キヤノン イーグルス vs サントリー サンゴリアス



10 | 前半 | 21 |
7 | 後半 | 21 |



2012年9月22日(土) 17:00 キックオフ 秩父宮ラグビー場 (東京都 )
トップリーグ 第4節 天候:曇り
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菅原 崇聖 | 1 PR | 尾崎 章 | ||
金子 大介 | 2 HO | 青木 佑輔 | ||
城 彰 | 3 PR | 畠山 健介 | ||
アルベルト・ヴァンデンベルグ | 4 LO | 篠塚 公史 | ||
日高 駿 | 5 LO | ダニー ・ロッソウ | ||
植松 宗之 | 6 FL | ジョージ・スミス | ||
清水 直志 | 7 FL | 佐々木 隆道 | ||
トマシ・ソンゲタ | 8 No.8 | 竹本 隼太郎 | ||
福居 武 | 9 SH | 日和佐 篤 | ||
橋野 皓介 | 10 SO | 小野 晃征 | ||
中田 慎二 | 11 WTB | 小野澤 宏時 | ||
三友 良平 | 12 CTB | 宮本 啓希 | ||
ティム・ベネット | 13 CTB | 平 浩二 | ||
大居 広樹 | 14 WTB | 長友 泰憲 | ||
和田 拓 | 15 FB | 有賀 剛 | ||
16 宍戸 要介 17 山本 貢 18 ケーン・トンプソン 19 湯澤 奨平 |
20 竹山 浩史 21 カラム・ブルース 22 田井中 啓彰 |
リザーブ |
16 鈴木 亮大郎 17 池谷 陽輔 18 ティモシー・ボンド 19 元 申騎 |
20 芦田 一顕 21 野村 直矢 22 トゥシ・ピシ |
後半5分 |
4 アルベルト・ヴァンデンベルグ→ 19 湯澤 奨平 14 大居 広樹→ 21 カラム・ブルース |
交代選手![]() |
後半14分 |
5 ダニー・ロッソウ → 19 元 申騎 10 小野 晃征 → 22 トゥシ・ピシ |
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後半12分 | 2 金子 大介 → 17 山本 貢 | 後半 20分 | 1 尾崎 章 → 17 池谷 陽輔 | |
後半20分 | 8 トマシ・ソンゲタ → 18 ケーン・トンプソン | 後半 24分 | 6 ジョージ・スミス → 18 ティモシー・ボンド | |
後半21分 | 7 清水 直志→ 20 竹山 浩史 | 後半 30分 |
2 青木 佑輔 → 16 鈴木 亮大郎 15 有賀 剛 → 21 野村 直矢 |
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後半28分 | 1 菅原 崇聖→ 16 宍戸 要介 | 後半 32分 | 14 長友 泰憲 → 20 芦田 一顕 |
キヤノン、大きな応援を受けて昨年の覇者サントリーへ初挑戦。
キヤノンのキックオフで試合開始。
-前半1分-
キヤノン、橋野を軸に立ち上がりからいい動きでボールがよく動く。
-前半3分-
キヤノン、敵陣10mライン付近のスクラムから出たボールを、橋野→ティム・ベネットと繋ぎ、ティム・ベネットがディフェンスとの間合いをうまく作って技ありのトライ。コンバージョン成功。
[7-0]
-前半10分-
キヤノン、自陣22mライン付近でペナルティ。サントリー、PGを選択したが失敗。
[7-0]
-前半11分-
キヤノン、トマシ・ソンゲタが攻守に奮闘。敵陣22mライン付近で抜け出したところにアルベルト・ヴァンデンベルグがフォロー。さらにゲインかと思われたが、相手に追いつかれトライにはならず。
[7-0]
-前半18分-
サントリー、キヤノン陣内22mライン付近のマイボールラインアウトからバックスへ展開。キヤノンが必死のディフェンスでトライを防いだがラインオフサイド。サントリーPGを選択し成功。
[7-3]
-前半22分-
サントリー、攻撃の流れを作り始める。キヤノン陣内22m付近のラックから出たボールを持ち込み、キヤノンディフェンスを振り切ってゴール左隅にトライ。コンバージョン失敗。
[7-8]
-前半26分-
キヤノン、敵陣10mライン付近の相手ペナルティからPGを選択。三友が決めて3点追加。
[10-8]
-前半28分-
サントリー、キヤノン陣内10mライン付近中央。キヤノンのペナルティからPGを選択し成功。
[10-11]
-前半30分-
サントリー、キヤノン陣内22mライン付近からフォワード、バックス一体となって前進。最後はゴール前のラックから出たボールを持ち込みトライ。コンバージョンも成功。
[10-18]
-前半34分-
キヤノン、サントリーの猛攻を防ぎながら、相手ボールを奪うシーンも多い。しかしミスやペナルティでなかなかトライにはいたらない。
[10-18]
-前半36分-
サントリー、キヤノン陣内22mライン付近からPGを決めてさらに3点追加。
[10-21]
-前半41分-
キヤノン、ハーフウェイライン付近のサントリーのペナルティからPGを選択。三友のキックは惜しくも左に外れ、そのまま前半終了。
[10-21]
ハーフタイム
キヤノン選手交代なし
サントリーのキックオフで後半開始。
-後半5分-
キヤノン、自陣ゴール前10m付近でサントリーの連続攻撃を受けるが、必死のディフェンスでゴールを守る。
[10-21]
-後半5分-
キヤノン選手交代
OUT【アルベルト・ヴァンデンベルグ】⇒IN【湯澤 奨平】
OUT【大居 広樹】⇒IN【カラム・ブルース】
-後半7分-
サントリー、キヤノンゴール前の連続攻撃。バックスに展開したボールが逸れかかった。それに反応したキヤノンディフェンスの一瞬の間を突いてトライ。コンバージョン成功。
[10-28]
-後半10分-
キヤノン、敵陣ゴール前のペナルティからトマシ・ソンゲタ持ち込んだが、トライ寸前に妨害プレーでペナルティ。サントリー、そのボールをクイックで展開し逆襲、約80mを選手7人で繋いでトライ。コンバージョン成功。
[10-35]
-後半12分-
キヤノン、相手のペナルティなどでフォワード、バックス一体になって突進。さらに敵陣ゴール前10m付近のラインアウトから右へ展開。カラム・ブルース→ティム・ベネット→和田と右へ大きく展開し、和田のトライかと思ったがほんの少し足りず、さらにラックから出たボールを左へ展開。しかしここで痛恨のノックオンでトライならず。
[10-35]
-後半12分-
OUT【金子 大介】⇒IN【山本 貢】
-後半20分-
OUT【トマシ・ソンゲタ】⇒IN【ケーン・トンプソン】
-後半21分-
キヤノン選手交代
OUT【清水 直志】⇒IN【竹山 浩史】
-後半22分-
サントリー、キヤノン陣内10mライン付近のラックから出たボールを、SOがパスダミーからキヤノンディフェンスのギャップをつき、そのまま一気にトライ。コンバージョン成功。
[10-42]
-後半25分-
キヤノン、敵陣ゴール前5m付近のラインアウトからモールを形成。押し込んでラック。山本、湯澤が連続でサイドを突いたがトライならず、またしてもトライチャンスを逸した。
[10-42]
-後半28分-
キヤノン選手交代
OUT【菅原 崇聖】⇒IN【宍戸 要介】
-後半34分-
キヤノン、自陣22mライン付近のスクラムから出たボールを、カラム・ブルース→ティム・ベネットとつなぎ、ティム・ベネットが相手ディフェンスをかわし独走。約70mを走り切りトライ。コンバージョン成功。
[17-42]
-後半41分-
キヤノン、敵陣ゴール前10m付近のラインアウトから攻め続けたが、ボールがこぼれサントリーボール。サントリーもボールを蹴り出さず攻撃を続けたが、最後はノックオンでノーサイド。
キヤノン、チャンピオンチームへの初挑戦は苦い敗戦となった。
これでトップリーグ4戦1勝3敗。勝ち点6。
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- 永友 洋司監督
今日もたくさんの方に応援をしていただきまして、有難うございました。素晴らしい雰囲気の中で試合ができることに、心から感謝したいと思います。今日の試合も選手は厳しい戦いを良くやってくれました。しかし相手のプレッシャーが強いためにペナルティやミスが多く、またディフェンスではサントリーさんのブレイクダウンの集散が早く、我々が前に出て止めることができませんでした。でも自分たちが取りたい形でトライが取れたのは評価できるポイントです。ゴール前まで攻め込む場面もあったので、とにかく悔しいですね。一人一人のレベルの差は感じましたが、うちの選手も時間をかけて質の部分にこだわっていけば、必ず追いつけると思っています。そこまでできるように選手たちを育てていきたいと思います。厳しいプレーを経験で来たことは本当にプラスになります。この経験を活かして、次は絶対にやります。
- 今村 友基バックスコーチ
開幕からサントリー戦に勝つことを目指して頑張ってきたのですが、そう簡単には勝たせてもらえなかったですね。チームとしての成熟度という意味で、まだキヤノンには足らない部分が多いと思います。相手の圧力の強さにペナルティを犯して自滅する、という場面が多く、そういうことからもチーム力の差を感じました。バックスでチャンスメイクをいい形でできるようになっていますが、フィニッシュのところでミスが多いのは課題として残っています。4試合を終えていい経験を積み重ねて、すべての試合が財産となり成長につながっています。バックスにボールが回ると、見ている方にもっと期待感を持っていただけるように、精度を高めて次の九州電力に向かっていきます。しっかり準備して、勝ちにこだわっていきたいと思います。
- 和田 拓キャプテン
先週からの課題だった試合への入りの部分は、先制のトライを取ることができ良かったのですが、これまでに経験のないプレッシャーの中でのラグビーでした。こういうプレッシャーの中でも、自分たちのラグビーがしっかりできなければいけないと痛感しました。これで4試合が終わりましたが、これからも自分たちのスタイルを変えずに、プレーの精度を上げて次からの試合に臨みたいと思います。
- ティム・ベネット選手
前半はチーム全員が非常にハードにプレーし、いい展開で後半に臨むことができたのですが、後半はやはりサントリーという昨年のチャンピオンチームとの実力差が結果として出てしまいました。個人のパフォーマンスについては、今日も2トライをあげることができて満足しています。これまで4試合で4トライですが、これはチームでベストのコンビネーションが取れるように厳しい練習をしていること、また試合でフォワードが頑張っていて、質の高いボールを供給してくれているからです。まだ試合が残っていますので、ベストを尽くしていきます。
- アルベルト・ヴァンデンベルグ選手
試合に復帰できたことは嬉しいのですが、残念な結果になってしまいました。基本的な部分ができず、また自分たちのプレーができないまま、全体的にサントリーにやられてしまいました。また個人的にも良いパフォーマンスを見せることができず、チームに迷惑を掛けてしまいました。次の試合まで2週間あるので、もう一度基本をしっかり立て直していきます。次の試合でどれだけ改善できるかを楽しみにして欲しいと思います。
- 清水 直志選手
トップリーグにデビューしたいという気持ちで、先週のサテライトの試合に臨んだのですが、子供のころから一番観てきたサントリー戦にどうしても出たい、という希望が叶って本当に嬉しかったです。いつかチャンスが来ると思って頑張ってきたのですが、トップリーグの舞台での試合を楽しむことができました。実際にプレーをしてみて、チャンピオンチームを相手に通用した部分もあり、またダメだった部分もありました。しっかり今日の内容をレビューして、「もう少しで勝てる という部分を埋めるために練習から100%でやって、残りの試合を全部勝つためにやっていきたいと思います。また試合に出られるように頑張ります。
- 中田 慎二選手
強かったです。個々がやるべきことをもっとしっかりやらないと、やはりトップチームには勝てないことがよくわかりました。でも、攻守にいいところもたくさんあったので、もっと我慢していけばもっと接戦にできたと思います。サントリーはキックが少なくて、どこからでも攻めてくるというキヤノンが目指しているラグビーでした。サントリーを目標にしていく部分がたくさん見つかったのは、今日の試合の成果のひとつかも知れません。シーズンの1クール目の最終戦でこういう経験し、その上で次の試合までの2週間が送れます。順位を争う意味でも、次からの試合は今までと違う意味で大事になるので、頑張って勝ちにいきたいと思います。