
このページは2012年以前の情報です。最新シーズンの情報はこちらでご覧いただけます。
キヤノン イーグルスのスタッフや選手がコーチとなり、子供たちにタグラグビーを教えるキヤノンの社会貢献プログラム、第10回目は9月27日(木)大田区立東調布第三小学校で、6年1組と6年2組の合計61名(1名欠席)の児童を対象に行われました。今回はキヤノン イーグルスの中田選手、日高選手そして池澤主務の3名が先生を務めました。
台風18号の影響か、大きな雲が空いっぱいに流れていたこの日、でも元気いっぱいに61名のみんなが集合してくれました。風でホワイトボードが倒れないように気を付けながら、池澤先生の説明はいつものように絶好調。「ボールは前に投げてはいけません。OKですか!」「タグ、と大きな声で言いましょう。OKですか!」池澤主務からの問いかけの度に、子供達は大きな声で「はい!!」と答えてくれました。
5分間、子供達独自で準備体操。屈伸運動を済ませると、全員がグランド一杯にランニングを始めました。日高先生、中田先生も一緒に走って、ウォームアップ完了。タグ取り練習、パス練習と順調に終えてウォーターブレイク。水道へダッシュしたと思ったら、もうみんなでワーワー言いながらタグラグビーを始めています。とことん元気な6年1組と2組です。
早速、2コートに分かれて試合が始まりました。見事なパスやランプレーで勝利を収めたチームのメンバーが集まってくれたので、インタビューをしてみました。
――みんなすごく上手だったけど、本当に初めてですか?
「授業でタグ取りだけやって、今日初めてボールを使って試合をしましたが、楽しかったです。勝てて良かったです。」「あのトライは狙っていました。バスケより思いっ切り走れるので楽しいです。トライして気持ちよかった。」
――タグラグビーならではの面白さはなんですか?
「前にパスできないことと、思いっ切り走れるところが面白いです。」
「チームワークが必要なところです。」
――次の試合も勝つためには何が大切だと思いますか?
「チームプレーを大切にして、声を掛けてやりたいと思います。」
――今日はキヤノンの選手が来ていますが?
「教えてくれて嬉しい。」
「かっこいいし体ががっちりしてる。」
「体が固そう。」
以上の通り、プロ選手のような完璧なコメントをいただきました。
無事に授業が終わり、ホッとした表情の1組担任の三浦一輝先生は、「続けていけばどんどんうまくなると思います。しっぽ取りと言うゲームは今までもやっていたので、そういう意味では抵抗はなかったのかと思いますが、ボールを持って走る、またあの形のボールを扱うのはまだ練習が必要ですね。みんな体育でもやりたい、と言っていましたので、授業にも取り入れていきたいと思います。今日はプロの選手が来てくれて、憧れの眼差しで話を聞いていたと思います。いい2時間を過ごすことができました。有難うございました。」
また2組の鈴木祐美先生は、「すごく楽しんでやっていると感じました。途中からルールがわかってきて、夢中になってやっているのを見て、改めて体を動かすのが好きなんだな、と思いました。普段から男子と女子の仲が良いので、今日も一緒にプレーしてお互い楽しめていましたね。それぞれ走ることやタグを取ること、得意な部分を活かして、それに加えて今日はプロの方に教えていただけたので、みんなタグラグビーがすごく好きになったと思います。これからも続けていきたいですね。」
「楽しかったです。とても新鮮でした。タグラグビーを通じてラグビーに興味を持ってもらえたら嬉しいですね。」と話してくれたのは、試合の合間、子供達にパスの仕方、ディフェンスの仕方などを熱血指導していたキヤノンイーグルスの中田先生。一方、大きな体に群がる子供たちの人気者となっていた日高先生は、「自分もタグラグビーは初めてだったので、ルールを学びながら久々に無邪気な心になれました。本当に楽しかったので、またやりたいと思います。」
子供たちの楽しんでいる様子を嬉しそうに見ていた菅谷校長は、「プロの方にコツなどを教えて頂くと、子供たちも上達して楽しくできるのではないかと思います。有難いと思います。タグラグビーはグループで協力し合いながら作戦を立てて行うこと、また運動能力の差に関係なくみんなで楽しめる、というところがいいですね。体育への取り組みも積極的に進めています。今日もみんな本当に楽しそうにやっていましたので、他の子供たちもその様子を見て、自分たちもやりたいな、と思っているはずです。今日は有難うございました。」
今日も無事にタグラグビー教室が終了。最後に記念撮影をして、みんなは教室へ戻っていきました。みんな、今日のことをずっと覚えておいてくださいね。ついでにキヤノンイーグルスの応援もお忘れなく。よろしくお願いします。
キヤノン イーグルスは、今後もこのような活動を通じてラグビーの素晴らしさを伝え、教育支援活動に協力していきます。
キヤノンの社会貢献活動のページはこちら