このページは2012年以前の情報です。最新シーズンの情報はこちらでご覧いただけます。

キヤノン イーグルス 公式サイト|スタッフレポート

選手インタビュー

一覧に戻る

選手インタビュー vol.31 高根 修平2011年9月14日

キヤノン イーグルス 選手インタビュー
vol.31 高根修平『できることは何でもやる』


◆キヤノンは成長し続けているチーム

高根 修平選手

――初めての移籍でキヤノン イーグルスに入りましたが、どういう思いがありましたか?

セコムでは社員でしたが、キヤノンにはプロとして入ったので、不安はめちゃくちゃありました。

――プロとしてラグビーをやっていこうと思った理由は何ですか?

2年前(2009年)にセコムが強化を中止し、その時から他のチームに移籍することを考え始めました。セコムでは社員として仕事をしながら、火曜と木曜の夜は9時から練習して、土曜と日曜も練習と休みなくラグビーをしていました。苦しいことをみんなでやっていたので、チームが1つになっていると感じていました。ただラグビーに関しては、自分が納得できるような練習はできていませんでした。ラグビーは今しかできないことなので、やらずに後悔することだけはやめようと思って移籍を決めました。

――キヤノンへ移籍する決め手は何でしたか?

仕事とラグビーで忙しくて、なかなか自分から動き出すことはできませんでしたが、キヤノンから話をいただきました。キヤノンは成長し続けているチームなので、とても魅力的なチームだと思います。

――2009年、2010年とセコムの選手としてキヤノン イーグルスと試合をしましたが、その2試合ではどういうことを感じましたか?

2009年(キヤノン18-14セコム)は接戦で負けましたが、それほどプレッシャーを感じませんでした。ただ2010年(キヤノン55-0セコム)はしっかり意思統一や練習ができていると感じましたね。

――実際にキヤノンに入ってみて、環境はどうですか?

すごく良い環境を与えてもらっていると思います。これから環境にも慣れてきたら、もっと練習でも積極的にやっていけると思います。まだ自分の思った通りに体が動かないので、早く前の状態に戻していかなければいけないと思っています。

◆仕事を頑張れたのもラグビーのお陰

高根 修平選手

大学時代

――セコムではキャプテンを務めていましたが、どういう思いでチームを引っ張っていましたか?

セコムは人数が少なく厳しい状況でしたが、結束はすごく固かったですね。いろんな人が意見を言って、チームを動かしていたと思います。キヤノンもそういう雰囲気になっていければもっと良いチームになると思います。

――昨年までは、どういうサイクルでラグビーをされていましたか?

まず通勤に1時間くらいかかっていたので、朝5時半くらいに起きて会社に行き仕事をして、仕事が終わって21時くらいから練習を始めていました。そして23時くらいに練習を終えて、ご飯を食べて帰宅して、寝るのは1時くらいでした。

――ラグビーをやめようと思ったことはありませんでしたか?

ラグビーがあったから、そういう生活ができたと思っています。仕事を頑張れたのもラグビーのお陰です。

――宍戸選手、小松選手も以前セコムで一緒にプレーしていましたが、キヤノン イーグルスに入る前に相談はしましたか?

小松さんにはよく相談して、キヤノンに入るために後押しをしてもらいました。あと向山は高校と大学が一緒だったので、連絡を取っていました。

◆全試合フル出場したい

高根 修平選手

――キヤノンへ移籍することについて、チームメイトから何か言われましたか?

快く送り出してくれました。セコムの仲間には、キヤノンで絶対レギュラーになるって言ってきたので、その分頑張らないといけないですね(笑)。

――キヤノン イーグルスで高根選手自身はどういう役割を果たそうと考えていますか?

宍戸(キャプテン)がチームをしっかりまとめているので、陰で支えていきたいと思っています。ただまずは自分が試合に出ることが大切ですね。

――ラグビーの魅力は何だと思いますか?

団体スポーツの中でも、ラグビーは他のスポーツよりも人数が多くて、人数が多い中で結束し、勝ったり負けたりすることを共有できることが魅力だと思います。仲間が50人いれば、勝った喜びも50倍になるので、そういう仲間意識が素晴らしいと思います。

――キヤノンに入っての意気込みをお願いします

まずは個人としてはレギュラーを獲得して、全試合フル出場したいですね。チームとしては絶対トップリーグに上がりたいと思っています。

――外国人選手も多いポジションですが、ご自身のプレーの持ち味は何ですか?

俊敏性だと思っています。体が小さいからこそできることもあると思うので、そこを考えながらトレーニングしていきます。

――ファンに向けてメッセージをお願いします

できることは何でもやります。泥臭く、精一杯やりますので、応援をお願いします。