キヤノン イーグルス vs NTTドコモ レッドハリケーンズ



17 | 前半 | 7 |
21 | 後半 | 7 |



2012年9月 1日(土) 19:00 キックオフ 長居第2陸上競技場 (大阪府 )
トップリーグ 第1節 天候:曇り時々雨
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菅原 崇聖 | 1 PR | 久富 雄一 | ||
金子 大介 | 2 HO | 緑川 昌樹 | ||
城 彰 | 3 PR | 北島 大 | ||
日高 駿 | 4 LO | 吉岡 宏樹 | ||
ケーン・トンプソン | 5 LO | 熊谷 肇 | ||
植松 宗之 | 6 FL | ミッチェル・チャップマン | ||
竹山 浩史 | 7 FL | 金 栄釱 | ||
トマシ・ソンゲタ | 8 No.8 | 箕内 拓郎 | ||
福居 武 | 9 SH | 安 承爀 | ||
橋野 皓介 | 10 SO | ハミッシュ・ガード | ||
中田 慎二 | 11 WTB | 新井 龍一 | ||
三友 良平 | 12 CTB | ロコツイ シュウペリ | ||
ティム・ベネット | 13 CTB | 金澤 良 | ||
大居 広樹 | 14 WTB | 平瀬 健志 | ||
和田 拓 | 15 FB | 沼田 邦光 | ||
16 宍戸 要介 17 山本 貢 18 湯澤 奨平 19 高根 修平 |
20 髙城 良太 21 カラム・ブルース 22 田井中 啓彰 |
リザーブ |
16 水山 尚範 17 西村 尚記 18 モリテカ太東イノケ 19 スティーブン・セテファノ |
20 秦 一平 21 宮里 尚樹 22 ミルズ・ムリアイナ |
後半11分 |
8 トマシ・ソンゲタ→ 19 高根 修平 11 中田 慎二→ 21 カラム・ブルース |
交代選手![]() |
後半2分 | 9 安 承爀→ 20 秦 一平 |
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後半15分 |
2 金子 大介→ 17 山本 貢 1 菅原 崇聖→ 16 宍戸 要介 |
後半5分 | 6 ミッチェル・チャップマン→ 19 スティーブン・セテファノ | |
後半28分 | 9 福居 武→ 20 髙城 良太 | 後半11分 |
2 緑川 昌樹→ 16 水山 尚範 3 北島 大→ 17 西村 尚記 |
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後半32分 |
5 ケーン・トンプソン→ 18 湯澤 奨平 10 橋野 皓介→ 22 田井中 啓彰 |
後半15分 |
10 ハミッシュ・ガード→ 22 ミルズ・ムリアイナ 11 新井 龍一→ 21 宮里 尚樹 |
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後半28分 | 7 金 栄釱→ 18 モリテカ太東イノケ |
キヤノン、トップリーグでの戦いがいよいよ始まる。
両チームの応援団で盛上る中、NTTドコモ(以下ドコモ)のキックオフで試合開始。
-前半7分-
キヤノン、左右へ大きく展開し敵陣で優位に試合を進めるが、開始5分頃から降り出した大雨のためか、細かいミスでトライには至らない。
-前半18分-
キヤノン、敵陣ゴール5m付近のスクラムから出たボールを、トマシ・ソンゲタがゴール右側にトライ。キヤノン、ついに先制点を奪う。三友のコンバージョン成功。
[7-0]
-前半22分-
キヤノン、敵陣10m付近のラインアウトからラックを形成。出たボールを福居が素早い判断で持ち込みゴール左隅にトライ。三友が難しい角度のコンバージョンを決める。
[14-0]
-前半29分-
キヤノン、相手のキックを中田がハーフウェイ付近でキャッチ。パスを受けた和田がそのまま長いドロップゴールを決め追加点。
[17-0]
-前半36分-
ドコモ、自陣10mライン付近のスクラムからバックスに展開。キヤノンのディフェンスのギャップをついてトライ。コンバージョン成功。
[17-7]
キヤノン、追加点を狙い攻め続けたがトライには至らずそのまま前半終了。
ハーフタイム
キヤノンメンバー変更なし
-後半0分-
キヤノンのキックオフで後半開始。
-後半4分-
キヤノン、左右へ展開。三友が相手を引きずりながら大きくゲインし、さらに左へ展開。最後はティム・ベネットがライン際を走り切りトライ。コンバージョン成功。
[24-7]
-後半10分-
キヤノン、ドコモの連続攻撃をしっかり守り、相手のペナルティを誘う。ハーフウェイから三友がPGを狙ったが失敗。
[24-7]
-後半11分-
キヤノン選手交代
OUT【トマシ・ソンゲタ】⇒IN【高根 修平】
OUT【中田 慎二】⇒IN【カラム・ブルース】
-後半15分-
キヤノン、相手のペナルティからPGを選択。難しい角度のキックを三友がまたも成功。
[27-7]
-後半15分-
キヤノン選手交代
OUT【金子 大介】⇒IN【山本 貢】
OUT【菅原 崇聖】⇒IN【宍戸 要介】
-後半24分-
キヤノン、敵陣22m付近からのラインアウト。右へ展開したところでドコモのオフサイド。三友のPGが決まり3点追加。
[30-7]
-後半27分-
キヤノン、相手ペナルティからタッチ。敵陣5m付近のラインアウトからラックを形成。
山本がサイドをついてトライ。コンバージョン失敗。
[35-7]
-後半28分-
キヤノン選手交代
OUT【福居 武】⇒IN【高城 良太】
-後半31分-
ドコモ、自陣5m付近のスクラムからNo.8が持ち込みそのままトライ。コンバージョン成功。
[35-14]
-後半32分-
キヤノン選手交代
OUT【ケーン・トンプソン】⇒IN【湯澤 奨平】
OUT【橋野 皓介】⇒IN【田井中 啓彰】
-後半35分-
キヤノン、相手のペナルティからPGを選択。難しい角度から三友がまたもゴール成功。
[38-14]
-後半41分-
ドコモが反撃を続けたが、キヤノンがターンオーバー。カラム・ブルースがドロップゴールを狙ったが惜しくも失敗。そのままノーサイド。
キヤノン、トップリーグ初戦で4トライを奪い見事勝利。勝ち点5とした。
マン・オブ・ザ・マッチに福居 武が選ばれた。
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- 永友 洋司監督
まず、今日はたくさんの方に競技場へ足を運んでいただいたことに、心から感謝いたします。
多くのお客様にトップリーグの試合に来ていただくために、特に2019年の日本ワールドカップに向けて自分たちのチームだけでなく、
リーグみんなでどうやってトップリーグを盛り上げられるかを考えなければいけないと思っています。
そんな中で今日のようにたくさんの方にご来場いただけことを、大変有難く感じています。
今日の試合の結果については、非常に嬉しく思っています。とにかく選手全員が本当によくやってくれました。
中でも、ついこの前まで大学生だった新人6名の頑張り、それを現場でよくまとめたキャプテン和田の好判断が光りました。
さらに言えば、3年目までの選手が11名プレーしたことは、これからキヤノンが新しい歴史を作っていく上で大きな意味のあることだと思います。
昨日から選手たちはかなり緊張していたのですが、ラグビーはいくら練習で良くても、試合で上手くいかないことがよくあります。
試合前に緊張した分、試合では伸び伸びと、そして覚悟をもって戦ってくれました。これは本当にたいしたものだと思います。次は東芝戦ですが、思い切ってチャレンジすることが大事です。正直まだ自分たちのスタイルで勝てるとは思っていません。ですが自分たちの強み、相手の弱みをよく分析して、チャレンジャーとして頑張ります。非常に楽しみにしています。
- 和田 拓キャプテン
キヤノンにとってトップリーグでの最初のゲームだったので、とにかく思いっきり楽しもうと言って試合に臨みました。 非常に内容の良い試合ができて、良いスタートが切れました。 こんなにうれしい日はなかなかありません。 実は今週の練習はあまり良くなくて、不安な気持ちで大阪に来たのですが、試合前には全員吹っ切れて、それで楽しむことができたのだと思います。また今日はたくさんの方に応援に来ていただき、スタンドが赤くなっていたのも本当に嬉しかったです。有難うございました。次の東芝戦ではどういう状況になっても、落ち着いて自分たちのラグビーをしたいと思います。まだ足りないことがたくさんありますので、試合を重ねながら頑張っていきたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。
- 橋野 皓介選手
「とにかく思い切っていこう」と話し合って試合に臨みました。キヤノンは若手の選手が非常に多く、 前半にトライが取れれば乗って行けると思っていたのですが、初めにトライを取った後の福居のトライが大きかったですね。 また今日はバックスの今年のテーマである試合中のコミュニケーションが良く、とにかく敵陣に入ろうという意思統一ができました。 前半の最後10分に気が抜けてしまい、トライされたのは反省点です。でも大事な開幕戦で勝てたので乗っていけると思います。 来週戦う東芝さんが強いことは分かっていますので、リスペクトしてチャレンジャーとして思いっきりやるしかないと思っています。
- 三友 良平選手
開幕戦に勝てて本当に良かったと思います。ロッカーの雰囲気もすごく良くて、次に繋げていきたいですね。いつも課題にしている試合の入り、特に前半の30分を自分たちのペースでプレーすることができましたが、最後の10分は集中力が切れてトライされてしまいました。でもどうしても勝ちたいという全員の意識が高かったので、悪くなったペースを自分たちで修正することができました。キックを2本はずしてしまいましたが、全部決めないとダメですね。次節の東芝戦はひとつひとつチャレンジして、とにかく頑張ります。
- トマシ・ソンゲタ選手
トップリーグの最初の試合に勝てて本当にハッピーです。今シーズンに入って22週間、全員で厳しいトレーニングをしてきた成果だと思います。 試合前に緊張はなく、興奮しすぎてミスをしないように注意していました。今日は日本人選手が本当に頑張りましたし、 初出場のケーン(トンプソン)がラインアウトをよくリードしてくれました。バックスもコミュニケーションが良くできていて、 チーム全体にいいプレーができました。大事な初戦に勝てたことでチームに勢いが出ます。この勢いで次も良い試合をしたいと思います。
- 日高 駿選手
初戦の大事な試合に出させてもらえることに感謝して、勝ちたい気持ちで一杯でした。勝てて本当に良かったです。この一週間緊張しっぱなしでしたが、最初の入りが良かったのでどんどん気持ちが乗っていけて、課題の一体感も見えてきました。でも後半は足が止まってしまい、個人的にはまだまだ課題の残った試合でした。次の東芝さんはフォワードの強いチームなので、体を張って頑張ります。
- 福居 武選手
春から走ってきた成果が出せた試合だと思います。特に後半は自分たちの良さが出てきたので、手応えを感じていました。新加入のケーン(トンプソン)を中心にコンタクトがよく、さすがだと思いました。試合が始まる前は緊張しましたが、自分の地元なので友達もたくさん来てくれて、ホームでやっている気持ちでプレーすることができました。応援の声もよく聞こえて、本当に力になりました。マン・オブ・ザ・マッチをいただきましたが、まさか自分だとは思っていなかったので驚きました。でも嬉しいですね。またもらえるように頑張ります。来週はコンタクトがもっと厳しい試合になると思いますが、対応できるようにしっかり練習していきます。
- ケーン・トンプソン選手
ニュージーランドから来て2週間ということ、またニュージーランドとは気候が逆でとても暑く、コンディションは厳しいものがありましたが、 とにかく初戦に勝てて本当に良かったと思います。2週間ハードな練習をして、今日の試合に臨みました。 確かに短い時間でしたが、チームが自分を気持ちよく受け入れてくれ、ゲームプランもラインアウトも問題なく馴染むことができました。 ドコモは体が強く非常に良いチームでした。それに対してキヤノンは良いフィールドポジションを取って対応することができたのが良かったと思います。今日の試合をきっかけにしてさらに成長できるように、これからも練習に取り組んでいきたいと思います。