MATCH試合

2017.12.09 sat 12月9日(土)

2017.12.09
横浜キヤノン
イーグルス
横浜キヤノンイーグルス
3
FULL
TIME
8
NTTコミュニケーションズ シャイニングアークス
NTTコミュニケーションズ シャイニングアークス
横浜E
12月9日(土) 秩父宮ラグビー場
12月9日(土) 秩父宮
NTTコム

ハイライト

試合概要

キックオフ日時2017.12.09 (土) 14:05
試合会場秩父宮ラグビー場
所在地東京都

試合記録

横浜キヤノンイーグルス
横浜E
NTTコミュニケーションズ シャイニングアークス
NTTコム
3 3 前半 0 8
0 後半 8
前半 後半
0 0
0 0
0 0
1 0
0 0
0 T 1
0 G 0
0 PT 0
1 PG 1
0 DG 0
前半 後半
0 1
0 0
0 0
0 1
0 0

メンバー

選手名 No. POS. No. 選手名
五十嵐優 1 PR 1 上田竜太郎
設樂哲也 2 HO 2 三浦嶺
城彰 3 PR 3 三宮累
フィリップ・ヴァン・ダー・ウォルト 4 LO 4 牧野内翔馬
アニセサムエラ 5 LO 5 アイザック・ロス
杉永亮太 6 FL 6 栗原大介
嶋田直人 7 FL 7 金正奎
植松宗之(バイスキャプテン) 8 NO.8 8 ヴィリー・ブリッツ
天野寿紀 9 SH 9 光井勇人
ジャン・クロード・ルース 10 SO 10 小倉順平
ホセア・サウマキ 11 WTB 11 小泉将
三友良平 12 CTB 12 溝口裕哉
ティム・ベネット(バイスキャプテン) 13 CTB 13 石橋拓也
藤本健友 14 WTB 14 鶴田諒
上原哲 15 FB 15 ブラッキン・カラウリアヘンリー
清水新也 16 R 16 須藤拓輝
菅原崇聖 17 R 17 庵奥翔太
山路泰生 18 R 18 小野慎介
フィナウ・トゥパ 19 R 19 石神勝
田中真一 20 R 20 ラーボニ・ウォーレンボスアヤコ
荒井康植 21 R 21 小野寛智
田村優 22 R 22 シェーン・ゲイツ
ハヴィリリチャードアファ 23 R 23 マックス・ウッドワード

チャンスをものにできずNTTコムに惜敗

第11戦は、NTTコミュニケーションズ シャイニングアークス(以下NTTコム)との戦い。舞台は、快晴の秩父宮ラグビー場。約8,500人の観客が見守る中でゲームが行われた。先制したのはイーグルス。しかし、後半15分にPGで追いつかれ、26分には相手のキック戦法でトライを奪われリードを許す(3-8)。残り十数分、逆転を狙って果敢にアタックを仕掛けたが、ついにゴールラインを割ることができず、勝利を手にすることができなかった。

なお、試合終了後、両チームの選手が見守る中、今シーズン日本代表に選ばれた庭井祐輔へのキャップ授与式が行われた。

前半

J.C.ルースのPGで先制

最初にチャンスをつかんだのはイーグルス。10分過ぎにラックからのボールを、SOジャン・クロード・ルースがディフェンスの裏にゴロキック。そのボールをWTBホセア・サウマキがインゴールに蹴り込み、いち早くボールに追いつきグラウディングしたが、わずかにラインをオーバーしていてトライは認められなかった。
試合が動いたのは18分。約30m、右45度からのPKをルースが決めてイーグルスが先制する。

前半NTTコムにトライを許さず

その後もイーグルスが優勢に試合を進め、20分過ぎにはFB上原哲が自陣10mから相手ゴール前まで持ち込んだが、そのあとボールがつながらず。また、25分過ぎからはFW、BK一体となり十数回の連続攻撃を重ねたが、あと一歩のところでゴールラインを割ることができなかった。

攻撃面ではフラストレーションが溜まったものの、ディフェンス面では好プレーが続出。NTTコムにもゴールラインを割らすことなく、前半を3-0で折り返した。

後半

決定的なチャンスをものにできず

後半も、前半と同じく我慢比べの展開に。15分、自陣ゴール前のスクラムで反則を取られ、PGで同点に追いつかれたが、流れは依然、イーグルス。16分にはサウマキの突進からチャンスを作り、連続攻撃のあと再びサウマキが飛び込むが、グラウディングが認められず5mスクラムに。そのスクラムから、SH天野寿紀→サウマキとブラインドを攻めたが、ゴール直前で相手ディフェンスに阻まれてしまった。

ワンチャンスをものにされ、それが決勝点に

逆に、26分、NTTコムにワンチャンスをものにされる。自陣25m付近の相手ボールスクラムから、相手SOがディフェンスラインの裏に絶妙なキック。インゴールに転がり込んだボールをCTBに押さえられ、初トライを許した(G失敗で3-8)。
その後、逆転を狙って連続攻撃を仕掛けるが、時間がない中で生じた焦りもあってか上手くボールがつながらず、そのままノーサイド。素晴らしいディフェンスでピンチらしいピンチもなく、終始試合を優位に進めていただけに、残念な敗戦となった。


監督・選手インタビュー

●今村友基ヘッドコーチ代行

非常に悔しい敗戦です。勝敗の差は、少ないチャンスを生かすことができた相手と、生かせなかったうちとの差です。また、得点できそうでできず、相手に先に取られてしまって焦りが出た部分もあったと思います。ただ、前節の試合が終わってから中5日間という短い期間であったにもかかわらず、選手たちはよく頑張ってくれました。そういう点では選手たちの成長を感じるし、負けはしましたが得るものは大きかったと思います。次の試合に向けてもいい準備をして、勝ちを取りにいきたいと思います。


●チームを牽引したFL嶋田直人

勝てる可能性があった試合なので、とても残念です。ディフェンスはほぼ完璧だったと思います。トライを奪われましたが、完全に崩されて取られたものではなかったです。それに対し、こちらはいくつもチャンスがあったのに、それをスコアにつなげられなかった。それが実力と言われればそうなのかもしれませんが、この部分はきちんと修正して次の試合に臨みたいと思います。


●好タックル連発したPR五十嵐優

今日はディフェンスにフォーカスして試合に臨み、そのディフェンスに関してはほぼ完璧だったと思います。スクラムに関しては、最初のうちは、上手くヒットできた時とそうでない時とがありましたが、試合中に修正できました。残念だったのは、アタックで細かいミスが多かったこと。次の試合は取り切れるラグビーができるように、この1週間いい準備をしていきます。


●不発に終わったトライゲッターWTBホセア・サウマキ

トライを奪うチャンスはたくさんあったのですが、チームにも自分にも細かいミスがあって、フィニッシュまで持っていくことができませんでした。ただ、その一方で、体を張ったプレーはしっかりできたし、自分なりに精一杯やったという思いはあります。あとは、いかにミスをなくすか。また、チームのためにも自分のためにも、自分自身のボールタッチをもっと増やさなければいけないと考えています。