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キヤノン イーグルス 公式サイト|スタッフレポート

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2012年9月24日・25日 日本代表スコッド(候補)による強化合宿が、キヤノンスポーツパークで行われました。2012年9月27日

日本代表スコッド(候補)による強化合宿の様子

9月24日(月)~25日(火)、日本代表スコッドによる強化合宿がキヤノンスポーツパークで行われ、キヤノンイーグルスからは橋野皓介選手が参加しました。この合宿は11月のヨーロッパ遠征に向けた日本代表スコッドのフィットネス、スキル強化を目的に行われたものです。和気あいあいとした雰囲気の中にも、迫力とスピードに富んだプレーが垣間見られ、さすがは日本代表候補選手と感じさせる、レベルの高い練習が続きました。

25日最終日は、エディ・ジョーンズ監督率いる代表候補選手が、大型バスで9時40分にキヤノンスポーツパークに到着。フォワード陣はグラウンド、バックス陣はウェイト施設へと別れ、それぞれのトレーニングを行いました。1時間ほどの基礎的なトレーニングでは、この日スポットコーチとして招かれた格闘家の高阪剛氏が、ラグビーに応用できる格闘技の動きを伝授。新しい試みも取り込まれています。

日本代表スコッド(候補)による強化合宿の様子

フォワード、バックスが入れ替わり、同じメニューを行って午前中の練習は終了。昼食をはさみ午後は全選手がメイングランドに集合しアップの後、2チームに分かれてアタック&ディフェンス。仕上げにフォワードがスクラム、バックスは5:5の練習を行い、最後に全員集合して1本締め。今回の合宿がお開きとなりました。

2回目の日本代表スコッドの合宿参加となった橋野選手は、「緊張することもなくコミュニケーションも取れたので、すんなりと入ることができました。今回は代表チームのコール(次のプレーの指示)を必死に覚えたのですが、時々キヤノンのコールをしてしまい、みんなから『なに?』と聞かれてしまう場面もありました。細かい動きも教えてもらいながら、エンジョイすることができました。11月にヨーロッパ遠征がありますが、まだ代表に決まったわけではなく、決定までにトップリーグの試合が4試合あります。そこで自分のプレーをして、どれだけアピールできるかによって、そこに繋がると思います。でも気負うことなく、チームの勝利に向けて100%出して頑張ります。ここまで4試合が終わりましたが、キヤノンのみんなも自信がついてきたと思います。とにかく全試合喰らいついて、いい試合をしていきたいですね。」

日本代表スコッド(候補)による強化合宿の様子
日本代表スコッド(候補)による強化合宿の様子

キヤノンスポーツパークで初めて代表チームの練習を終えた、エディ・ジョーンズ監督は、「世界のいろいろなトレーニングセンターに行きましたが、最も感銘を受けた施設です。芝の状態も良く、また木々に囲まれた穏やかな雰囲気が素晴らしいですね。またファーストクラスのジム、プレーを直ぐに見直すことができるビデオシステムなど、世界のどのチームも欲しいと思うものが揃っています。ナショナルチームが使用するにも完璧な施設で、キヤノンのサポートを心から感謝しています。このような良い関係を続けて、また是非伺いたいと思います。」とキヤノンスポーツパークを大変気に入っていただきました。

また今日の練習に立ち会った永友監督は、「代表チームを迎えるには十分な施設だと思いますので、ここを利用して代表チームが強くなってもらえれば、キヤノンとしても嬉しいですし、この施設の有効な活用法だと思います。日本のラグビー界にとって代表が強くなるということはとても重要なことなので、これからも協力していきたいと思っています。キヤノンにとっても代表選手のプレーを間近で見られること、また体の大きさや出てくるオーラの違いなど、学ぶことが多く良い刺激になります。今回も橋野が参加して代表に挑戦できていることは、キヤノンの歴史の大きな第一歩となります。僕も代表になり国を背負ってプレーしたことで、人としての価値観が変わり、本当に自分を大きくしてもらいました。そういう意味でもキヤノンから代表選手をたくさん輩出していきたいですね。

16時ころ、全選手そしてスタッフの皆さんがキヤノンスポーツパークを後にしました。
今後の日本代表チーム、そして橋野選手の活躍を期待しましょう。