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キヤノンイーグルス試合情報 2015-2016シーズン

2015.11.29 | リーグ戦 11月29日(日)

キヤノンイーグルス 2015.11.29 13:00
大分県 大分市営陸上競技場
コカ・コーラ レッドスパークス

31

10 前半 14
21 後半 11

25

前半 後半 前半 後半
1 3 4 T 2 1 1
1 3 4 G 0 0 0
1 0 1 PG 5 3 2
0 0 0 DG 0 0 0
NO 選手名 ポジション 選手名 NO
1 東恩納寛太 PR 田中智広 1
2 庭井祐輔 HO 平原大敬 2
3 城彰 PR 徳重元気 3
4 菊谷崇 LO 川下修平 4
5 宇佐美和彦 LO サム・ワイクス 5
6 杉永亮太 FL 豊田将万 6
7 嶋田直人 FL 山下昂大 7
8 アダム・トムソン No.8 上本茂基 8
9 天野寿紀 SH 香月武 9
10 橋野皓介(キャプテン) SO 山田久寿 10
11 藤本健友 WTB 川口皓平 11
12 三友良平 CTB 福田哲也 12
13 ティム・ベネット CTB ティム・ベイトマン 13
14 森谷直貴 WTB 築城昌拓 14
15 ウィリー・ルルー FB 吉澤太一 15
16 金子大介 リザーブ 五郎丸亮 16
17 高島忍 リザーブ 山下大輔 17
18 上田聖 リザーブ 岩本亮 18
19 日高駿 リザーブ 桑水流裕策 19
20 植松宗之 リザーブ ソロモン・キング 20
21 福居武 リザーブ 江頭翔太 21
22 藤近紘二郎 リザーブ ティモシー・ラファエレ 22
23 マイケル・ボンド リザーブ 松岡元気 23

試合レポート

第二のホーム大分でのコカ・コーラ戦、後半残り25分からの大逆転!チームの成長を実感した勝利

リーグ戦第3節はコカ・コーラレッドスパークス(以下コカ・コーラ)との対戦。舞台は、イーグルスにとっては第二のホームともいえる大分。大分市郊外にある大分市営陸上競技場は、大勢のイーグルス応援団&地元のコカ・コーラ応援団が押し寄せ、メーンスタンドはほぼ満席状態になった。
コカ・コーラのキックオフで始まった試合は、開始直後からイーグルスが受け身に回る。開始5分に先制トライ(G失敗で0-5)を奪われ、さらに15分、ゴールほぼ中央のPKを決められ0-8に。イーグルスも18分に認定トライを奪い、さらに24分にはPG成功で一度は引っくり返すが、31分と38分にPGを決められ10-14の4点差で前半を折り返した。
後半になっても、コカ・コーラの勢いは衰えず。イーグルスも必死のディフェンスでゴールラインを死守したが、1トライと2本のPGを決められ後半16分には15点差をつけられた。しかし、ここからイーグスが反撃。3試合連続となるFBウィリー・ルルーのトライをきっかけに、植松、杉永と続き、3連続トライ。CTB三友良平が難しい位置からのコンバージョンをすべて決め、最終的には6点差をつけて勝利を収めた。
本当に苦しい展開だったが4トライをあげ、2試合連続で勝ち点5をゲット。マン・オブ・ザ・マッチには、ハードタックルでチームを鼓舞し続けるとともに、見事なコンバージョンキックを披露した三友が選ばれた。

 

前半

自分たちのやりたかったことを相手にやられる

「最初から攻めまくる」(SO橋野晧介)。そう意気込んで試合に臨んだイーグルスだったが、気持ちの部分では、開幕2連敗で“後がない”コカ・コーラに、明らかに負けていた。いきなりギア全開で攻めまくるコカ・コーラ相手に防戦一方。開始5分にあっさりトライを許してしまう(0-5)。15分には自陣で反則を犯し、3点を追加された(0-8)。
その後もコカ・コーラペースで試合が進んだが、18分、センター付近のラックから得たボールを右に展開。LO菊谷崇が抜け出し、ウィリー・ルルーにラストパス。しかし、ルルーがボールをキャッチする前に相手チームの選手がルルーをタックル。「パスが通っていたらトライになっていた」というレフリーの判断で認定トライとなり、ゴールも成功(7-8)して1点差に詰め寄った。しかも、ノーボールタックルをした選手は10分間の退場。誰もが、これ以降はイーグルスペースになると思ったはずだ。

ラインアウトが不調でリズムに乗れず

ところが、この日のイーグルスはいつまでたってもリズムに乗れない。その大きな原因になったのは、マイボールラインアウトがキープできなかったことだ。PKを得てタッチを切り、「さあラインアウトから攻めるぞ」という場面でことごとくボールを奪われてしまう。
数的優位に立っていた24分に敵陣でPKを得た時も、「ラインアウトに不安があったから」という理由でショットを選択。PGが成功して一度は逆転したものの、自分たちのペースを取り戻すチャンスを失ったことが響いたのか、逆に31分と38分にPGを決められ(10-14)、リードを許したまま前半を終えた。

後半

絶望的な15点差が、逆にチームを生き返らせた

後半も立ち上がりはコカ・コーラがペースを握る。10分にPG、11分にトライ、16分にPGと立て続けに得点。残り20分余りで2トライ2ゴール以上の差をつけられたことで、勝利をあきらめたイーグルスファンも多かったに違いない。
しかし、キャプテンの橋野は、15点差になったことが返って良かったという。
「もしあれが12点差なら、2トライを一気に取りにいこうということになっていたかもしれませんが、15点差ということで、1本ずつ着実に取りに行こうという気持ちになりました」。
また、この時、橋野は全員を集めてこう檄を飛ばしたという。
「多分、俺たちは試されているんだと思う。この試練に簡単に屈するわけにはいかない。とにかく自分たちのラグビーを信じてやり抜こう。いつものラグビーをすれば、必ずチャンスがやってくるはずだ」。


途中出場の選手がチームに勢いをもたらす

橋野の言葉が効いたのか、浮足立っていたチームが俄かに落ち着き始めた。
また、途中から投入された選手が、永友監督の思惑通りチームに勢いをもたらしたのも大きかった。
ラインアウトを安定させたLO日高駿、FWを活性化させたNO.8植松宗之、慣れないポジションながらボールを持てば確実にゲインラインを切ったWTBマイケル・ボンド、攻撃のテンポを上げたSH福居武…。
ショータイムの始まりは18分。カウンターからCTBティム・ベネットが抜け出し、最後はルルーが飛び込んだ。その10分後には、敵陣ゴール前8mのラインアウトからモールを押し込み、最後は植松が左隅に押さえて1点差。さらにその3分後、自陣22m付近から橋野が抜け出し、左サイドでできたラックから右に展開。ルルー→FL嶋田直人→FL杉永亮太とつなぎ、杉永が右隅に飛び込んで逆転した。
この3つのトライのコンバージョンを、三友が“当然のように”決めたのも勝利の一因。「特に、コーナーから決めた最後の2本は、相手に相当なダメージを与えたはず。そういう点で、三友のキックは大きかった」(永友監督)。 苦労しただけに得るものも大きかったこの日の勝利。イーグルスはまた一つ、進化したといえそうだ。

2試合連続で勝ち点5点をゲットしたイーグルス。第3節を終わった時点で勝ち点11となり、グループBの3位につけています。
次回は12月5日(土)、NECグリーンロケッツとの試合が、高知県立春野総合運動公園陸上競技場で13時より行われます。会場へ足をお運びいただき、熱い応援をよろしくお願いいたします。


●ラインアウトでの安定したキャッチングが光ったLO日高駿

「ライアウトに関しては、前半、ベンチから見ていて、どこでキャッチすればいいかが分かったんです。コーチのアルベルト・ヴァン・デン・ベルグも僕と同じ考えだったので、それを実践しました。とにもかくにも勝利に貢献できて良かったです」

●チームにリズムを与えたSH福居武

「今日はリザーブに、自分を含めて同期が4人(福居、日高、植松、上田聖)いたんで、『みんなで途中から出ていって暴れようぜ』と言っていたんですが、その通りになりました」

●1点差に詰め寄るトライをあげたNO.8植松宗之

「あとから出ていった選手がやらなければいけないのは、チームを盛り上げること。大した仕事はしていませんが、やれるだけのことはやりました」

●トップリーグ初先発でフルタイム出場したWTB藤本健友

「初先発ということで最初は体が固まってしまいました。チームのムードも悪かったこともあり、僕もなかなか思うように動けなかったんですが、徐々に本来の動きが戻ってきたように思います。今日はいい経験ができたと思うし、楽しめた。次に出る時は、もう少し間合いのある状況でボールをもらって勝負をしてみたいですね」

監督・選手インタビュー

永友監督
永友監督
「前半、コカ・コーラさんが素晴らしいラグビーをしたということもあったんですが、自らミスを重ね、次第に自分たちを見失ってしまっていました。そういう点からいうと、まだ大人のチームになり切れていないということでしょう。しかしその一方で、後半15分を過ぎたところで15点差をつけられたにも関わらず、最後まであきらめずに戦い、試合を引っくり返したあたりは、それなりの地力がついてきた証拠だと思います。全体的にみれば、まだまだ本来の力が出ていないと思います。今日苦戦した原因はどこにあったのか? 次の試合までに中5日しかありませんが、それまでに課題を分析し、克服して、しっかり準備をして臨みたいと思います」
橋野主将
橋野主将
「今日は試合開始20分にフォーカスして、最初から全力で臨もうという気持ちでスタートしました。ところが逆に、コカ・コーラさんの勢いに押され、ミスを連発して自らを苦しめてしまうという最悪のスタートを切ってしまいました。後半15分までは、自分たちがやりたかったことをすべてコカ・コーラさんにやられたという感じです。しかし、15点差をつけられたときに、ある意味吹っ切れたというか、気持ちを切り替えることができたのが良かったと思います。苦しい試合でしたが、こういう試合を勝ち切れたということは自信になるし、次につながる勝利だと思います。次戦では最初からイーグルスらしいプレーを見せたいと思います」

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