MATCH試合
2018.12.15 sat 12月15日(土)
イーグルス
TIME
ハイライト
試合概要
キックオフ日時 | 2018.12.15 (土) 11:30 |
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試合会場 | パロマ瑞穂ラグビー場 |
所在地 | 愛知県 |
試合記録
横浜E |
東芝 |
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18 | 8 | 前半 | 17 | 31 |
10 | 後半 | 14 |
前半 | 後半 |
---|---|
1 | 1 |
0 | 1 |
0 | 0 |
1 | 1 |
0 | 0 |
計 | 計 | |
---|---|---|
2 | T | 4 |
1 | G | 4 |
0 | PT | 0 |
2 | PG | 1 |
0 | DG | 0 |
前半 | 後半 |
---|---|
2 | 2 |
2 | 2 |
0 | 0 |
1 | 0 |
0 | 0 |
メンバー
選手名 | No. | POS. | No. | 選手名 |
---|---|---|---|---|
五十嵐優 | 1 | PR | 1 | 三上正貴 |
庭井祐輔 | 2 | HO | 2 | 森太志 |
城彰 | 3 | PR | 3 | 深村亮太 |
アニセサムエラ | 4 | LO | 4 | 梶川喬介 |
ジャン・デ・クラーク | 5 | LO | 5 | 大野均 |
植松宗之 | 6 | FL | 6 | リーチマイケル |
嶋田直人 | 7 | FL | 7 | 藤田貴大 |
エドワード・カーク | 8 | NO.8 | 8 | ヘンコ・フェンター |
天野寿紀 | 9 | SH | 9 | 小川高廣 |
田村優 | 10 | SO | 10 | 中尾隼太 |
三島藍伴 | 11 | WTB | 11 | 宇薄岳央 |
三友良平 | 12 | CTB | 12 | 渡邊太生 |
ティム・ベネット | 13 | CTB | 13 | 東口剛士 |
ハヴィリリッチー | 14 | WTB | 14 | ジョネ・ナイカブラ |
フレッド・ゼイリンガ | 15 | FB | 15 | 豊島翔平 |
清水新也 | 16 | R | 16 | 湯原祐希 |
東恩納寛太 | 17 | R | 17 | 金寛泰 |
山路泰生 | 18 | R | 18 | 浅原拓真 |
リニーア・ベルナルド | 19 | R | 19 | ジェームス・タッカー |
占部航典 | 20 | R | 20 | 山本紘史 |
荒井康植 | 21 | R | 21 | 藤原恵太 |
上原哲 | 22 | R | 22 | ジョニー・ファアウリ |
藤本健友 | 23 | R | 23 | 松岡久善 |
順位決定戦最終戦で東芝に18-31で敗れ、リーグ戦を12位で終える
12月9日(日)、リーグ総合順位決定トーナメント2回戦でHonda HEATに敗れ、11位・12位決定戦に回ることとなったキヤノンイーグルス。リーグ最終戦となった同3回戦では、開幕戦で26-20と快勝した東芝ブレイブルーパスと対戦した。
試合途中まで競り合う展開となったが、イーグルスは終盤に入ってから相手に突き放され、18-31で敗れた。この結果、イーグルスの今シーズンのリーグ総合順位は12位となり、昨シーズンの10位を上回ることはできなかった。
前半
先制PG後に逆転されるもSO田村のトライで再びリード
キックオフ直後の前半2分、イーグルスFBフレッド・ゼイリンガがPGを決めて、まずは3-0と先制する。16分には東芝にトライを許し3-7と逆転されたものの、25分、敵陣でのマイボールラインアウトを起点に攻撃を仕掛け続けたイーグルスは、フェイズを重ねながら前進。7フェイズ目のアタックでNO8エドワード・カーク、FBフレッド・ゼイリンガのパスワークで一気にゲインすると、SH天野寿紀からトップスピードでラストパスを受けたSO田村優が縦に突いてトライ。8-7と逆転に成功する。
再び逆転を許して8-17で試合を折り返す
リードを守りながら前半を終えたいイーグルスだったが、28分、東芝のトライとゴールで8-14と再度逆転を許してしまう。イーグルスも33分にトライチャンスを作り、交代したばかりのFL占部航典がトライを決めたかに見えたものの、TMO(テレビジョン・マッチ・オフィシャル)の結果ノートライとなる。42分には東芝にPGを追加され、8-17とされたところで前半終了を迎えた。
後半
CTBベネットのトライで2点差に迫る
後半、巻き返しを図るイーグルスは12分、敵陣22メートルライン内での相手ボールラインアウトからのこぼれ球をキープ。そこからアタックを仕掛け、5フェイズ目の攻撃でSH天野のパスを受けたCTBティム・ベネットが、相手ディフェンスの手薄になっていた左外に走り込んでトライ。CTB三友良平のゴールも決まり、15-17と2点差に迫った。相手ディフェンスを崩す理想的なトライに、再逆転への期待は高まった。
東芝に2トライを追加され18-31で敗れる
しかし後半23分、東芝にモールからトライを奪われ15-24と再び突き放される。35分、イーグルスは東芝のノットロールアウェイのペナルティーからCTB三友がしっかりPGを決めて18-24と6点差に迫り、1トライ1ゴールで逆転可能な点差とする。だが直後の37分に再び東芝にトライを許し、最終的に18-31というスコアで敗れた。
最終順位は12位で昨シーズンを上回れず
この結果、8月に開幕したトップリーグ2018-2019シーズンを全体12位という順位で終えたイーグルス。昨シーズンの10位を上回ることはできなかったが、新年1月のカップ戦残り2試合で今度こそ自分たちのラグビースタイルを取り戻して、いい形でシーズンを締めくくりたい。来シーズンに光明を見出せる素晴らしいプレーを期待したい。
監督・選手インタビュー
●アリスター・クッツェー ヘッドコーチ
今日の試合では我々は全くいいところがなく、非常に残念です。チャンスがあったにもかかわらずトライを奪えない、という今シーズンの傾向が出てしまいました。常に良いパフォーマンスを続けることができないのが課題です。これから来シーズンに向けて対策に取り組んでいきたいと思います。残念ながら今シーズンの最終順位(12位)は我々が望んでいたものではありませんが、結果を真摯に受け止めて来シーズンに向けて準備したいと思います。まずは来年1月のカップ戦の残り2試合に向けてしっかり準備していきます。
●FL嶋田直人共同キャプテン
負けて非常に悔しいです。個々のタックルが悪く、相手にディフェンスラインを破られてしまいました。相手に安定したスクラムを組まれたうえ、強いランでシンプルに攻めてこられた結果、失点を重ねてしまいました。いいチャンスを作ることができてもスコアにつなげられず、逆に相手にスコアされてしまうということが、シーズンを通して続いてしまいました。カップ戦に向けてしっかりと準備していき、自分たちの強みは何なのか、もう一度見つめ直したいと思います。
●セットプレーの要として活躍したHO庭井祐輔共同キャプテン
相手のことを考えるよりも「自分たちらしさを取り戻す試合にしよう」とチームで話しながら準備してきましたが、負けてしまい本当に残念です。今季は新体制1年目だったこともあり、結果が欲しいシーズンでした。12位という最終順位は不本意で、実力を出しきれないままリーグ戦を終えてしまいました。チームとしても、また個人としても「このままではいけない」という危機感がありますので、それが今後のモチベーションにつながっていくと思います。
●ペネトレーターとして数々のチャンスを作り出したNO8エドワード・カーク
相手に自陣に入られたこと、相手にボールを渡して長くプレーさせてしまったことは誤算でした。また、これまでもそうですが、作り出したチャンスをなかなかものにできなかったことも勝敗に影響しました。ラスト20分で巻き返せなかったのは残念です。今シーズンは大事な試合を落としてしまったことで昨シーズンから順位を2つ下げてしまいましたが、新しい選手が増えるなどポジティブな面もありました。ただ、常に一貫性をもって勝ち続けられるチームになるためには、まだまだ課題が残っていると感じています。
●チームを最後方からまとめたFBフレッド・ゼイリンガ
イーグルスとしてベストのパフォーマンスではなく、相手に簡単にトライを許してしまったことが痛手となりました。個人的にはアタックで自ら仕掛ける場面が多かったのですが、もっと上手くやれたのではないかと思っています。チームに対してはいつもベストを尽くしてきましたので、この結果は私に限らずチーム全員、非常に残念に思っています。今シーズンは本来のポジションであるSOだけでなく FBでプレーする機会も多く、たくさんのことを学びましたが、非常に厳しいシーズンでもありました。