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教育支援・普及活動

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タグラグビー教室第11回目、大田区立西六郷小学校に行ってきました。2012年12月 5日

タグラグビー教室の様子 タグラグビー教室の様子 タグラグビー教室の様子 タグラグビー教室の様子 タグラグビー教室の様子 タグラグビー教室の様子 タグラグビー教室の様子 タグラグビー教室の様子 タグラグビー教室の様子 タグラグビー教室の様子

キヤノンイーグルスのスタッフや選手がコーチとなり、子供たちにタグラグビーを教えるキヤノンの社会貢献プログラム。第11回目は11月27日(火)大田区立西六郷小学校で、4年1組と2組の58名(1名見学)を対象に行われました。今回はキヤノン イーグルスの池澤主務、田中 大喜選手、菅原 崇聖選手、そして大竹広報担当の4名がコーチを務めました。

授業前から大騒ぎ

1組は授業で4回、2組は1回タグラグビーを習っていますが、体の大きなコーチに教わるのは初めて。今日を楽しみにしていたみんながグランドに集まり、授業が始まる前から早速タグラグビーボールを投げて遊び始めました。

「ダイキ―!」「ガ―スー!」

始業のベルが鳴り、グランド中央に全員集合。池澤主務の挨拶と説明の後、田中選手は「ダイキ」、菅原選手は「ガ―スー」とニックネームで自己紹介。子供たちから早速「ダイキ―!」「ガ―スー!」と声が掛かり、初めてタグラグビーのコーチをする二人もまんざらではない表情。さぁ、タグラグビー教室の始まりです。

リアクションの良さはキヤノンイーグルス以上?

タグラグビーの説明が終わり、各グループに分かれて3分間の準備体操。入念に膝屈伸から始めるグループがあれば、いきなり校庭を走り回るグループもあり、それぞれの個性が発揮されています。3分後、池澤主務のホイッスルで元の位置に素早く集合。おしゃべりをすぐに止めてコーチの話しに集中するリアクションの良さは、キヤノンイーグルスも見習うべきかも知れません。恐れ入りました!

もっとやればもっと成果が出せる

タグ取り、タグ取り鬼、円陣パスと練習は順調に進み、いよいよ試合形式の練習です。試合経験がある1組は池澤主務が、ほぼ初めての2組はダイキとガ―スーの両コーチが担当となりました。1組は最初からタグラグビーらしい激戦が繰り広げられ、第1試合で勝ったグループのみんなから、「仲間が後ろについていたのが良かった。」「最後まで諦めないで頑張った。」「ボールを取ってから真っすぐ走れた。」と経験者らしいコメント。2試合を終えた2組のみんなは、「2試合目は上手にパスができた。」「ちゃんと上がったり下がったりできた。」「もっとやればもっと成果が出せるから放課後もやりたい。」と上達を実感したコメントを残して、早速練習を始めていました。

すごく充実した2時間で、子供たちも本当に楽しそうでした

1組担任の倉方 優先生は、「運動量が多いのと個人差があっても一緒に楽しめる、ということを研究授業やホームページで知ったので、タグラグビーを選びました。そんな時にキヤノンさんが来てくれることを聞いたので今回お願いをしましたが、私自身も「前に走る」ことが大事だと言うことが分かりました。子供たちも今日をすごく楽しみにしていて、みんなタグの上達法など質問を用意していたのですが、聞くのを忘れたみたいです。それくらいみんな熱心です。今は放課後にやることができないので、体育の年間計画の中に入れてもらいたいと思っています。すごく充実した2時間で、子供たちも本当に楽しそうでした。」

これからも勉強して楽しくやりたいと思います

2組の鈴々木 めぐみ先生も「指導要領に入っていて、1組も研究しているので一緒に始めました。先週1時間だけ授業でやった時は、タグを付けてボールに慣れる程度だったのですが、今日教えてもらって、もっとうまくなりたいと言う意欲が感じられました。私もちょっと難しいけど楽しい、と感じました。もう1回教えてもらって、作戦に加わっていただけるといいですね。これからも勉強して楽しくやりたいと思います。」

ひとりの怪我人も無く、練習試合が無事終了。全員集合して池澤主務から「みんな仲良く、作戦を立てたりしてこれからも頑張って下さい。」との言葉。その後、男の子から「成績は?」との質問。キヤノンイーグルスの戦績についての質問に、菅原選手から「今年からトップリーグ、サッカーで言えばJ1でプレーしています。今は10位ですが、頑張るので応援してください。」「今日は2時間だけですごくうまくなったから、もっと練習してタグラグビーを楽しんで下さい。」また田中選手からは、「とにかく楽しむことが大事。ケンカしないで楽しんで下さい。」と、ちょっと照れくさそうな表情でまずまずのコメント。最後まで子供たちに囲まれて、楽しく貴重な時間を過ごした両選手。無事に終わってホッとするのも束の間、急いで着替えて午後の厳しい練習に向かっていきました。

等しくスタートできて、みんなで協力して楽しめる

自らカメラを持参して、子供たちの様子を撮り続けていた服部 みどり校長は、「チームを大事にして、チームとして作戦を考えることがボール運動では大切です。タグラグビーはチームプレーですし、新しいスポーツなので誰でも等しくスタートできます。そしてみんなで協力して作戦を立てて楽しめるので、以前から興味がありました。今日は試合や授業の後にコーチたちに寄っていく子供たちの様子を見て、すごく楽しめたし興味を持ったと思いました。今後も継続して教えて頂けると嬉しいですね。長い目で見るとやはり4年生、5年生両方でお願いできれば一番いいと思います。これからも宜しくお願いします。」

授業終了後、残ったコーチやスタッフが、4年1組と2組のみんなと一緒に教室で給食を頂きました。小学校の給食を食べるのは「○○年ぶり」と興奮気味のおじさんたち。みんなと話しをしながらの楽しい給食、本当にごちそうさまでした。

キヤノンイーグルスは、今後もこのような活動を通じてラグビーの素晴らしさを伝え、教育支援活動に協力していきます。