MATCH試合
2018.12.09 sun 12月9日(日)
イーグルス
TIME
ハイライト
試合概要
キックオフ日時 | 2018.12.09 (日) 14:00 |
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試合会場 | 秩父宮ラグビー場 |
所在地 | 東京都 |
試合記録
横浜E |
ホンダ |
|||
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14 | 0 | 前半 | 33 | 40 |
14 | 後半 | 7 |
前半 | 後半 |
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0 | 2 |
0 | 2 |
0 | 0 |
0 | 0 |
0 | 0 |
計 | 計 | |
---|---|---|
2 | T | 6 |
2 | G | 5 |
0 | PT | 0 |
0 | PG | 0 |
0 | DG | 0 |
前半 | 後半 |
---|---|
5 | 1 |
4 | 1 |
0 | 0 |
0 | 0 |
0 | 0 |
メンバー
選手名 | No. | POS. | No. | 選手名 |
---|---|---|---|---|
東恩納寛太 | 1 | PR | 1 | 藤井拓海 |
庭井祐輔 | 2 | HO | 2 | 藤浪輝人 |
上田聖 | 3 | PR | 3 | 具智元 |
アニセサムエラ | 4 | LO | 4 | ジョシュ・ベックハイス |
ジャン・デ・クラーク | 5 | LO | 5 | 鎌田祐太郎 |
フィナウ・トゥパ | 6 | FL | 6 | デオン・ステフマン |
嶋田直人 | 7 | FL | 7 | 小林亮太 |
フィリップ・ヴァン・ダー・ウォルト | 8 | NO.8 | 8 | トマシソンゲタ |
マイケル・ドーセット | 9 | SH | 9 | 山路健太 |
田村優 | 10 | SO | 10 | 朴成基 |
三島藍伴 | 11 | WTB | 11 | 生方信孝 |
三友良平 | 12 | CTB | 12 | ショーン・トレビー |
ティム・ベネット | 13 | CTB | 13 | クリントン・ノックス |
藤本健友 | 14 | WTB | 14 | レメキロマノラヴァ |
マイケル・ボンド | 15 | FB | 15 | エイダン・トウア |
清水新也 | 16 | R | 16 | 天野豪紀 |
五十嵐優 | 17 | R | 17 | 赤平勇人 |
山路泰生 | 18 | R | 18 | 呉味和昌 |
湯澤奨平 | 19 | R | 19 | ミロデビッド |
エドワード・カーク | 20 | R | 20 | 川崎大翔 |
荒井康植 | 21 | R | 21 | 香山良太 |
ハヴィリリッチー | 22 | R | 22 | 忽那健太 |
上原哲 | 23 | R | 23 | クリス・クリンドラニ |
Hondaに敗戦し、15日の東芝戦で11位を目指す
リーグ総合順位決定トーナメント1回戦で豊田自動織機シャトルズに51-17で大勝し、現状狙える最高位の9位に向けて好発進したキヤノンイーグルス。それから1週間後の9日(日)、リーグ戦第2節(9月8日)で19-19と引き分けた相手、Honda HEATをホームの秩父宮ラグビー場に迎えた。悔しいドローからちょうど3カ月、その決着をつける再戦ともなった。
しかしイーグルスは前半から失点を重ねてしまい、相手に6トライを許して最終スコアは14-40。思わぬ大差での敗戦となり雪辱を果たすことはできなかった。目標であった9位を逃したイーグルスは、15日(土)のトーナメント3回戦で11位を目指すことになる。
前半
序盤から相手に連続トライを許す展開に
イーグルスSO田村優のキックオフで前半が始まると、序盤から相手のペースとなってしまう。6分、イーグルスのオフサイドのペナルティーを皮切りにHondaに先制トライを許し0-7とされると、その後も11分(0-12)、15分(0-19)、20分(0-26)と立て続けにトライを決められる。イーグルスは度重なるミスやペナルティーでチャンスを作ることができず、点差を縮めることができない。
前半終盤にもトライされ0-33で後半へ
なかなか悪い流れを断ち切れないイーグルスは、前半31分にもオフサイドのペナルティーから相手のラインアウトを起点にトライを奪われる。これでスコアは0-33。前半だけで5つものトライを許してしまったイーグルスは33点という大きなビハインドを抱えて試合を折り返した。
後半
後半5分にトライを追加されるもCTB三友が1トライを返す
残るは40分。ここから反撃に転じたいイーグルスだったが、後半5分、Hondaに6トライ目を許し0-40とされる。切り替えて1本返したいイーグルスは14分、敵陣でのラインアウトからFW陣がモールで前進し、すぐさま展開。ラストパスを受けたCTB三友良平がインゴール中央に飛び込んでチーム初トライを決める。SO田村のゴールも成功しスコアは7-40。ここまで得点のなかったイーグルスがようやく反撃の狼煙(のろし)を上げた。
試合終了間際にWTB三島がトライするも14-40と反撃及ばず
その後、互いに得点がないまま終盤を迎え、後半39分、敵陣ゴール前でラインアウトのチャンスをつかんだイーグルスは再びモールを押し込み、その最後方についていたWTB三島藍伴がトライを決めて14-40と点差を縮めた。しかしノーサイド間際ということもあり、反撃は及ばず、イーグルスは14-40でHondaに敗れ、リーグ戦での悔しいドローからいい形で決着をつけることはできなかった。
11位の座を争う最終戦の相手は開幕戦で勝利した東芝
イーグルスは12月15日(土)のリーグ総合順位決定トーナメント3回戦、今季開幕戦で26-20と快勝した東芝ブレイブルーパスと対戦し、勝って11位を目指すこととなる。リーグ最終戦となるこの試合で有終の美を飾り、1つでもいい順位で締めくくりたいところだ。
監督・選手インタビュー
●アリスター・クッツェー ヘッドコーチ
「この試合に勝ちたい」という強い想いがHondaの方が勝っていたのかもしれません。Hondaは勝利に値するパフォーマンスでしたが、我々は先週の豊田自動織機シャトルズ戦に勝ったことで安心してしまったのか、ワークレートやディシプリンを含めて練習とは異なるパフォーマンスを見せてしまいました。特に前半はやる気の感じられないプレーをしてしまいました。先週あれだけいいパフォーマンスができたにもかかわらず、今日はそれをすることができず非常に残念です。選手たち自身の意識改革が必要です。コーチ陣ももう一度課題を見直して、立て直しを図るつもりです。
●FL嶋田直人共同キャプテン
完全にメンタルの部分で負け、恥ずかしいプレーをしてしまいました。Hondaは勢いに乗ると強いチームなので、前半20分からしっかりダイレクトに体を当ててフィジカルな部分で対抗しようと考えていたのですが、逆に相手にそれをやられてズルズルいってしまいました。後半はペナルティーを犯さず、ディフェンスをしっかり立て直しダブルタックルで相手を進ませないよう試みましたが、前半の失点が響きました。自分たちを見つめ直して、次の試合に向けて切り替えてチーム一丸となってやっていきたいと思います。
●攻守に奮闘したHO庭井祐輔共同キャプテン
悪いところがすべて出た試合になってしまいました。ラグビーはいい流れにできない時間帯が必ずあるのですが、それをずっと断ち切れず相手の流れにさせてしまったのが敗因です。先週は豊田自動織機シャトルズにいい形で勝つことができましたが、その流れを今週に生かせなかったことをリーダーとして反省しています。チームとして常に成長していかないと勝ち続けることは難しいと思います。15日(土)の東芝戦は泣いても笑っても総合順位決定トーナメントの最終戦なので、とにかく最高の準備をして試合に臨もうと考えています。
●後半14分にチーム初トライを決めたCTB三友良平バイスキャプテン
チームの強みであるモールからいいクイックボールが出てきた結果、トライすることができました。ハードワークしてくれたFWのおかげなので、チームとしてのトライです。ただ、試合としては全般的に上手くいきませんでした。簡単なミスやペナルティーが出ないようしっかりコントロールしていかないと、自分たちのやりたいことは出来なくなります。今日の試合はそこが全てでした。チームとしてはこの1週間、前の週と変わりなくいい準備ができていたと思うので、来週はチームが一段階上に行けるような試合にしたいです。
●後半39分にモール参加からトライしたWTB三島藍伴
ゴール前でFWがモールを形成し動かした際、いつもその最後尾につくようにしています。モールを押してトライチャンスだと感じたら自分もモールに参加するのですが、そのまま自分が最後にトライするのは珍しいケースです。ただ、あれはFWのトライだと思います。「FWががんばっていたのでBKから盛り上げないと」と思った結果、トライできたことはよかったです。試合としては全体的に受けに回ってしまい、特に前半はディフェンス一辺倒でやりたいことができませんでした。来週、東芝ブレイブルーパスにもう一度勝つためにしっかり準備します。