ちでカメラに向かっての自己紹介。二人とも注意点はあったものの、片上先生の指示を受け、すぐにその成果を発揮していました。

切れ味の鋭い話し方とテンポの良い展開に、1時間半の講習はあっという間に終了。講習後片上先生は、「今の社会では、アスリートの発する言葉の影響力が非常に大きくなっています。それを世の中がもっとリスペクトして、アスリート全体の価値を上げる為にも、ふさわしいコメントができるようにお手伝いをしていきたいと思っています。でもアスリートの本分は試合に勝つことなので、この点にモチベーションを持ってもらうには、どうしても時間が掛かります。実際のインタビューの場で、今回学んだことを意識できるようになるための6回だと思っていただきたいですね。実際にインタビューで実践してくれた様子を見たときはもちろん、その発言が社会的に影響を持った時には、本当に大きな喜びを感じます。」と話していただきました。今後も引き続きよろしくお願いいたします。

片上 千恵(かたかみ・ちえ)先生プロフィール

片上先生

1967年生まれ。筑波大大学院修士課程修了。
NHK松山放送局などを経て、現在スポーツを中心としたPRコミュニケーションに関するコンサルティングを行っている。
4月から、びわこ成蹊スポーツ大学講師。