キヤノン イーグルス vs トヨタ自動車 ヴェルブリッツ



12 | 前半 | 19 |
14 | 後半 | 15 |



2012年12月 9日(日) 13:00 キックオフ 鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム (徳島県 )
トップリーグ 第10節 天候:雪のち晴れ
![]() |
![]() |
![]() |
||
---|---|---|---|---|
宍戸 要介 | 1 PR | 吉田 康平 | ||
山本 貢 | 2 HO | 川西 智治 | ||
山路 泰生 | 3 PR | 伊東 秀剛 | ||
アルベルト・ヴァン・デン・ベルグ | 4 LO | 谷口 智昭 | ||
日高 駿 | 5 LO | 李 光紋 | ||
植松 宗之 | 6 FL | ジェローム・カイノ | ||
清水 直志 | 7 FL | 吉田 光治郎 | ||
竹山 浩史 | 8 No.8 | 菊谷 崇 | ||
髙城 良太 | 9 SH | 麻田 一平 | ||
カラム・ブルース | 10 SO | スティーブン・ブレット | ||
新井 光 | 11 WTB | 水野 弘貴 | ||
三友 良平 | 12 CTB | 山内 貴之 | ||
ティム・ベネット | 13 CTB | タウモエピアウ・シリベヌシ | ||
和田 拓 | 14 WTB | 有田 啓介 | ||
橋野 皓介 | 15 FB | 遠藤 幸佑 | ||
16 菅原 崇聖 17 金子 大介 18 湯澤 奨平 19 トマシ・ソンゲタ |
20 吉田 健 21 守屋 篤 22 大居 広樹 |
リザーブ |
16 中村 嘉樹 17 熊谷 隆 18 杉本 晃一 19 槇原 航太 |
20 滑川 剛人 21 文字 隆也 22 スティーブン・イェーツ |
後半 11分 |
4 アルベルト・ヴァン・デン・ベルグ→ 19 トマシ・ソンゲタ 7 清水 直志→ 18 湯澤 奨平 |
交代選手![]() |
後半 14分 | 2 川西 智治→ 16 中村 嘉樹 |
---|---|---|---|---|
後半 14分 | 13 ティム・ベネット→ 21 守屋 篤 | 後半 18分 | 6 ジェローム・カイノ→ 19 槇原 航太 12 山内 貴之→ 21 文字 隆也 14 有田 啓介→ 22 スティーブン・イェーツ |
|
後半 20分 | 9 髙城 良太→ 20 吉田 健 11 新井 光 → 22 大居 広樹 |
後半 22分 | 3 伊東 秀剛→ 17 熊谷 隆 | |
後半 24分 | 1 宍戸 要介 → 16 菅原 崇聖 | 後半 25分 | 5 李 光紋→ 18 杉本 晃一 | |
後半 32分 | 2 山本 貢 → 17 金子 大介 | 後半 30分 | 9 麻田 一平→ 20 滑川 剛人 |
トップリーグ第10戦は、70年以上の伝統と輝かしい実績を誇るトヨタ自動車ヴェルブリッツ(以下トヨタ)との一戦。前節に勝利した勢いに乗って、キヤノンらしいプレーでトップリーグ4勝目を奪い取りたい。
-前半00分-
キヤノンのキックオフで試合開始。
-前半5分-
両チーム共に攻め込む場面があるが、試合開始前まで降り続いていた雪のためかノックオンが目立ち、トライには至らない。
[0-0]
-前半7分-
トヨタ、キヤノン陣で左右にボールを展開し徐々にゲイン。ボールをキヤノンゴールに持ち込み左隅にトライかと思われたが、その前にスローフォワードがありキヤノンボールに。
-前半12分-
トヨタ、キヤノン陣22mライン付近のラインアウトからバックスへ展開。その後もフォワード・バックスが連携して前進を図り、最後は右サイドにバックスの選手を余らせてトライ。コンバージョン失敗。トヨタがこの試合の先制点をあげた。
[0-5]
-前半20分-
キヤノン、トヨタの攻撃を連携の取れたディフェンスで防ぎながらチャンスを窺うが、トヨタのディフェンスの壁も厚く、得点ができない場面が続く。
[0-5]
-前半25分-
キヤノン、自陣から一気に持ち込みトヨタ陣で連続攻撃。トヨタゴール5m前のトヨタペナルティから、竹山がクイックリスタートし、パスダミーから密集を飛び越えるようにしてトライ。コンバージョンも決まりキヤノン逆転。
[7-5]
-前半29分-
トヨタ、キヤノンのキックを確保し、そのまま展開。キヤノンディフェンスのギャップを抜いてゲインを図り、最後はキヤノンゴール前で走り込んだ選手へ絶妙なパスが通りそのままトライ。コンバージョン成功。
[7-12]
-前半35分-
キヤノン、キヤノン陣10mライン付近から連像攻撃でトヨタ陣へ進攻。トヨタ陣10mライン付近でのトヨタのペナルティからPGを選択。しかしこれを外して追加点ならず。
[7-12]
-前半36分-
キヤノン、トヨタ陣22mライン付近のラインアウト。ボールを受け取った竹山の前が空き、一気に前進。ライン際をフォローした山本に繋ぎ、山本がそのまま全力疾走し右隅にトライ。コンバージョン失敗。
[12-12]
-前半38分-
トヨタ、キックオフのボールを確保しバックスに展開したキヤノンのボールをインターセプト。そのまま一気にトライ。コンバージョン成功。キヤノン、前半終了直前に自らのミスで手痛い失点。
[12-19]
-前半40分-
トヨタがボールを蹴り出して前半終了。
ハーフタイム
キヤノン、選手交代なし
-後半00分-
トヨタのキックオフで後半開始。キヤノン、早く追いついて逆転を図りたい。
-後半2分-
トヨタ、ハーフウェイ付近でバックスへ展開。パスダミーでキヤノンのディフェンスをかわし、そのまま一気にトライ。コンバージョン成功。キヤノン、またしてもディフェンスミスで簡単にトライを献上してしまう。
[12-26]
-後半7分-
キヤノン、トヨタ陣10mライン付近でトヨタのペナルティからPGを選択。風上からのキックをしっかり決めたいところだったが、惜しくもはずれ追加点ならず。
[12-26]
-後半8分-
トヨタ、キヤノンがトヨタ陣で攻撃中、この試合2本目のインターセプト。ハーフウェイ付近からキヤノンのディフェンスをうまくかわしてトライ。コンバージョン失敗。
[12-31]
-後半11分-
OUT【アルベルト・ヴァンデンベルグ】⇒IN【トマシ・ソンゲタ】
OUT【清水 直志】⇒IN【湯澤 奨平】
-後半14分-
OUT【ティム・ベネット】⇒IN【守屋 篤】
-後半19分-
キヤノン、トヨタのペナルティからクイックでゲイン。トヨタゴール前5mのスクラムからトライを狙うが、ノックオンでチャンスを逸する。
[12-31]
-後半20分-
OUT【髙城 良太】⇒IN【吉田 健】
OUT【新井 光】⇒IN【大居 広樹】
-後半23分-
キヤノン、トヨタ陣22mライン付近のラックから出たボールをカラム・ブルースから三友へ。三友がトヨタディフェンスをしぶとく振り切ってそのままトライ。自らコンバージョンも決めて反撃の狼煙を上げる。
[19-31]
-後半24分-
OUT【宍戸 要介】⇒IN【菅原 崇聖】
-後半32分-
OUT【山本 貢】⇒IN【金子 大介】
-後半33分-
キヤノン、トヨタの猛烈な攻撃を必死に守り、自陣ゴール前付近からバックスへ展開。ボールを受け取った橋野がトヨタディフェンスを振り切って大きくゲイン。トヨタ陣10mライン付近で追いつかれたが、大居がナイスフォロー。そのまま大居が相手ディフェンスを必死に振り切ってトライ。キヤノン、コンバージョンも決まり5点差とする。
[26-31]
-後半37分-
トヨタ、キヤノン陣でのキヤノンのペナルティからPGを選択。しっかり決めて3点追加。
[26-34]
-後半40分-
キヤノン、懸命の攻撃を続けるがトライには届かず、トヨタがボールを蹴り出してノーサイド。
これでキヤノンイーグルスはリーグ戦3勝7敗。しかしこの試合で4トライを奪ったため勝ち点1獲得、勝ち点の合計を17とした。
- 永友 洋司監督
素晴らしいグランドで試合をさせていただき、また今日も両チームともたくさんの方に応援に来ていただきました。本当に有難うございました。試合はやはり勝ち切れなかった、という内容でした。すべては前半の残り5分、そして後半開始5分に今日の試合の結果が凝縮されていると思います。強いチームは試合の重要な部分で実力を発揮して、得点し失点しないものですが、我々はまだそういう部分でチームとして力が足りていないと思います。でもトヨタ自動車さんという相手に4トライできたのは、我々が目指しているラグビーに選手がしっかり向かって頑張った、ということに尽きると思います。後半追い上げましたが、やられて追いかけていくラグビーをしているうちはやはり勝てなくて、いい試合で終わってしまいます。我々のような新しいチームにとって、「いい試合」と言われるのは嬉しい言葉ではありますが、そろそろそこを卒業できそうなレベルに上がってきていると感じています。次は近鉄さんとの試合ですが、我々の成長の真価が問われる試合だと思っています。勝ちを目指して頑張ります。
- 和田 拓キャプテン
試合は本当に悔しいという思いが強いですね、自分たちのミスやしっかりできなかった部分でこれまでにない形で失点したのが悔しいです。それがラグビーというものかもしれませんが、でもしっかり4トライできて、特に最後はすごくいいトライでした。今後もあのようなトライを狙えるような共通意識を全員で持っていく必要があるかも知れません。まだまだ足りないところもありますが、少しずつレベルアップしていると実感できているので、それをグランドで勝利という形に結び付けていきたいですね。リーグ戦はあと3試合しかないので、自分たちができることをしっかりやって、とにかく勝利を目指して頑張ります。
- カラム・ブルース選手
自分たちのミスでハーフタイム前後にトライを取られてしまい、勝てるチャンスを逸しました。
前半、せっかく同点に追いついたのに簡単なトライを奪われてしまい、とにかく悔やまれます。
細かいミスを減らすことはかなりできているし、みんないいプレーができています。今日のようなゲームからまた新しいことを学んで、長いシーズンの中においてまだ成長過程にあるのだと思います。決して望んでいた結果ではありませんが、勝ち点1を取ることができましたし、もう少しですね。より良い結果に向けてモチベーションを高め、ハードな練習をして次につなげることはチームとしてできています。次の近鉄も非常にいいラグビーをするチームです。今日の試合を振り返って、近鉄戦でいい試合ができるようにしっかり準備をします。
- 宍戸 要介選手
競った試合で勝つチームこそ強いチームだと思います。今日のような試合を落とさない、という強さがうちのチームにはまだないので、そこが強いチームとの差だと思います。重要な場面でミスをしてトライのチャンスを逸して、逆に相手にチャンスを与えてしまいました。トップリーグに長くいるチームに対してうちはチャレンジャーなので、80分間思いっきり戦って、絶対後退することなく前進し続けたいですね。春から積み上げてきたこと、特にベーシックの部分が自分たちの強みだと思っているので、そこを80分間やり抜いて、残りの試合を勝ちたいと思います。
- 山路 泰生選手
勝ちたい試合でした。でも楽しかったです。自分の自信になった部分もありましたし、とにかくトップリーグの試合に出させてもらったことに感謝したいです。またノンメンバーのみんなも自分を応援して後押ししてくれたので、その分も頑張って勝ちたかったのですが、勝って東京に帰れないのは残念ですね。でも1ポイント取れた試合だったので、次に繋げられると思います。これまで長かったのですが、諦めずに頑張ってきたのでメンバーに入れたと思います。でも結果を出すにはいつも洋司さんが言っている「もう1本」というところが必要なので、それができるようにこれからも頑張ります。満足できるには至らなかったので、また練習で立て直して、次に向かいたいと思います。
- 三友 良平選手
PGを外してしまい、試合の流れを悪くしてしまいました。1トライはできましたが細かいミスがあって、まだプレーの精度を上げないといけないと思います。毎試合レベルアップした内容の試合ができるように、今日の経験を次の試合に繋げたいと思います。
- 新井 光選手
スピードをテーマに今日の試合に臨んだのですが、相手のゆったりとしたペースに阻まれてしまいました。ディフェンスもまだターゲットの数値に達していなくて、チームに迷惑を掛けている部分があります。また出場できるチャンスがあれば、チームに貢献できるように頑張りたいです。
まだ十分なレベルになっていないので、残りの試合に向けて練習から精一杯やり続けていきます。
- 吉田 健選手
初めてのトップリーグの試合で、キャプテンの拓を始めみんなが声を掛けてくれました。後半、出たからには試合の流れを変えられるように、自分の持ち味であるスピードを意識してやりましたが、プレッシャーが強くて、もっと早くパスを出さないといけないと感じました。その他にも上達しなければならないところがたくさんあると気付いたので、もっと努力して早くみんなに追いつけるように自分を上げていきたいと思います。