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2014.06.02
TEAM

5月31日(土)日野自動車戦および5月30日本代表VSサモア代表戦の結果

■プレシーズンマッチ第2戦 日野自動車レッドドルフィンズ戦

トライの取り合いとなった白熱した展開
新加入森谷のビッグプレー2本で決着

5月31日(土)、キヤノンスポーツパークに於ける今シーズン初めての練習試合に、真夏のような暑さにも関わらず両チームの熱心なサポーターが集結した。プレシーズンマッチ第2戦は日野自動車レッドドルフィンズ(以下日野)との対戦。

キヤノンの5連続トライで一方的な試合になると思われたが、日野の粘り強い攻撃を30分近く受け、後半15分には5点差まで追い上げられた。しかしキヤノンが2本のトライを奪い逆転を許さず、結局52-42でキヤノンがリードを守り切った。

■前半
新卒選手6名全員が良く動き、試合開始から30分はしっかり守ってマイボールを確実にトライするキヤノンペースが続いた。中でもトライシーンに高い確率で絡んだのがNo.8の嶋田。「しっかり前を見て、相手の少ないところを攻める状況判断ができたのは良かったと思います。一瞬一瞬のプレーに社会人の速さを感じますが、春の試合でそのスピードに対応できるように練習から頑張っていきたいと思います。」(嶋田選手)

ところが30分を過ぎた頃から試合展開が急変。日野の攻撃を自陣で受ける時間が続き、3本のトライを許しペースを戻せないまま40-21で前半を折り返した。

嶋田選手、宇佐美選手、藤近選手

■後半
3人を入替えたキヤノンだったが、「守れない、アタックできない」悪い流れが続いた後半15分、なんとしてもトライが欲しい場面でビッグプレーを見せたのが新加入の森谷だ。「ずっと続いた苦しい時間を断ち切ってチームに貢献できたと思います。抜けた後に走り切るのが強みだと思っているので、コンタクトの強さを身に付けて全試合に出場するつもりで頑張ります。」(森谷選手)ハーフウェイ付近から走り抜いた森谷の2本のトライでリードを守り、52-42でノーサイドとなった。

庭井選手、森谷選手、芦谷選手

今日までの2試合を観戦した小野澤選手は、「勢いがあり運動量も高いのですが、試合中に各選手のベクトルにバラつきが起きます。これ修正するために必要なコミュニケーションを練習の中からもっとできるようになれば、伸びる要素はたくさんあり、今後が楽しみです。私の復帰は近いです。久しぶりの試合なので吐くほど走りますよ(笑)。」

永友 洋司監督
「大味な試合になりましたが、フォーカスしている選手が期待に応えてくれていることは収穫でした。特にルーキーの選手全員がいいパフォーマンスを見せてくれて、適応力の高さを感じます。ただ課題もたくさん出てきたので、それは練習に落とし込んでいきたいですね。他の若い選手たちもしっかり競争に残ることを期待しています。次の試合では新しい外国人選手もどんどん起用する予定ですので、これからも楽しみにしてください。」

和田キャプテン 「若い選手たちが活き活きとやっているので、自分たちも頑張らなければと思います。(今シーズンからSOに変わったことについて)今日の試合は前半途中から流れが悪くなりました。そういった悪い時間をいかに短くするか、きつい時にしっかりゲームマネジメントするのが10番の役割だと思うので、もっとチームを動かして新しいチャレンジを楽しめるように頑張ります。」

■新体制発表と交流会
試合終了後、イーグルスの全選手とスタッフがスタンド正面に整列し、新加入選手及び新体制が紹介されました。

永友監督の高い目標に向けた力強いメッセージに、スタンドのサポーターから大きな拍手が送られた後、特別な機会としてサポーターの皆さんがグランドに入り、選手、スタッフとの会話や写真撮影、サインなど大盛り上がり。「直接応援の言葉を伝えられて良かった。」「子供も一緒に写真を撮っていい記念になります。」と笑顔いっぱいの交流会となりました。

永友監督がサポーターに語る、新外国人マイケル・ボンド選手(左)とダラン・マーフィー選手

列ができた小野澤選手、笑顔でサインに応じる庭井選手

次回は6月7日(土)、豊田自動織機ラグビー部との練習試合をキヤノンスポーツパークで行う予定です。(14:00 KO)今後のキヤノンイーグルスの活躍にご期待ください。

試合に関する情報は、下記URLの専用サイトでご確認ください。 https://www.canon-eagles.jp/gameinfo/index.html






■テストマッチ日本代表VSサモア代表戦の結果

ジャスティン・アイブス選手は後半に出場し存在感を見せる

5月30日(金)に秩父宮競技場で*「リポビタンDチャレンジカップ2014」*日本代表VSサモア代表戦が行われました。サモア選手のフィジカルの強さをジャパンの選手はしっかりと対応し、33:14で勝利しました。ジャスティン・アイブス選手は後半31分にブラインドサイドフランカーで登場。ライン・アウト、ブレイク・ダウンで存在感を示しました。

ジャスティン・アイブス選手

 サモアは世界ランキング8位で最近好調です。その相手に勝利することができてとてもうれしいです。私は後半から出場する機会をいただき勝利に貢献することができました。最終戦には秩父宮に戻ってきますので、これからも応援 お願いします。

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