MATCH試合
2017.08.26 sat 8月26日(土)

イーグルス
TIME
試合概要
キックオフ日時 | 2017.08.26 (土) 19:00 |
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試合会場 | 熊谷スポーツ文化公園陸上競技場 |
所在地 | 埼玉県 |
試合記録
横浜E |
パナソニック |
|||
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8 | 0 | 前半 | 22 | 43 |
8 | 後半 | 21 |
前半 | 後半 |
---|---|
0 | 1 |
0 | 0 |
0 | 0 |
0 | 1 |
0 | 0 |
計 | 計 | |
---|---|---|
1 | T | 6 |
0 | G | 5 |
0 | PT | 0 |
1 | PG | 1 |
0 | DG | 0 |
前半 | 後半 |
---|---|
3 | 3 |
2 | 3 |
0 | 0 |
1 | 0 |
0 | 0 |
メンバー
選手名 | No. | POS. | No. | 選手名 |
---|---|---|---|---|
山本貢 | 1 | PR | 1 | 稲垣啓太 |
金子大介 | 2 | HO | 2 | 堀江翔太 |
山路泰生 | 3 | PR | 3 | ヴァルアサエリ愛 |
フィナウ・トゥパ | 4 | LO | 4 | 谷田部洸太郎 |
アニセサムエラ | 5 | LO | 5 | ヒーナンダニエル |
植松宗之(バイスキャプテン) | 6 | FL | 6 | 谷昌樹 |
嶋田直人 | 7 | FL | 7 | 布巻峻介 |
エドワード・カーク | 8 | NO.8 | 8 | ベン・ガンター |
天野寿紀 | 9 | SH | 9 | 田中史朗 |
田村優 | 10 | SO | 10 | ベリック・バーンズ |
原田季郎 | 11 | WTB | 11 | 福岡堅樹 |
三友良平 | 12 | CTB | 12 | 松田力也 |
ティム・ベネット(バイスキャプテン) | 13 | CTB | 13 | ディグビ・イオアネ |
ハヴィリリチャードアファ | 14 | WTB | 14 | 山田章仁 |
ルワジ・ンヴォヴォ | 15 | FB | 15 | 笹倉康誉 |
清水新也 | 16 | R | 16 | 坂手淳史 |
菅原崇聖 | 17 | R | 17 | マット・マフィ |
城彰 | 18 | R | 18 | 平野翔平 |
菊谷崇 | 19 | R | 19 | 長谷川崚太 |
杉永亮太 | 20 | R | 20 | デービッド・ポーコック |
福居武 | 21 | R | 21 | 内田啓介 |
上原哲 | 22 | R | 22 | 山沢拓也 |
ホセア・サウマキ | 23 | R | 23 | 森谷圭介 |
序盤はペースをつかむも、その後はBKに翻弄され完敗を喫す
キヤノンイーグルスの2試合目の相手は、一昨年の王者、パナソニックワイルドナイツ(以下パナソニック)。舞台は、残暑厳しい熊谷スポーツ文化公園陸上競技場。この日は、序盤からペースをつかみ、再三パナソニックゴールを脅かしたイーグルスだったが、得点を奪うことができず。逆に、前半20分以降はパナソニックの反撃を受けて、前後半3トライずつを奪われ、シーズン初勝利を挙げることはできなかった。

前半
序盤の20分はパナソニック陣で猛攻
残暑厳しい熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で、午後7時にスタートしたこの日のゲーム。イーグルスは、FLに植松宗之(ゲームキャプテン)、WTBに原田季郎、FBに今季から加入の南アフリカ代表ルワジ・ンヴォヴォを入れるなど第1戦とは布陣を替えて臨んだ。
最初にペースをつかんだのはイーグルス。1人1人が前に出て、さらにボールをつないで前進。開始後、約20分間は、パナソニック陣内でイーグルスが攻め立てるというシーンが繰り広げられた。しかし、パナソニックのディフェンスラインは固く、なかなか最後の壁を破れず。自らのミスもあってゴールラインを割ることはできなかった。
攻め込まれたときはあっさりと失点
「チャンスの後にピンチあり」とはよく言ったもので、前半20分まではピンチらしいピンチはなかったのだが、チャンスをつぶした後、ワンチャンスを生かされて自陣深くに攻め込まれる。ここでたまらずペナルティーを犯してしまい、ノット10mでさらに下げられたところでPGを決められ先制点を奪われる(0-3)。その後も、完全なパナソニックペースというわけではなかったものの、ボールを奪われるたびにゲインを許し、29分、33分、38分と立て続けにトライを奪われた(0-22)。
後半
開始1分で3点を返すも、再び猛攻を受ける
大きなハンディキャップを背負ったイーグルスは、後半開始早々、猛チャージをかける。SO田村優が蹴ったキックオフのボールに集中。相手が落としてこぼれたボールを植松がナイスセーブで獲得し、さらに素早い集散で相手のペナルティーを誘う。20mほぼ正面のPGをCTB三友良平が難なく決めていきなり3点を返した。

しかし、反撃もここまでだった。その後は、タレント揃いの相手BKを自由に走らせてしまい3分、9分、28分とトライを重ねられた。
終盤1トライを返したが、相手に勝ち点5を献上
しかし、この日もイーグルスは最後まで諦めない。何とか一矢報いたいとアタックを繰り返す。それが実を結んだのが33分。ペナルティーから得た相手陣12mのマイボールラインアウトからモールを作り前進。相手がペナルティーを犯したことを確認したSO田村が右サイドにキックパスを上げる。この日、再三ゲインを見せていたンヴォヴォがこのボールをキャッチし、相手を引きつけたあとCTB上原哲にパス。そのまま上原が右中間に飛び込み、この日チーム初トライをマークした。

返す返すも惜しまれるのは、攻勢を極めた序盤の20分で得点を奪えなかったこと。「3点でもいいから、あそこで点を取っていれば…」とゲームキャプテンの植松は悔やんだが、それができなかったのは力不足というべきか。次戦ではチャンスを確実にものにして、一歩前に進んで欲しい。
●期待通りのプレーを披露したFBルワジ・ンヴォヴォ

「イーグルスで初めての試合ということで少しナーバスになった部分はありましたが、ゲームそのものを楽しむつもりで出場しました。戦い終えて感じたのは、思っていたよりもゲーム展開がはやいこと。レベルの高さは、カリーカップ(南アフリカの国内大会)やスーパーラグビーと遜色ないと思います。それだけに、この日のようなミスをしていては勝てません。個人的にはいい部分をいくつか出せましたが、もっといいプレーが見せられるよう頑張りたいと思います」
●この日はロングゲインも見られたNo.8エドワード・カーク

「最初の20分は相手にプレッシャーをかけ続けるなど、自分たちでも驚くぐらいいいゲームができたと思います。しかし、小さなエラーが積み重なって得点することができませんでした。何とかその部分を次のゲームまでに修正したいです。個人的には、キヤノンのゲームスタイルを理解しながら、自分をどういう風にフィットさせればいいのかを考えているところ。トップリーグではどう戦うのがいいのかということも試合ごとに学んでいます」
●今季2試合連続先発のLOフィナウ・トゥパ

「ボールキャリーの部分やラックでのプレーなど、個人的にミスが多かったのが悔やまれます。自分としてはもう少し良いプレーが見せられると思っているので。チームとしても、みんな頑張ってはいるのだけれど、小さなミスが出てしまっています。簡単に修正できる部分もあるので、次に向けてしっかり準備をしてきたいです」
インタビュー
今村友基ヘッドコーチ代行

「第1戦(サントリー戦)の反省が生き、序盤はディシプリンも守れてイメージした通りのラグビーができましたが、自分たちのミスでスコアできませんでした。そのあたりが大きな反省点です。その後、完全に相手ペースになってしまったことに関しては、何が悪かったのかをきちんと分析して次の試合に生かします。スコアだけを見れば完敗ですが、選手全員が体を張ってプレーするなど、アティチュードの部分ではしっかりやってくれたという部分は評価したいし、次につながると思っています。次戦は必ずいい結果を出すつもりです」
植松宗之ゲームキャプテン

「入りの20分はとてもいいラグビーができたと思います。あそこでPKでもいいから点が入っていれば流れがかわったかもしれません。前半20分過ぎからは、リアクションの早さや、一対一の強さなど相手の良さがどんどん出てきて、後手に回ってしまい、自分たちのラグビーがまったくできませんでした。ただ、最初の20分間を見てもわかるように、強い相手に対しても自分たちのラグビーができれば十分戦えることがわかりました。それが80分間できるように、この1週間頑張りたいと思います」