キヤノン ラグビーフットボールクラブ vs トヨタ自動車 ヴェルブリッツ


7 | 前半 | 33 |
0 | 後半 | 19 |



2009年7月18日(土) 12:00 キックオフ トヨタスポーツセンター陸上競技場 (愛知県 )
オープン戦(春季・夏季)
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立川 大介 | 1 PR | |||
宮本 陽平 | 2 HO | |||
宮本 安正 | 3 PR | |||
サイモン・リヴィングストーン | 4 LO | |||
佐藤 拓 | 5 LO | |||
吉田 惇哉 | 6 FL | |||
前田 貴洋 | 7 FL | |||
下瀬 央輔 | 8 No.8 | |||
後藤 隆志 | 9 SH | |||
今村 友基 | 10 SO | |||
竹山 浩史 | 11 WTB | |||
今井 通 | 12 CTB | |||
水田 隆裕 | 13 CTB | |||
新井 光 | 14 WTB | |||
ガレス・モーガン | 15 FB | |||
16 山路 泰生 17 坂下 拓也 18 松田 光 19 甲斐 洋充 20 下村 健 21 新井 建祐 |
22 神白 拓 23 田原 圭祐 24 田瀬 慎之介 25 三友 良平 26 ロマノ・レメキ 27 徳永 翔伍 |
リザーブ |
後半10分 | 9後藤 隆志 → 23田原 圭祐 | 交代選手![]() |
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後半17分 | 2宮本 陽平 → 17坂下 拓也 4サイモン・リヴィングストーン → 20下村 健 10今村 友基 → 24田瀬 慎之介 12今井 通 → 25三友 良平 14新井 光 → 26ロマノ・レメキ |
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後半23分 | 5佐藤 拓 → 21新井 建祐 7前田 貴洋 → 22神白 拓 13水田 隆裕 → 27徳永 翔伍 |
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後半29分 | 8下瀬 央輔 → 19甲斐 洋充 | |||
後半38分 | 1立川 大介 → 16山路 泰生 |
前半:トヨタ自動車キックオフ
6分 トヨタ:自陣22m中央付近で、キヤノンボールをターンオーバーし、右へ展開し右中央へ14.トライ、G成功(0-7)
11分 トヨタ:自陣ゴール前右中間スクラムより8.がサイド攻撃、攻撃を続け9.→5.と繋ぎ突破し左中間にトライ、G成功(0-14)
14分 トヨタ:敵陣ゴール前よりカウンターアタックを仕掛け、連続して攻撃、最後に9.→2.と繋ぎ左隅にトライ、G失敗(0-19)
28分 トヨタ:自陣22m内左ラインアウトよりモールを形成、そこから8.が抜け出し左中間にトライ、G成功(0-26)
36分 キヤノン:敵陣ゴール前右中間スクラムより9.→10.→15.→13.と繋ぎ左中間にトライ、G成功(7-26)
40分 トヨタ:自陣22m内ラインアウトより左へ展開、ラックより逆サイドへ展開し9.→10.→15.と繋ぎ右隅へトライ、G成功(7-33)
後半:キヤノンキックオフ
2分 トヨタ:カウンターアタックより連続攻撃を仕掛け、左中間ラックより9.→10.→14.→13.と繋ぎ左中間へトライ、G成功(7-40)
15分 トヨタ:自陣右22m付近ラインアウトより展開し、攻撃を継続させる。中央ラックより9.→10.→14.→11.と繋ぎトライ、G失敗(7-45)
41分 トヨタ:自陣ゴール前スクラムより攻撃し、ゴール前でFWがラック周辺で攻撃を仕掛け、2.がラックサイドを突破し右中央へトライ、G成功(7-52)
春シーズンの最終戦はトップリーグのトヨタ自動車との一戦である。
キヤノンは前日から豊田市に入り練習を行った。
チームの課題としてディフェンスに重点を置き、組織で対処できるようトレーニングを行ってきた。
この一戦で練習の成果が出せるのか、内容に期待したい試合でもある。
キヤノンのメンバーは新加入の外国人選手サイモン、初出場のガレスを加え、現在のベストに近いメンバーだ。
対するトヨタもホームグラウンドでは初めての試合だそうで、応援団も駆けつけていた。
試合開始からトヨタの圧力はキヤノンの機動力を奪う。
セットスクラムからプレッシャーを受け続け、キヤノンは攻撃の糸口がつかめない。
課題としていたディフェンスはねばり強く相手を止めていたが、フェイズを繰り返すに従いゲインされてくる。
ゴール前で何度か止めた後、なだれ込まれるようにゴールを割られる。
連続して4トライ奪われた後、キヤノンもようやく反撃の糸口をつかむ。
左サイドのラックからオープンに展開し、ガレスから新井光にラストパスがつながればトライの場面、タイミングが少しずれて相手にパスをカットされてしまう。
パスが通ればトライの場面だった。
このチャンスは失うが、続いてセンタースクラムからFBのガレスが左サイドに回り込みCTB水田にわたりトライ。
キヤノンの最初の得点だ。
その後相手にもう一つトライを奪われ、7:33で前半を終了する。
後半に入りトヨタはメンバーを変えてきたが、圧力は変わらない。
キヤノンは接点でのボールの奪い合いでも体を張ったプレーを継続し、3トライ19点を奪われるも最後まで切れることなくゲームを終了できた。
最終スコアは7:52であった。
今日まで強豪チームとの試合を積み重ねることで、大きな財産を蓄積できた。
この蓄積を本シーズンで花開かせてもらいたい。
永友HCのコメント
今日の成果はタイト5(※)の踏ん張りが第一にあげられます。
ファーストスクラムでは崩されましたが、二回目以降のスクラムで修正できたと思います。
しかしトヨタの圧力が強く、プレッシャーを受け続けてしまいました。
その結果、自陣でプレーをし続ける結果となりました。
ディフェンスも考えていた動きができましたが、ゴール前であっさりトライを奪われるなど、もっと粘らなくてはいけないと感じています。
そして自陣からの攻撃に課題を感じています。
少ないチャンスでも生かせるような攻撃ができるようになるよう、練習していきたいと思います。
ただ、一つ取れたトライは形で取れました。これは財産だと思います。
強豪相手にはなかなかチャンスは得られないと思いますが、自分達の形で取れたことは自信につながると思います。
いずれにしろ今までの試合の中で課題が見えてきたので、夏合宿でそれを解決できる練習に取り組んでいきたいと思います。
選手には厳しい要求を課していますが、だんだん応えてくれていることも収穫だと感じています。
次の報告は北海道の北見市からお伝えします。
これからもみなさまの応援、よろしくお願いいたします。
※ タイト5(ファイブ):フォワードの最前線でプレーをするPR、HO、LOの5人。現代のラグビーでは、この5人の運動量が勝敗の流れを決定するケースも多い。