MATCH試合

2018.01.06 sat 1月6日(土)

2018.01.06
横浜キヤノン
イーグルス
横浜キヤノンイーグルス
31
FULL
TIME
30
クボタスピアーズ
クボタスピアーズ
横浜E
1月6日(土) ミクニワールドスタジアム北九州
1月6日(土) ミクニ
クボタ

ハイライト

試合概要

キックオフ日時2018.01.06 (土) 11:30
試合会場ミクニワールドスタジアム北九州
所在地福岡県

試合記録

横浜キヤノンイーグルス
横浜E
クボタスピアーズ
クボタ
31 21 前半 18 30
10 後半 12
前半 後半
3 1
3 1
0 0
0 1
0 0
4 T 4
4 G 2
0 PT 0
1 PG 1
0 DG 1
前半 後半
2 2
1 1
0 0
1 0
1 0

メンバー

選手名 No. POS. No. 選手名
菅原崇聖 1 PR 1 北川賢吾
設樂哲也 2 HO 2 杉本博昭
城彰 3 PR 3 松波 昭哉
湯澤奨平 4 LO 4 金昊範
アニセサムエラ 5 LO 5 青木祐樹
フィナウ・トゥパ 6 FL 6 ピーター・ラピース・ラブスカフニ
嶋田直人 7 FL 7 末永健雄
エドワード・カーク 8 NO.8 8 ニック・デヤハー
荒井康植 9 SH 9 岡田一平
田村優 10 SO 10 森脇秀幸
ホセア・サウマキ 11 WTB 11 白井竜馬
三友良平 12 CTB 12 立川理道
ハヴィリリチャードアファ 13 CTB 13 ライオネル・マプー
藤本健友 14 WTB 14 伊藤有司
上原哲 15 FB 15 合谷和弘
金子大介 16 R 16 後藤満久
五十嵐優 17 R 17 海士広大
東恩納寛太 18 R 18 古賀 太貴
菊谷崇 19 R 19 グラント・ハッティング
田中真一 20 R 20 千葉雄太
福居武 21 R 21 谷口和洋
永富健太郎 22 R 22 シオネ・テアウパ
林大成 23 R 23 近藤英人

大切な順位決定戦の初戦をものにする

リーグ戦が終了し、総合順位決定トーナメントが始まった。9~12位決定戦と、イーグルスとしては不本意なブロックでの戦いになってしまったが、来シーズンに弾みをつけるためにもしっかり勝っておきたいところ。初戦の相手は、レッドカンファレンス6位のクボタスピアーズ(以下クボタ)。福岡県ミクニワールドスタジアム北九州で行われた試合は、イーグルスは序盤からゲームを支配。一度も逆転を許すことなく31-30で逃げ切った。

前半

連続攻撃からバックス展開で先制

最初に主導権を握ったのはイーグルス。前半風下だったが、キックオフから敵陣に攻め込み相手ゴールに迫る。前半10分、相手陣右サイド5mのマイボールスクラムからFW、BK一体となって攻め込み、最後はゴール前のラックから、SH荒井康植→No.8エドワード・カーク→SO田村優→CTB三友良平とわたり、三友が飛び込んで先制トライを奪った(G成功で7-0)。

その直後、ミスから5点を奪われたが、14分、相手陣10m付近の接点でこぼれたボールをカークが果敢なセービングでマイボールに。ラックからのボールをWTBホセア・サウマキが拾い上げ、左タッチライン際にあったスペースをついてそのままインゴールに持ち込んだ(G成功で12-7)。

3本目のトライも連続攻撃から生まれる

前半21分、1PGを返されたが、27分に再び相手陣ゴール前で連続攻撃。ラックから荒井→田村→三友と繋いで三友がこの日2本目のトライをマークし、19-8とクボタを引き離す。
その後もイーグルスが押し気味に試合を進めていたが、35分、ディフェンス背後へのキックが裏目に出てトライを奪われる。さらに前半終了間際にもドロップゴールを決められ、前半は21-18で折り返した。

後半

田村のPG、東恩納のトライでリードを広げる

3点差まで追い上げられたイーグルスだったが、後半早々、クボタを突き放す。
後半4分、相手陣10m付近からのPGを田村がきっちり決めて24-18に。さらに21分、相手陣10m付近のマイボールラインアウトから攻撃を重ね、ゴール前のラックから出たボールを田村から、走り込んできたPR東恩納寛太に絶妙のパス。東恩納が力でねじ込んでトライを奪い、31-18と13点差をつけた。
「内側をついたのは(田村)優さんの指示。最後は思いっきり腕を伸ばしました」(東恩納)

終盤追い上げられるもしっかり勝ちきる

後半31分に1トライを返されて31-23になるが、8点差のセーフティーリードを守ったまま試合終了を告げるホーンが鳴り、勝利が確定。ロスタイムに1トライ1ゴールを追加され、結果的には1点差となったが、一度もリードを奪われずに勝利を手にした。
この勝利により、次戦は9位をかけて、レッドカンファレンス5位のNTTコミュニケーションズシャイニングアークスと戦うことが決定した。

監督・選手インタビュー

●今村友基ヘッドコーチ代行

1点差という点数的にはきわどい試合でしたが、勝ちきった選手たちを褒めたいと思います。内容的にも、アタックを継続して取り切るなど、取りたい形でトライが奪えたし、ディフェンス面でもしっかり体を張って相手の前進を止めていてくれていたので、安心して見ていることができました。
とはいえ、簡単なミスから相手にチャンスを与えるなど、まだまだ修正すべき点はたくさんあります。残り1試合になってしまいましたが、最後は今シーズン最高の試合ができるように頑張りたいと思います。

●ゲームキャプテンを務めた嶋田直人

この1週間、良い準備ができ、今日の試合ではそれをしっかり出せたことが勝利につながったのだと思います。もちろん、今日の試合が完璧というわけではなく、課題もいっぱい見つかりましたが、勝って反省できるというのはありがたいこと。今日の試合で見つかった課題を1週間かけてクリアにし、ラスト1試合、笑顔で終われるようにいい準備をするつもりです。

●80分間ファイトし続けたNo.8エドワード・カーク

前半はいいアタックができていたと思います。また、ディフェンスに関しても全体的に良かったと思います。スクランブル状態の時も、お互いに連携しあって相手の攻撃を止めることができました。ただ、途中、自分たちのミスでスイッチが切れ、追い上げられてしまったところは反省すべき点です。最後の試合も体を張って戦います。

●ラインアウトでの正確なスローが光ったHO設樂哲也

ラインアウトが上手くいったのは、練習の時から、ロックの湯澤(奨平)やサム(アニセ サムエラ)といいコミュニケーションが取れていたからだと思います。
残り1試合ですが、最高のパフォーマンスを発揮して、来季に弾みをつけたいです。

●2トライをマークしたCTB三友良平

トライはたまたまです。僕のトライというよりも、あの2本はFWのトライ。特に今日はFWがプレッシャーをかけ続けていたように思います。あと1試合。勝って終われるように、この1週間しっかり準備して臨みたいと思います。