MATCH試合
2018.01.14 sun 1月14日(日)
イーグルス
TIME
ハイライト
試合概要
キックオフ日時 | 2018.01.14 (日) 14:00 |
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試合会場 | パロマ瑞穂ラグビー場 |
所在地 | 愛知県 |
試合記録
横浜E |
NTTコム |
|||
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32 | 10 | 前半 | 14 | 38 |
22 | 後半 | 24 |
前半 | 後半 |
---|---|
1 | 3 |
1 | 2 |
0 | 0 |
1 | 1 |
0 | 0 |
計 | 計 | |
---|---|---|
4 | T | 5 |
3 | G | 5 |
0 | PT | 0 |
2 | PG | 1 |
0 | DG | 0 |
前半 | 後半 |
---|---|
2 | 3 |
2 | 3 |
0 | 0 |
0 | 1 |
0 | 0 |
メンバー
選手名 | No. | POS. | No. | 選手名 |
---|---|---|---|---|
五十嵐優 | 1 | PR | 1 | 上田竜太郎 |
設樂哲也 | 2 | HO | 2 | 三浦嶺 |
城彰 | 3 | PR | 3 | 三宮累 |
湯澤奨平 | 4 | LO | 4 | 牧野内翔馬 |
アニセサムエラ | 5 | LO | 5 | ヴィリー・ブリッツ |
フィナウ・トゥパ | 6 | FL | 6 | 山下弘資 |
嶋田直人 | 7 | FL | 7 | 金正奎 |
エドワード・カーク | 8 | NO.8 | 8 | アマナキ・レレイ・マフィ |
荒井康植 | 9 | SH | 9 | 光井勇人 |
田村優 | 10 | SO | 10 | 友井川拓 |
ホセア・サウマキ | 11 | WTB | 11 | 小泉将 |
三友良平 | 12 | CTB | 12 | 石橋拓也 |
ティム・ベネット(バイスキャプテン) | 13 | CTB | 13 | ブラッキン・カラウリアヘンリー |
ハヴィリリチャードアファ | 14 | WTB | 14 | 鶴田諒 |
上原哲 | 15 | FB | 15 | 小倉順平 |
金子大介 | 16 | R | 16 | 種本直人 |
髙島忍 | 17 | R | 17 | 楢山直幸 |
東恩納寛太 | 18 | R | 18 | 小野慎介 |
菊谷崇 | 19 | R | 19 | 石神勝 |
植松宗之(バイスキャプテン) | 20 | R | 20 | 栗原大介 |
天野寿紀 | 21 | R | 21 | 溝口裕哉 |
永富健太郎 | 22 | R | 22 | エルトン・ヤンチース |
林大成 | 23 | R | 23 | アイザック・ロス |
終盤追い上げるも、最終戦を飾れず
今シーズン最終戦となる9-10位決定戦。相手は、レッドカンファレンス5位のNTTコミュニケーションズシャイニングアークス(以下、NTTコム)。午後2時、名古屋にある快晴のパロマ瑞穂ラグビー場で始まったゲームは、前半こそ拮抗した展開になったが、後半は最初の20分をNTTコムが、その後の20分をイーグルスが支配。終盤、イーグルスが必死に追い上げたが、6点差の32-38で最終戦を飾ることはできなかった。
前半
風上に立ったがゲームを支配できず
前半、風上に立ったイーグルス。開始直後のNTTコムの猛攻を凌ぎ、逆に前半7分、SO田村優のPGで先制(3-0)。幸先のいいスタートを切ったが、15分、キック処理の不手際をつかれてトライを奪われる(G成功で3-7)。さらに26分、相手陣22m付近で攻撃を繰り広げていたが、パスミスで落としたボールを拾われ、細かいパスを繋がれてトライを奪われた(G成功で3-14)。
前半は10-14で折り返す
しかし、その後、イーグルスも反撃。前半34分、ハヴィリ リチャードアファの突進でできたラックから出たボールを、田村がディフェンスの裏にキック。そのボールを奪ってラックをつくり、SH荒井康植→HO設樂哲也→No.8エドワード・カークと繋ぎ、カークが右中間に飛び込んだ(G成功で10-14)。
後半
後半18分までにNTTコムが怒濤の3トライ
イーグルスの反撃が期待された後半だったが、後半2分、再び相手のキック処理を誤り、そこから攻撃を重ねられて7点を失う。さらに9分にはPG。13分、17分には連続してトライを奪われ、10-38と28点差をつけられた。
菊谷INから逆襲開始
しかし、この日のイーグルスは諦めない。
後半18分、この日限りで引退を決めていた途中出場のLO菊谷崇が、最初のプレーでキックオフのボールをキャッチ。ラックからFWで一度タテを突いたあと左に展開。SO田村→CTB三友良平→FB上原哲とボールがわたり、上原が敵に絡まれながらもインゴールにボールを置いてトライを奪う(G失敗で15-38)。
さらに27分、相手の反則で得た5mのラインアウトからモールを押し込み、最後はLOアニセ サムエラが押さえてトライ(G成功で22-38)。
そしてその2分後、自陣10m付近のマイボールラインアウトからサインプレーで三友がタテを突き、フォローしていたWTBホセア・サウマキにパス。サウマキが中央に押さえ、ゴールも成功して9点差に迫った(29-38)。
6点差まで追い詰めたがあと一歩届かず
39分には、相手の反則でPKを獲得。1トライ1ゴールで逆転できる点差まで詰めるという考えでPGを選択して3点を奪い、ついに点差は6点に(32-38)。
ラスト1プレーに逆転をかけたイーグルスだったが、相手陣までボールを運べずノーサイド。結果は、32-38。この敗戦により、イーグルスは2017-2018シーズンを10位で終えた。
監督・選手インタビュー
●今村友基ヘッドコーチ代行
今日もミスでチャンスを逃し、ミスから点を奪われてしまいました。同じ相手に2度負けたというのは本当に悔しいです。ただ、後半18分で28点差をつけられたところから、3トライを返し、1トライ、1ゴールで逆転というところまで追い上げたあたりは選手を褒めたいし、チームの成長を感じました。
今シーズンは、ヘッドコーチ代行としてチームを指揮したわけですが、できたことがある一方で、今の自分に何が足りないかも見えてきました。この経験を無駄にせず、これからのコーチ人生にいかしていきたいと思います。
ファンの皆さん、1年間、熱い応援をいただき本当にありがとうございました。
●ゲームキャプテンを務めたFL植松宗之
この試合に向けて良い準備をしてきたつもりですが、残念ながら大事な試合を落としてしまいました。今日もミスから点を取られたわけですが、最近、そういうシーンが減ってきていただけに残念です。ただ、最後の20分は、みんなよく頑張ったと思います。特に菊さん(菊谷崇)が入ってきてからはチームの雰囲気もガラッと変わって、試合そのものも締まりました。今シーズンは、バイスキャプテンとゲームキャプテンを任されることが多かったのですが、多くの人に支えられました。チームのみんなには感謝しています。シーズンが終わったばかりですが、次に向けて、僕自身、もっと自分のパフォーマンスを上げていかなければいけないと思っています。来シーズンこそは、チームも僕もいいパフォーマンスをお見せできるように頑張りたいと思います。応援本当にありがとうございました。
●80分間相手に体をぶつけ続けたLOアニセ サムエラ
シーズン最後の試合だったので、全力を出し切ろうと、それだけを考えて試合に臨みました。結果的には負けましたが、みんなよく頑張ったと思います。私自身も何も残っていないところまでやり切りました。来シーズンは、オフ・ザ・ボールでの仕事量を増やすなど、自分自身もレベルアップして、もっとチームの勝利に貢献できるよう頑張りたいと思います。
●力強いランが光ったWTBハヴィリ リチャードアファ
今日は最終戦というだけでなく、かつて所属していたNTTコムとの試合ということで燃えました。また、今日試合に出られない仲間たちのためにも頑張ろうと思いました。勝利を飾ることはできませんでしたが、できるだけのことはやりました。でも自分自身、まだまだできると思っています。もっといいプレーができるようにこれからも頑張ります。
●この日の試合で現役生活を終えたL0菊谷崇
イーグルスの一員として現役最後の試合を迎えられて良かったと思います。引退を決めてからは、好きなお酒も断ち、コンディション作りに励んできたのですが、何とか最後まで乗り切ることができました。
後半18分に出場して、チームに勢いが出てきたときは、「さすがオレやな」と思いましたし(笑)、あれで逆転でもしていたらもっとカッコ良かったんでしょうけど、さすがにそこまで思い通りには事が運びませんでした。でも、今日は本当に楽しかったです。チームメイトに恵まれ、いい形で現役生活を終えることができました。ファンの皆様にも感謝しかありません。本当にありがとうございました。