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キヤノン イーグルス 公式サイト|スタッフレポート

選手インタビュー

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Monthly Players 6月号2012年6月14日

今回は、6月生まれのカラム・ブルース選手、徳永 翔伍選手の2名にインタビューを行いました。


カラム・ブルース選手

早くトップコンディションに戻して、チームをリードしていきたい

カラム・ブルース選手

――日本に来て2年になろうとしています。この間にいろいろな変化があったと思いますが

チームとしての文化が生まれ、そしてその文化が変わってきました。ラグビーのスタンダードが向上したのはもちろんですが、グラウンドの上、またグラウンド外の活動において、選手としての自覚(プロフェッショナリズム)が上がったと思います。もちろんスタッフ、選手が変わり、施設もこんなに素晴らしいものに変わりました。

――個人的にはどんな2年間でしたか?

あっと言う間の2年間でした。ラグビーに関しては、1年目は非常に良いプレーができましたし、インサイドセンターをプレーすることも嬉しく思っていました。チームも成長した1年だったと思います。2年目の昨年は、調子も良くて本当にシーズンを楽しみにしていたのですが、7月の練習試合で怪我をしてしまい、チームとしては素晴らしいシーズンでしたが、自分としては残念なシーズンになってしまいました。

――日本での生活はどうですか?

日本の文化を学びながら、日本語の勉強もしています。実は4月に結婚したのですが、彼女も日本語を勉強しています。日本語を話せるようになれば友達も増えるし、買い物など生活の幅も広がります。そんな日本の生活を二人とも楽しんでいます。

カラム・ブルース選手

――今シーズンはトップリーグで戦うわけですが、どのように考えていますか?

チームはレベルアップを図るために努力を続けていますが、全員がレベルアップすることが重要です。自分も精一杯の努力を続けて選手をサポートして、シーズンを通してレベルアップを図っていきたいですね。素晴らしい環境を与えてもらっているので、それを当り前だと思わず、自分たちが恵まれていることに感謝し、幸運であることを忘れてはいけないと思っています。

――新シーズンを迎え今の心境は?

新しいスタッフの元、トップリーグの質の高いチームとプレーできる事を楽しみにしています。怪我で長い期間ラグビーを離れたのは初めてで、過去に2ゲームだけ試合に出なかった事がありましたが、1シーズンを棒に振ったのは初めてです。だから余計にシーズンが楽しみです。

――では最後にファンの皆さんへ

今シーズンもキヤノンでラグビーができること、そしてトップリーグでプレーできる事を嬉しく思っています。トップリーグは非常に厳しいチャレンジングなラグビーをしなければなりません。自分も早くトップコンディションに戻して、チームをリードできるように頑張ります。今シーズンも応援してください。

徳永 翔伍選手

常にチャレンジして、印象に残る試合をしていきたい

徳永 翔伍選手

――4シーズン目を迎えましたが、今、どんな意気込みで練習に取り組んでいますか?

練習のポイントになることを自分の中で良く考えるようにしています。練習でできないことが試合でできないのは当たり前のことですが、トップリーグではそれがもっと明らかになると思いますので、しっかり取り組んでいきたいと思っています。

――厳しい練習が続いているようですが

そうですね。特に厳しくなっているのは、チームのモットーの一つ「discipline」の部分です。始めは違和感がありましたが、だいぶ慣れてきました。オープン戦でも練習でやってきたことを意識していきたいと思っています。

――スタッフも強化され、ラグビーに取り組む環境は更に良くなったと思いますが

素晴らしい環境でやらせてもらっています。昨年、キヤノン スポーツパークを初めて見た時の感動、そしてこれまで退部していった選手たちの分も頑張る、ということを忘れずにやっていきます。

徳永 翔伍選手

――昨シーズンも応援をたくさんもらいましたね

本当に応援が力になったと思います。私は矢向事業所の総務課に勤務していますが、職場の皆さんがラグビー部のことを良く理解して下さっていて、試合会場にも何度も来て頂いています。試合に出場してスタンドから名前を呼んで頂いた時は、嬉しかったですね。今年は1試合でも多く出場して、同じ課の坂下(拓也)と一緒にプレーしているところを、職場の皆さんに見て頂きたいと思っています。

――自分の持ち味はどんなプレーですか?

縦に走るランニングプレーです。でもそれだけでは不十分なので、状況判断やパスの正確性を加えていくことをテーマにしています。そのためにはプレーヤー間のコミュニケーションを意識して、情報を共有することが大切です。ブルーシー(カラム・ブルース)や守屋さん、三友など、見本になる選手が近くにいるので、良いところをどんどん盗んでいこうと思っています。もう4年目で若手ではないので、自分から意識を変えないとだめですね。春の練習試合では漠然とプレーするのではなく、テーマを持って試合に臨みたいと思っています。常にチャレンジして印象に残る試合をしていきたいですね。

――では最後にファンの皆さんへ一言

昨シーズンはたくさんの応援を頂きまして、本当にありがとうございました。今シーズンは1試合でも多く出場して、チームの勝利に貢献したいと思います。応援を宜しくお願い致します。