■神戸製鋼コベルコスティーラーズ戦のみどころ

神戸製鋼コベルコスティーラーズは昨年のリーグ戦、日本選手権でベスト4に入っている強豪チームです。昨シーズンの2ndステージでの戦いではイーグルスの勝利への思いを断ち切らされる試合になりました。その圧倒的な攻撃の前にイーグルスは良いところがなく敗れ去りました。「自分たちがやってきたラグビーをさせてもらえなかった」そんな思いを選手は持っています。

イーグルスが一矢を報いることができるのか
あの試合から半年、イーグルスは新たなチームとしてスタートしました。ここまでの三試合で試してきたことがスティーラーズにも通じるのか？そのプレーが寸断されることになるのか？緊張感あふれる試合が予想されます。

イーグルスの出場メンバーは前後半ですべて入れ替える予定です。それだけチーム内のレベル差が無くなってきていることの証明ともいえます。
新卒新人の6人は前半に宇佐美、森谷が出場、後半は庭井、芦谷、嶋田、藤近が出場します。彼らが入部してからの3カ月間の成長には目を見張るものがあります。先輩たちとの競争で勝ち取ったポジションでそれぞれの選手が、アピールしてくれるでしょう。

いよいよ小野澤宏時選手初登場
前半SOで出場するマーフィーはイーグルスのテンポとスピードアップを担い、アタッキングラグビーのバージョンアップした姿を観ることができます。そしてこの試合の目玉はなんといっても小野澤選手のプレーです。まさに満を持しての出場です。調整に時間がかかりましたが、この試合で本来のプレーができるのか期待がかかります。

マーフィー・レイルア選手に注目
後半からはブランドサイドフランカーに入るレイルアに注目してください。イーグルス入部3年目で今シーズンは公式戦に初出場が見込まれます。強い体を生かしたタックル、狭いスペースからでもしかけるアタックで活路を見出します。
ボンドはWTBで出場予定です。どこのポジションもこなすユーティリティプレーヤーです。彼の持ち味はインパクトの強いアタックにあります。ボールを持つと必ず前に出てチャンスを作り出します。

そして菊谷崇も登場
後半の目玉は菊谷選手の出場です。小野澤選手同様イーグルスでのデビュー戦となります。
この試合は二ヶ月間の仕上げの試合となります。選手たちは今持てる力を全て発揮することでしょう！ぜひ応援においでください。

会場にお越しになれない方には試合経緯を公式ツイッターで生中継します。

メンバー

NO	背番号	氏名	出身校	身長	体重	年齢
1	6	菅原 崇聖	同志社大学	175	105	27
2	8	山本 貢	関東学院大学	175	105	33
3	5	城 彰（ゲームキャプテン）	明治大学	176	120	25
4	23	湯澤 奨平	成城大学	187	105	25
5	13	宇佐美 和彦★	立命館大学	197	110	22
6	18	Adam Thomson	Christchurch Boys' High School	196	112	32
7	21	清水 直志	早稲田大学	182	95	26
8	27	竹山 浩史	関東学院大学	175	90	29
9	32	福居 武	大阪体育大学	177	78	24
10	36	Dallan Murphy★	Queensland University of Technology	181	87	25
11	19	小野澤 宏時★	中央大学	180	84	36
12	38	三友 良平	日本大学	177	90	27
13	40	Tim Bennetts	Pennant Hill High School	185	90	23
14	39	菅谷 優	帝京大学	173	77	24
15	28	森谷 直貴★	法政大学	180	86	23

リザーブ

NO	背番号	氏名	出身校	身長	体重	年齢
16	4	宍戸 要介	東海大学	176	103	29
17	3	山路 泰生	神奈川大学	180	112	29
18	9	庭井 祐輔★	立命館大学	174	98	22
19	14	日高 駿	明治大学	190	100	24
20	16	芦谷 勇帆★	早稲田大学	190	94	22
21	24	Murphy Leilua	山梨学院大学	184	105	25
22	17	嶋田 直人★	立命館大学	181	98	23
23	2	菊谷 崇★	大阪体育大学	187	100	34
24	20	天野 寿紀	帝京大学	169	79	23
25	45	田井中 啓彰	関東学院大学	186	92	30
26		Michael Bond★	Queensland Academy of Fitness	179	92	26
27	26	藤近 紘二郎★	早稲田大学	180	85	22
28	30	Omar Slaimankhel	Auckland Grammar School	180	85	22
29	25	藤本 健友	成蹊大学	181	90	24

★は新加入選手
メンバーは都合により変更になる場合があります

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■6月21日（土）ラグビーテストマッチ「日本代表VSイタリア代表」戦

6月21日（土）に東京・秩父宮ラグビー場で行われる「リポビタンDチャレンジカップ2014第２戦　日本代表 対 イタリア代表」戦が秩父宮ラグビー場で行われます。イーグルスのジャスティン・アイブス選手は６スタメンに選ばれました。こちらの応援もよろしくお願いします。

なお、６月14日（土）にアメリカのロサンゼルスのスタブハブセンターで行われた日本代表とアメリカ代表のIRBパシフィックネーションズカップ2014（テストマッチ）は前半17－17のドロー、後半には日本代表は粘りを見せ20-17、トータル３7－２9でアメリカ代表に勝利しました。キヤノンイーグルスから出場していたジャスティン・アイブス選手はブラインドサイドフランカーとして８０分間フル出場し、日本代表の勝利に貢献しました。