MATCH試合
2020.02.15 sat 第5節
イーグルス
TIME
ハイライト
試合概要
キックオフ日時 | 2020.02.15 (土) 11:30 |
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試合会場 | 熊谷スポーツ文化公園ラグビー場 |
所在地 | 埼玉県 |
試合記録
横浜E |
ホンダ |
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24 | 3 | 前半 | 21 | 39 |
21 | 後半 | 18 |
前半 | 後半 |
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0 | 3 |
0 | 3 |
0 | 0 |
1 | 0 |
0 | 0 |
計 | 計 | |
---|---|---|
3 | T | 5 |
3 | G | 4 |
0 | PT | 0 |
1 | PG | 2 |
0 | DG | 0 |
前半 | 後半 |
---|---|
3 | 2 |
3 | 1 |
0 | 0 |
0 | 2 |
0 | 0 |
メンバー
選手名 | No. | POS. | No. | 選手名 |
---|---|---|---|---|
五十嵐優 | 1 | PR | 1 | 藤井拓海 |
庭井祐輔 | 2 | HO | 2 | 呉季依典 |
上田聖 | 3 | PR | 3 | 具智元 |
アニセサムエラ | 4 | LO | 4 | ジョシュ・ベックハイス |
リニーア・ベルナルド | 5 | LO | 5 | RG・スナイマン |
占部航典 | 6 | FL | 6 | ポール・スクーマン |
嶋田直人 | 7 | FL | 7 | 小林亮太 |
コーバス・ファンダイク | 8 | NO.8 | 8 | トマシソンゲタ |
荒井康植 | 9 | SH | 9 | 山路健太 |
田村優 | 10 | SO | 10 | ベイデン・カー |
マイケル・ボンド | 11 | WTB | 11 | 尾又寛汰 |
三友良平 | 12 | CTB | 12 | ショーン・トレビー |
ジェシー・クリエル | 13 | CTB | 13 | クリントン・ノックス |
山田聖也 | 14 | WTB | 14 | 生方信孝 |
エスピー・マレー | 15 | FB | 15 | レメキロマノラヴァ |
朴成浩 | 16 | R | 16 | 藤浪輝人 |
セフ・ファアガセ | 17 | R | 17 | 鶴川達彦 |
城彰 | 18 | R | 18 | 呉味和昌 |
湯澤奨平 | 19 | R | 19 | ミロデビッド |
吉田光治郎 | 20 | R | 20 | 川崎大翔 |
天野寿紀 | 21 | R | 21 | 根塚聖冴 |
南橋直哉 | 22 | R | 22 | 朴成基 |
ホセア・サウマキ | 23 | R | 23 | 渡邉弐貴 |
イーグルス、前半から相手に連続トライを許し、後半3トライを返すも24-39で敗戦
2月15日(土)、2週間ぶりに再開したトップリーグは第5節を迎えた。前節時点で2勝2敗のキヤノンイーグルスは、熊谷ラグビー場(埼玉)でHonda HEATと対戦。今季イーグルスのホームゲームでは最多となる20,138人の大観衆がスタジアムに詰めかけ、試合の行方を見守った。
■前半
相手に先制トライを許したもののSO田村優のPGで反撃
前半開始早々の3分、相手に先制トライを許し0-7といきなりリードされたイーグルスだったが、19分に相手のオフサイドのペナルティからSO田村優がPGを決めて、すかさず3点を返して3-7とする。これを皮切りにイーグルスは反撃に転じたいところだった。
追加点を奪うことができず逆に相手に連続トライを奪われる
だが、前半22分、28分とHondaに立て続けにトライを決められ、3-21とリードを広げられたところで前半終了。相手に崩されたと言うよりは自らのミスが失点につながったイーグルスは、18点のビハインドを埋めるためにも後半からの立て直しが急務となった。
■後半
WTBマイケル・ボンド&ホセア・サウマキのトライで一気に反撃
イーグルスのキックオフで始まった後半、開始早々の6分に自陣でターンオーバーに成功したイーグルスは、WTBマイケル・ボンドからパスを受けたCTBジェシー・クリエルが相手ディフェンスの穴を突いて大きくゲイン。追走していたWTBボンドに再びパスが渡るとそのままインゴールまで走り切り、この試合のチーム初トライを決める。SO田村優のゴールも成功し、スコアを10-21として相手との点差を詰める。
後半9分には相手にPGを決められ10-24となるが、12分には敵陣でのラインアウトを起点にフェーズを重ね、No.8コーバス・ファンダイクのオフロードパスを受けた途中出場のWTBホセア・サウマキがトライ。田村のゴール成功で17-24と、わずか7点差に迫る。
相手に追加点を許し最後に反撃するも逆転には至らず連敗
しかし、後半20分と35分にトライ、29分にPGを相手に許し、17-39とされてしまったイーグルスは、最後に再び反撃を見せる。後半39分、自陣からフェーズを重ねたイーグルスは左大外のFBマイケル・ボンド(FBエスピー・マレー交代後、WTBからFBにコンバート)までパスをつなぎ、前進したボンドがグラバーキック。WTBホセア・サウマキがそのボールをキャッチし、この試合2トライ目を決める。SO田村のゴール成功で計7点を加えて24-39。これが最終スコアとなった。
前節に続き連敗となったイーグルスはこれで2勝3敗。総勝ち点9のままで11位に後退した。連敗を止めるためにも、また星を五分に戻すためにも、2月22日(土)の第6節、東大阪市花園ラグビー場(大阪府)での宗像サニックスブルース(10位。勝ち点10)との対戦は大事な一戦となる。アタックが機能した時間帯をポジティブに捉えている選手は多い。イーグルスはあくまでも前を向いて3勝目を目指す。
監督・選手インタビュー
■アリスター・クッツェー ヘッドコーチ
Hondaに実質3トライ差し上げてしまったような形になり、自分たちにプレッシャーがかかる状況にしてしまいました。ボールが相手側に有利なバウンドになったこと、そしてキックチャージ、インターセプト。この3点により早い時間帯から相手を追う展開になってしまいました。ただ、そこから立ち直ったのはポジティブな要素です。後半序盤の2トライで17-24まで追い上げ、ここから試合がどうなるかわからない状況まで持っていくことができました。チームとして最後まで崩れることなくファイトし続けたのは非常によかった部分だと思っています
■嶋田直人共同キャプテン
前半は自分たちのミスで失点してしまいました。ただ、後半はさらにテンポを上げてアタックするために、遅かったFWのポジショニングをもっと早くしようとチームに伝えた結果、トライまで取り切ることができた点はポジティブにとらえています。ボールを持ってからのアタックやセットプレーからのアタックはどのチームにも通用するキヤノンの強みなので、そこでリズムを作っていけるようにしたいと考えています。また、我慢強くディフェンスできた場面もありました。この敗戦からさらに成長できるように、どこが悪かったのかしっかり見つめ直します。
■今季開幕戦以来の復帰戦となった共同キャプテンのHO庭井祐輔
開幕戦と同様に動けたので、個人としては良かったです。ただ、自分たちのミスで相手にあげてしまったトライが2、3本あったので、もったいないことをしたというのが正直なところです。セットプレーは我々の武器なので、そこでもっとプレッシャーをかけてもう1本トライをとれれば、という思いも残りました。いいアタックができていた後半最初の20分のラグビーを長く続けることができていれば違う展開になっていたでしょう。やはり自分たちのミスや反則をなくしていくことが大事です。そのあたりをもう一度見直して修正していきます。
■トライやゲイン、トライをアシストで貢献したWTB/FBマイケル・ボンド
勝てなかったことは本当に残念です。ただ、アタックは良かったですし、ボールをキープすればトライを取ることができました。ですから試合はあくまでポジティブに捉えています。自分自身としてはここ何年かで今日が一番いいパフォーマンスでしたが、今後もこれを継続しなければなりません。来週も同じパフォーマンスができるようにがんばります。勝たなければなりません。もっとハードワークして勝利をつかみたいと思います。
■この試合がチーム公式戦100試合目の出場となった副将のCTB三友良平
前節のパナソニック戦は大差で負けたのでいい試合をしたかったのですが、前半の入りで崩れてしまいこのような結果になってしまいました。トップリーグ昇格以降、自身100試合目であることは、前日アリスターから聞きました。ここまでキャリアを続けてこられたのは周りの人に恵まれているからです。支えていただいているからこそ出場できているので、それに対する感謝の気持ちでいっぱいです。毎試合、特別だと思っていますので地元(埼玉県深谷市)に近い熊谷での試合だったことはあまり意識しませんでした。