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選手インタビュー

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選手インタビュー vol.46 橋野 皓介2012年8月 8日

橋野 皓介選手

日本ラグビー協会が、若手選手の育成を目的に行っている「ジュニア・ジャパン」プロジェクトで、橋野皓介選手がジュニア・ジャパンスコッド(候補)に選出されました。

7月17日(火)~19日(木)、初めてジュニア・ジャパン菅平合宿に参加、さらに日本代表スコッド(候補)強化合宿に追加召集された橋野選手に、合宿の様子などを話してもらいました。

――ジュニア・ジャパンに選ばれて初めての合宿ですね

はい、合宿は初めての参加でした。6/15にジュニア・ジャパン対トンガ代表の試合があったのですが、出場の機会はありませんでした。今回の合宿は参加者が7名と比較的少なかったのですが、良い雰囲気で練習ができました。上は28歳、下は17歳という年齢差で、上は下を引っ張り、下は上に付いていく、という感じでした。

――メンバーの皆さんはどうでしたか?

ラグビーへの姿勢や意識が非常に高くて、練習に対する準備も非常に気を遣っているので、自分が今まであまり意識が高い方ではなかったので、そういう部分でも刺激を受けました。


橋野 皓介選手

――ジュニア・ジャパンの練習は?

日本代表スコッド(以下ジャパン)と合同で練習して、内容も非常に充実していました。全体練習の後に、ジュニア・ジャパンの7人とジャパンの7人でミニゲームをやったのですが、相手がジャパンなのでモチベーションも上がり、それがすごく身になりました。

――ジャパンの合宿に呼ばれた時はどう感じましたか?

ジュニア・ジャパンの最後の練習が終わった後に発表があったのですが、びっくりしたというか、やはり嬉しかったですね。もともと3日で帰る予定で帰宅の準備もしていたのですが、最後の練習の前にマネージャーの方が新幹線のチケットを取りに来たので「あれ?」と思っていたのですが、そういう事だったのか、と後で分かりました。

――ジャパンでの練習にはすぐ馴染めましたか?

ジャパンでの練習は2日間だったのですが、それまでジュニア・ジャパンの練習で一緒だったので、すぐに馴染めました。召集後、ジャパンの方が泊まっているホテルに移動したのですが、みなさん声を掛けて下さりすぐに溶け込むことができました。


橋野 皓介選手

――ジャパンの練習に加わった印象は?

当たり前の話ですが、みんなラグビーがとても上手くて、でも付いていけないようなことはありませんでした。コミュニケーションがすごく良くて、やっていて楽しかったですね。もっと一緒にやりたいと思いました。驚いたのはコミュニケーションの量がとにかく多いことです。練習中も試合中も良く話し合い、的確な声が本当に多くて、それはすごく勉強になりました。

――キヤノンでも活かせる部分ですね

以前に比べればキヤノンもコミュニケーションが取れてきています。でもジャパンと比べるとまだまだ少ないと思います。今シーズン、キヤノンのバックスのモットーが「コミュニケーション」なので、経験したことをキヤノンでも活かしていきたいですね。今は番長(田井中)がバックスをグイグイ引っ張ってくれているので、一緒に頑張ります。

――では今シーズンに向かって

トップリーグで良い結果を出したその先にジャパンがあると思っているので、とにかくキヤノンで100%頑張ります。まずは9月1日の初戦、NTTドコモ戦ですね。今年は初めてのトップリーグなので、正直言って不安もあります。チームは今まで以上にファンの方の後押しを必要としていますので、是非会場に来て頂けると有難いです。初戦の会場の長居第2陸上競技場(大阪)は、自分の出身地の近くでもありますし、キヤノンには関西出身者や関西の大学を出たメンバーが多いので、関西の皆さんには是非会場に足を運んで頂きたいと思います。応援を宜しくお願い致します。