MATCH試合
2017.10.22 sun 10月22日(日)
イーグルス
TIME
試合概要
キックオフ日時 | 2017.10.22 (日) 11:30 |
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試合会場 | ノエビアスタジアム神戸 |
所在地 | 兵庫県 |
試合記録
横浜E |
ドコモ |
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14 | 0 | 前半 | 24 | 36 |
14 | 後半 | 12 |
前半 | 後半 |
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0 | 2 |
0 | 2 |
0 | 0 |
0 | 0 |
0 | 0 |
計 | 計 | |
---|---|---|
2 | T | 5 |
2 | G | 4 |
0 | PT | 0 |
0 | PG | 1 |
0 | DG | 0 |
前半 | 後半 |
---|---|
3 | 2 |
3 | 1 |
0 | 0 |
1 | 0 |
0 | 0 |
メンバー
選手名 | No. | POS. | No. | 選手名 |
---|---|---|---|---|
山本貢 | 1 | PR | 1 | 岡部瞬 |
設樂哲也 | 2 | HO | 2 | 牛原寛章 |
山路泰生 | 3 | PR | 3 | 北島大 |
日高駿 | 4 | LO | 4 | ヴィンピー・ファンデルヴァルト |
アニセサムエラ | 5 | LO | 5 | イオンギ譲 |
フィナウ・トゥパ | 6 | FL | 6 | 大椙慎也 |
嶋田直人 | 7 | FL | 7 | 土屋鷹一郎 |
フィリップ・ヴァン・ダー・ウォルト | 8 | NO.8 | 8 | ライアン・カンコウスキー |
天野寿紀 | 9 | SH | 9 | 井之上明 |
野口裕也 | 10 | SO | 10 | パエアミフィポセチ |
ホセア・サウマキ | 11 | WTB | 11 | 渡辺義己 |
三友良平 | 12 | CTB | 12 | 小林正旗 |
ティム・ベネット(バイスキャプテン) | 13 | CTB | 13 | 金勇輝 |
藤本健友 | 14 | WTB | 14 | 張成民 |
原田季郎 | 15 | FB | 15 | リアン・フィルヨーン |
金子大介 | 16 | R | 16 | 吉田伸介 |
髙島忍 | 17 | R | 17 | 西浦洋祐 |
城彰 | 18 | R | 18 | 指田宗孝 |
菊谷崇 | 19 | R | 19 | 衞藤陽介 |
植松宗之(バイスキャプテン) | 20 | R | 20 | 横山大輔 |
荒井康植 | 21 | R | 21 | 小樋山樹 |
ジャン・クロード・ルース | 22 | R | 22 | 佐藤善仁 |
ハヴィリリチャードアファ | 23 | R | 23 | ユルゲン・ヴィサー |
NTTドコモの勢いを止められず、4連勝を逃す
第9戦は、NTTドコモレッドハリケーンズ(以下NTTドコモ)戦。この試合に勝って4連勝を飾り、ウインドウマンスを迎えたかったイーグルスだったが、序盤からNTTドコモにゲームを支配され失点を重ねる。24点ビハインドで迎えた後半、相手のミスを逃さず1トライを返して反撃の狼煙を上げたが、その後も相手の勢いを止められず、痛い敗戦を喫してしまった。
前半
相手にペースを握られ失点を重ねる
大型台風が日本列島を襲ったこの日、会場のノエビアスタジアム神戸は雨天の影響を受けないドームスタジアム。これ以上ない環境の中でゲームがスタートした。
この3試合、序盤で主導権をつかむなど良い流れを作ってきたイーグルス。この日も相手キックオフのボールを敵陣に持ち込みテンポ良く攻撃を仕掛けたが、自らの反則でチャンスをつぶす。逆に、NTTドコモの効果的なキックでピンチに追い込まれ、前半8分に先制点を許してしまった(G成功で0-7)。
さらに15分には、自陣30m付近のマイボールラインアウトを奪われ、そのままフェーズを重ねられて追加点を許し(G成功で0-14)、その10分後にもPGで3点を追加されて、その差を17点に広げられた。
得意のスクラムで勝負をかけるも得点には至らず
イーグルスが反撃に転じたのは、28分過ぎ。相手ゴール前に攻め込み、5mスクラムを押し込み、NTTドコモがスクラムを崩して2度のペナルティを獲得。しかし、3度目のスクラムを押し切れず、バックスに展開するもトライには至らなかった。
ここで得点を奪えなかったことが響いたのか、37分に追加点を許し、前半は0-24で折り返す。
後半
先制するも、あとが続かず
後半はイーグルスが先制。10分、相手のハンドリングエラーでこぼれたボールをHO設樂哲也が足に引っかけ、そのボールを奪取したSO野口裕也からWTB原田季郎にわたってトライ。
CTB三友良平のゴールも決まって7-24に。
少し遅すぎた得点だったが、この時点でまだ17点差。残り時間から考えて、逆転の可能性ありと思われたが、その後、なかなか得点を奪えず。逆に、19分、ミスに乗じてボールを奪われ、追加点を与えてしまった(G失敗で7-29)。
最後までペースをつかめず敗戦を喫す
それでもイーグルスは諦めず、果敢に攻撃。26分には、ペナルティから得た相手陣10m付近でのラインアウトをクリーンキャッチ。固いバインドでモールを押し込み、最後尾にいたWTBホセア・サウマキが左から回り込んでインゴールに持ち込んだ(G成功で14-29)。
しかし、反撃もここまで。その直後に再び追加点を奪われ、14-36でゲームを落とした。
この試合をもってトップリーグもウインドウマンスに突入する。神戸製鋼コベルコスティーラーズ戦での執念の勝利はあったものの、決して満足のいく戦いができたとは言えないここまでの9試合。次戦の豊田自動織機シャトルズ戦(12月3日)では、強いイーグルスの復活を期待したい。
インタビュー
●ゲームキャプテンを務めたFL植松宗之
3連勝で迎えた試合だったので、良いゲームをしたかったのですが、逆に相手に良いゲームをさせてしまいました。自分たちはしっかりと準備をして臨んだつもりでしたが、こういう結果に終わった以上、細かいところまで詰め切れていなかったということだと思います。ここまでの9試合、自分たちの思い通りにならなかったのは、自らのミスが原因。しっかり修正して、後半戦は4連勝を飾れるよう頑張ります。
●今季2試合目の先発出場を果たしたフィリップ・ヴァン・ダー・ウォルト
久しぶりの試合で、チームに貢献したいという気持ちが強すぎ、少し空回りした部分はありましたが、自分なりのプレーはできたと思います。来日当初は、日本選手の低いタックルに面食らってしまった部分もありましたが、それにも徐々に慣れてきてボールキャリーもできるようになりました。あとは、チームのプレースタイルをもっと理解して、システムの中で動けるような選手になるというのが私の課題。後半戦は期待していてください。
●今季6試合で「1番」を付けたベテラン山本貢
もう少しできたらなあという気持ちがあります。長い間戦列を離れていたので、若干試合勘が鈍っていましたが、それも取り戻してきたので、後半戦はもう少し良いプレーをお目にかけられると思います。もっと良いチームが出来上がるように私も努力します。
インタビュー
今村友基ヘッドコーチ代行
このところ良い入りができていたので、今日も期待していたのですが、序盤で波に乗れず、逆に、NTTドコモに効果的なキックを使われて失点を重ねてしまいました。相手がキックを使ってくるのはわかっていたのですが、それに上手く対応できなかったのが敗因です。しかし、それ以上に、シーズン当初から言い続けてきた“基本的なミス”が今日も大事なところで出てしまったのが痛かった。次の試合まで1カ月近く空くわけですが、この期間を無駄にせず、しっかりチームを作り直して12月3日の豊田自動織機シャトルズ戦に臨みたいと思います。