MATCH試合
2017.12.24 sun 12月24日(日)
イーグルス
TIME
ハイライト
試合概要
キックオフ日時 | 2017.12.24 (日) 14:00 |
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試合会場 | 秩父宮ラグビー場 |
所在地 | 東京都 |
試合記録
横浜E |
リコー |
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24 | 14 | 前半 | 15 | 40 |
10 | 後半 | 25 |
前半 | 後半 |
---|---|
2 | 1 |
2 | 1 |
0 | 0 |
0 | 1 |
0 | 0 |
計 | 計 | |
---|---|---|
3 | T | 5 |
3 | G | 3 |
0 | PT | 0 |
1 | PG | 3 |
0 | DG | 0 |
前半 | 後半 |
---|---|
2 | 3 |
1 | 2 |
0 | 0 |
1 | 2 |
0 | 0 |
メンバー
選手名 | No. | POS. | No. | 選手名 |
---|---|---|---|---|
五十嵐優 | 1 | PR | 1 | 辻井健太 |
設樂哲也 | 2 | HO | 2 | 森雄基 |
城彰 | 3 | PR | 3 | 大川創太郎 |
フィリップ・ヴァン・ダー・ウォルト | 4 | LO | 4 | フランコ・モスタート |
湯澤奨平 | 5 | LO | 5 | ロトアヘアポヒヴァ大和 |
フィナウ・トゥパ | 6 | FL | 6 | 柳川大樹 |
嶋田直人 | 7 | FL | 7 | 福本翔平 |
エドワード・カーク | 8 | NO.8 | 8 | コリン・ボーク |
荒井康植 | 9 | SH | 9 | 中村正寿 |
田村優 | 10 | SO | 10 | 木上鴻佑 |
ハヴィリリチャードアファ | 11 | WTB | 11 | 高平拓弥 |
三友良平 | 12 | CTB | 12 | アマナキ・ロトアヘア |
ティム・ベネット(バイスキャプテン) | 13 | CTB | 13 | 牧田旦 |
藤本健友 | 14 | WTB | 14 | 渡邊昌紀 |
上原哲 | 15 | FB | 15 | 中澤健宏 |
金子大介 | 16 | R | 16 | 芳野寛 |
菅原崇聖 | 17 | R | 17 | 眞壁貴男 |
山路泰生 | 18 | R | 18 | 柴田和宏 |
アニセサムエラ | 19 | R | 19 | 馬渕武史 |
田中真一 | 20 | R | 20 | 赤堀龍秀 |
福居武 | 21 | R | 21 | 山本昌太 |
ホセア・サウマキ | 22 | R | 22 | ロビー・ロビンソン |
永富健太郎 | 23 | R | 23 | 深津健吾 |
粘り強く戦ったが、後半引き離されて勝利を逃す
今シーズンもこの日がやって来た。“RED or BLACK”と銘打ったリコーブラックラムズ(以下リコー)との同業種対決。「応援合戦」や「オリジナルフード対決」が行われるなど、聖地・秩父宮ラグビー場は今年も試合前から大いに盛り上がった。
試合も白熱し、前半の序盤はイーグルスがゲームを支配、徐々にリコーが盛り返すという展開に。イーグルスの1点ビハインド(14-15)で迎えた後半も、残り10分を切ったところまで4点差(24-28)という激しい攻防が続いたが、33分、36分とトライを奪われ、勝利を手にすることはできなかった。
前半
「準備したプレー」で鮮やかに先制
先手を取ったのはイーグルス。開始早々、「準備したプレー」(今村友基HC代行)が鮮やかに決まる。前半7分、相手陣10mラインでのマイボールラインアウトから右に展開。右サイドのラックから出たボールを、SO田村優が左サイドで待っていたLOフィリップ・ヴァンダーウォルトにキックパス。これが見事に決まり、ヴァンダーウォルトがそのままインゴールに持ち込んだ(G成功で7-0)。
さらに6分後、ハーフウェイライン付近で相手がこぼしたボールをWTB藤本健友が素早く拾い上げ、CTBティム・ベネットにパス。ベネットからFB上原哲→ベネット→藤本と繋いでこの日2本目のトライを奪った(G成功で14-0)。
ミスや反則から攻め込まれ逆転を許す
しかし、その後はリコーにボールを支配される。堅いディフェンスで相手の攻撃をなんとかしのいでいたが、27分、ゴール前のスクラムからサイドをつかれてトライを許す(G失敗で14-5)。さらに33分、PGで3点を奪われ、前半終了間際にも、反則から自陣深くに攻め込まれ、ゴール前のラインアウトから出たボールを押し込まれてトライを奪われた(G成功で14-15)。
後半
主導権は奪われるも粘りをみせたイーグルス
後半も先にペースをつかんだのはイーグルス。テンポのいい攻撃で相手のゴール前に迫る。ところが4分、相手陣22m内でボールがこぼれてしまい、相手BKに拾われて、そのままゴールまで運ばれてしまった(G成功で14-22)。
しかし、この日のイーグルスは諦めずに食らいつく。10分にPGで追加点を許して一度は11点差になったが、16分に相手陣深く攻め込むと、ラックから出たボールをファーストレシーバーの田村が急角度で切り込んでラインブレーク。フォローしたSH荒井康植がパスをもらってゴール下に飛び込んだ(G成功で21-25)。
19分にはPGで3点を失うが、その5分後にはPGで3点を返して再び4点差に詰め寄った(24-28)。
逆転を狙ったがあと一歩が届かず
しかし、33分、自陣ゴール前のリコーボールスクラムから、攻められてトライをとられ、得点差は9点と引き離される。
さらにその3分後、ハーフウェイ付近でファンブルしたボールを拾われ、決定的なトライを与えてしまった(最終スコアは24-40)。
この試合をもってリーグ戦は終了。イーグルスのホワイトカンファレンス5位が決定した。
監督・選手インタビュー
●今村友基ヘッドコーチ代行
試合の入りはとても上手くいきました。開始早々に、準備したプレーで先制点を奪い、追加点もいい時間帯に奪うことができました。しかし、前半20分ごろから押され始め、ミスが原因で失点。リコーはボールをしっかりとキープしていて、キヤノンが、我慢できずに反則を犯すというシーンが何回か見られました。全体的には、後半、引き離されても諦めずに食らいついていくなど、選手たちは精一杯頑張ったと思います。
残りはいよいよ2試合。イーグルスらしい試合ができるように、できる限りの準備をして臨むつもりです。
●試合途中からゲームキャプテンを務めたFL嶋田直人
今日の入りは素晴らしく、序盤はイーグルスのペースで戦えたと思います。しかし、いつも同じことを言っていますが、反則とミスとで波に乗りきれず、そのうちにリコーにチャンスを与えてしまい、その流れを最後まで引き戻すことができませんでした。ディフェンスに関しては大きな問題がなかっただけに、相手云々というよりは、自分たちで試合を壊してしまいました。
今シーズン残る試合はあと二つ。
最後は笑ってシーズンを終えられるように、チーム一丸となって戦いに挑みます。
●今季初先発を果たしたSH荒井康植
この日の試合に向けて準備してきたことをすべてやりきろうと思って試合に臨みました。アタックに関しては、それなりのプレーができたと思います。ただ、ブレークダウンのところでプレッシャーをかけられて、何度か思ったようなプレーができませんでした。また、ディフェンスの際、相手の動きを読んで的確な指示を出すという仕事がきちんとできなかったというのも反省点です。
●フル出場で体を張り続けたFLフィナウ・トゥパ
小さなミスでゲームを失ってしまった。とても残念なゲームでした。今日起きてしまった事はどうしようもないけど、残り2試合に向けてこのミスをどれだけ修正できるか。今は、前を向いて頑張るしかないです。