MATCH試合
2014.12.14 sun 12月14日(日)

イーグルス
TIME
試合概要
キックオフ日時 | 2014.12.14 (日) 13:00 |
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試合会場 | 長良川競技場 |
所在地 | 岐阜県 |
試合記録
横浜E |
トヨタ |
|||
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9 | 6 | 前半 | 6 | 14 |
3 | 後半 | 8 |
前半 | 後半 |
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0 | 0 |
0 | 0 |
0 | 0 |
2 | 1 |
0 | 0 |
計 | 計 | |
---|---|---|
0 | T | 1 |
0 | G | 0 |
0 | PT | 0 |
3 | PG | 3 |
0 | DG | 0 |
前半 | 後半 |
---|---|
0 | 1 |
0 | 0 |
0 | 0 |
2 | 1 |
0 | 0 |
メンバー
選手名 | No. | POS. | No. | 選手名 |
---|---|---|---|---|
菅原崇聖 | 1 | PR | 1 | 吉田康平 |
庭井祐輔 | 2 | HO | 2 | 彦坂圭克 |
城彰(FWリーダー) | 3 | PR | 3 | 高橋洋丞 |
日高駿 | 4 | LO | 4 | 谷口智昭 |
宇佐美和彦 | 5 | LO | 5 | 北川俊澄 |
アダム・トムソン | 6 | FL | 6 | ジャーン・デイセル |
カール・ロウ | 7 | FL | 7 | 安藤泰洋 |
菊谷崇 | 8 | NO.8 | 8 | 杉本晃一 |
福居武 | 9 | SH | 9 | 麻田一平 |
森田慶良 | 10 | SO | 10 | 文字隆也 |
原田季郎 | 11 | WTB | 11 | 松下馨 |
三友良平 | 12 | CTB | 12 | キャメロン・マッキンタイアー |
ティム・ベネット | 13 | CTB | 13 | タウモエピアウシリベヌシィ |
和田拓(キャプテン) | 14 | WTB | 14 | 彦坂匡克 |
森谷直貴 | 15 | FB | 15 | 竹田宜純 |
金子大介 | 16 | R | 16 | 上野隆太 |
宍戸要介 | 17 | R | 17 | 佐藤一斗 |
山路泰生 | 18 | R | 18 | 長尾純一 |
湯澤奨平 | 19 | R | 19 | トーマス優デーリックデニイ |
嶋田直人 | 20 | R | 20 | 藤井諒 |
天野寿紀 | 21 | R | 21 | 滑川剛人 |
藤近紘二郎 | 22 | R | 22 | スティーブン・イェーツ |
マイケル・ボンド | 23 | R | 23 | 水野弘貴 |
雪の中での熱い攻防、1トライを奪ったトヨタに軍配

2ndステージ第3戦の相手はトヨタ自動車ヴェルブリッツ(以下トヨタ)。トップリーグでの過去3回の対戦は全て一歩及ばず勝てていない相手だけに、初勝利して以降の試合に向けて弾みをつけたい一戦だ。
未明から降り始めた雪が続き、厳しい冷え込みとなったこの日の岐阜市。それでもたくさんの熱い声援に合わせるように試合開始のホイッスルが鳴った。
両チーム共に雪と寒さのせいかノックオンなどのハンドリングミスが続きトライを奪うことができないまま、PGを2本ずつ決め6 - 6で前半を折り返した。後半もお互いに我慢を続ける展開が続いたが20分、トヨタが一瞬の隙をついてこの試合唯一のトライを奪った。キヤノンは最後まで何とか敵陣で戦う姿勢を見せたものの、ノーサイド直前に三友がPGを決め3点を返すにとどまり、結局9-14で(勝ち点1)で試合終了。トヨタからの初勝利は次の機会にまたも持ち越しとなった。
前半
上々の立ち上がりに勝利の予感
キヤノンは最初のアタックのチャンスにFWが細かいパスを繋ぎ、一気にトヨタ陣22m内にボールを運んだ。中心になったのはこの日初めてスターティングメンバーに入ったFLカール・ロウだ。「少しでも前進するためにハードにプレーしました。尊敬するアダム(トムソン)とのプレーをエンジョイできました。」(カール・ロウ選手) 幸先の良いスタートに、前節とは違う展開が予想されたが・・・。

激しいプレッシャーにも同点で折り返す
有利なエリアを獲得すべくキックを多用した両チームだったが、この日トップリーグデビューを果たしたSO森田、そしてSH福居のハーフ団はトヨタの厳しいプレッシャーに思うようなキックを蹴ることができない。「とにかく敵陣に入ることをイメージしていました。でもキックの精度やノックオンなどのミスもあって、スキルの部分で反省点がたくさんあります。」(森田選手)
「トヨタの自分へのプレッシャーがものすごかった。自分がもっと良いプレーをしないと攻撃のリズムはつかめない。反省の多い試合です。次に向けてしっかり修正したいと思います。」(福居選手)
これに対し2回目の挑戦で打倒トヨタに燃えていたNo.8菊谷は、「うちの9番、10番は試行錯誤して良くやってくれたのですが、FWのセットプレーやブレークダウンが十分でなく、その結果二人にプレッシャーを掛けてしまいました。」
一方キヤノンもトヨタへの強いアタックで相手のペナルティを誘い、キック好調の三友が2本のPGをしっかり決め6 - 6と同点で前半を終えた。

後半
1トライの差が明暗を分けた
両チーム共にミスからトライシーンに繋がらない展開が続いたが、20分にトヨタが均衡を破った。「ラインアウトでは相手へのプレッシャーも掛けられましたし、スクラムもしっかり組めていたのですが、もっと安定させて質の高いボールを出さなければなりません。トヨタのトライは相手のプレッシャーを受けたキヤノンのノックオンからのプレーだったので、ブレークダウンでのファイトがもっと必要だったと思います。」(宇佐美選手)
これで得点は6 - 11。なんとしてもトライを奪い返したいキヤノンだったが、33分に逆にPGを決められ6 - 14。CTBマイケル・ボンドの突進などで好機を伺い、ノーサイド直前に三友がこの日3本目のPGを決めて9 - 14の5点差としたが反撃もそこまで。勝ち点1は獲得したものの、またも「ちょっとの差」を埋められず敗戦となった。
コメント
【クリストファー・ヒッキ― ヘッドコーチ】
「いいフィールドポジションを取ることが非常に重要な試合でしたが、その点でトヨタのマネジメントがキヤノンより少し良く、またトヨタはキヤノンのミスを活かして唯一のチャンスでトライを取り切った、そういう試合だったと思います。基本のスキルは常に重要で、キヤノンはその点でまだ十分ではないことが今日の試合からもわかります。チームのレベルアップを続け、次のサントリー戦へのチャレンジに向けて準備します。」
これでトップリーグ2ndステージは1勝2敗。勝ち点はこの試合で1点を追加し合計7点。現時点での順位はグループAの8チーム中7位となっています。
次の試合は12月21日(日)、山梨中銀スタジアム(山梨県)でサントリーサンゴリアスと対戦します。(13時KO)
会場へ足をお運びいただき、熱い応援を宜しくお願いいたします。
インタビュー
永友監督

「悪いコンディションの中での基本的なスキルとゲームコントロールの重要性を試合前に選手には伝えました。ミスをゼロにすることはできませんが、大事な所でのミスや不用意なペナルティの結果トライを与えてしまったこと、そこにまだ大きな差があると感じています。やってきたことができていないことにコーチングの見直しの必要性を感じています。今日はこのような天候にも関わらずたくさんの応援をいただいたこと、また試合の準備・運営に携わってくださった方々に心から感謝しています。このことを忘れずに、次のサントリー戦に向けてまた頑張ります。」
和田キャプテン

「このような天候の中でも試合ができるように準備をしていただいたことにまず感謝します。試合については自陣でプレーする時間が長く、またプレーが後手に回ってしまうことが多い内容でした。遂行力が足りない部分もたくさんあったと思います。基本スキルをもう一度見直して、次の試合に向かっていきたいと思います。」