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キヤノン イーグルス 公式サイト|スタッフレポート

選手インタビュー

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選手インタビュー vol.43 中田 慎二2012年7月 5日

キヤノン イーグルス 選手インタビュー vol.43 中田 慎二
『意識をレベルアップして、高い目標を達成するための練習にしっかりついていきたい』


中田 慎二選手

――ラグビーを始めたのは

熊本の出身なのですが、父親の知人がラグビー好きで、幼稚園の頃にその方に連れられて始めました。熊本も結構ラグビーが盛んで、福岡を中心に県外へ試合に良く行っていました。高校3年の時に九州選抜に入って秩父宮で関東選抜と試合した頃から、ラグビーに集中するようになったと思います。

――日野自動車からキヤノンに移籍した

関東社会人の1部で1年、トップイーストで2年間頑張りました。日野自動車は、仕事とラグビーを両立させることがチームのポリシーなので、ラグビー部員も朝8時から午後5時まで仕事をして、時には残業や出張もありました。メンバーがなかなか全員集まらないという中の3年間でしたが、本当に良い経験をさせて頂きました。

――入部した年にトップイーストに昇格した

生まれて初めての入替戦だったので緊張しました。入部当初は怪我が多く、夏頃から試合に出ていたのですが、そのシーズンはリーグで一番トライしたと思うので、少しは昇格に貢献できたと思います。

――キヤノンと対戦した

去年、春と秋の練習で良い試合ができたのですが、公式戦では何もさせてもらえず、力の差を感じました。2010年の時は日野が先制トライを上げたのですが、去年はそういう場面もありませんでした。キヤノンの好きなようにやられた試合でした。


中田 慎二選手

日野自動車時代

――日野自動車での思い出は

お互いが言い合えるチームだったので、一致団結して全試合勝ちに行く、という頑張りを前面に出すチームでした。自分は声を出す方なのですが、これからも試合中に切れることなく、80分集中して声をもっと出し続けられるようになりたいと思っています。

――キヤノンへ移籍したのは

実はそろそろ実家に帰って、父親の仕事を手伝おうと思っていたのですが、どうしても最後にもう一度チャレンジしたい気持ちがあって、中央大学の後輩の吉田 健に相談しました。その後、練習に参加して永友監督からOKをもらうことができ、移籍が決まりました。


中田 慎二選手

――ポジションは

中央大学時代からウィングです。足は人より少し早いくらいですが、100mは11秒台です。スピードと粘り強い倒れ難い走りが信条です。

――キヤノン イーグルスには同世代の中央大学出身者がいる

光さん(新井 光)、自分、吉田 健と3代つながりました。3人で試合に出たいなんて、時々話しています。

――他の選手ともコミュニケーションはできている

試合で遠慮なく、また的確な声が出せるように普段からコミュニケーションをとって、お互いがどういうプレーヤーなのかを理解するようにしています。人見知りする方でもないので、色んなメンバーと食事を一緒にしていますし、甲斐、坂下、小笠原、谷崎など同じ年の選手が多いので、その点は有り難いです。1日6時間くらい一緒にいるので、たくさん話をして良いチームワークを作っていきたいと思っています。

――今シーズンからトップリーグで試合をすることになる

厳しいことは分かっています。特に意識をレベルアップして、高い目標を達成するための練習メニューにしっかりついていきたいと思っています。サントリーの長友(安憲選手)さんと3月に一緒に食事に行った時に、「トップリーグは大変だよ」と言われました。長友さんは大学時代から本当にすごい人で、見習うべき点が多い尊敬している先輩です。少しでも追いつけるように頑張ります。


中田 慎二選手

――最後にファンの皆さんへ一言

素晴らしい施設でラグビーが思い切りできることを本当に嬉しく思っています。試合に出た時には、ボールを持った時のランプレーを見て下さい。全力で頑張りますので、応援宜しくお願い致します。