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キヤノン イーグルス 公式サイト|スタッフレポート

選手インタビュー

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Monthly Players 3月号(ロッキー・ハビリ選手)2013年3月 7日

誕生月の選手に語ってもらう恒例のシリーズ「Monthly Players」。3月の第一弾はロッキー・ハビリ選手です。


ロッキー・ハビリ選手

パワフルでスマートなラグビーをお見せしたい

ロッキー・ハビリ選手

――調子は

元気です。(ここだけ日本語)去年怪我した腕の状態も良くなってきて、パワーもだいぶ戻ってきました。去年は12月の練習試合2試合に出ましたが、7月に怪我をして以来久しぶりの試合でした。本当に長かったですね。その間はイーグルスの仲間と一緒にプレーしたくてストレスを感じていたので、試合に戻れた時は本当に嬉しかったです。キヤノンの最初の年に怪我でチームに貢献できず、本当に残念なシーズンでした。だから今年はその分、自分の経験や体の強さで、キヤノンに何かをもたらさないといけないと思っています。

――去年の怪我

馬鹿げた怪我でした。あの時は練習試合で負けていて、ちょっとイライラしていたので、相手に対して無理な事をしたために起こった怪我でした。今年は冷静さを保ち、頭を使ったスマートなプレーを心掛けたいと思っています。32歳ですが以前よりもパワーがあると感じています。

――ポジションについて

ロッキー・ハビリ選手

去年の2試合はセンターでしたが、フォワードをやりたいと言う希望があります。でもチームの事情から自分はバックスで頑張るのが正解だと言うのはわかっているので、まずは体を絞って、筋力を高めながらスピードを戻すことに取組みます。去年長い期間休んだので、体重も必要以上に重くて反応も遅くなっていました。そこでまず今年は有酸素運動を増やしてフィットネスを上げることを目指します。日本のラグビーは南半球のラグビーに比べて非常にスピードがあって、そしてトップチームは体もあります。今ほど体重があると日本のラグビーにはフィットできません。怪我で休んでいる間、どうしてもたくさん食べてしまったので、早く理想の体に戻すようにダイエット中です。

――トレーニングに取組む姿勢について

2月18日から練習を始めています。他にどんな練習をしたかに関わらず、アイス(トエアバ)、アストン、ジョシュアと一緒にとにかく走ることは欠かさないでやっています。去年はみんな怪我で満足のいくシーズンが送れず、キヤノンには大きな借りを作ってしまいました。今年はお互いプッシュして頑張ろう、そしてキヤノンに借りを返そうと約束しました。その為にまずトレーニングに対する姿勢を正して、とにかくハードにトレーニングに向かう、だから早めに集まってトレーニングを始めたわけです。キヤノンには本当に感謝をしているので、自分たちの持っているものをしっかり見せていきたいですね。アイスも日本のラグビーを理解していて、ニュージーランドから戻ってきて早々に熱心にトレーニングに取り組んでいますよ。

――新シーズンに向けて

ロッキー・ハビリ選手

特に新しいことをやろうとは考えてはいません。ただ、プレッシャーに立ち向かう自分の姿勢は今までとは全く違うので、苦しい練習にも前向きに臨むことで新しい事を生み出せるかもしれません。元気だとトレーニングに対しても、他の選手をサポートすることも、タックルをするにしても、元気では無い時とは全然違います。そして選手同士がお互いにリスペクトすることでいい関係を作り、日本人選手、外人選手の隔てなくチームが家族のようにひとつになれば、良いシーズンにすることができると思っています。

――ではファンの皆さんへ

キヤノンラグビーを応援し続けて下さっている皆さん、昨シーズンは本当に有難うございました。皆さんの応援のおかげでトップリーグ初年の昨シーズン、イーグルスはいい試合をすることができました。今年もチーム全体でレベルアップを図り、個人的にはとにかくたくさん試合に出て、パワフルでスマートなラグビーをお見せできるように頑張ります。今年も応援を宜しくお願い致します。