MATCH試合
2021.04.25 sun 2回戦
イーグルス
TIME
ハイライト
試合概要
キックオフ日時 | 2021.04.25 (日) 12:00 |
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試合会場 | 江戸川区陸上競技場 |
所在地 | 東京都 |
試合記録
横浜E |
NTTコム |
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43 | 19 | 前半 | 6 | 13 |
24 | 後半 | 7 |
前半 | 後半 |
---|---|
3 | 3 |
2 | 3 |
0 | 0 |
0 | 1 |
0 | 0 |
計 | 計 | |
---|---|---|
6 | T | 1 |
5 | G | 1 |
0 | PT | 0 |
1 | PG | 2 |
0 | DG | 0 |
前半 | 後半 |
---|---|
0 | 1 |
0 | 1 |
0 | 0 |
2 | 0 |
0 | 0 |
メンバー
選手名 | No. | POS. | No. | 選手名 |
---|---|---|---|---|
岡部崇人 | 1 | PR | 1 | 庵奥翔太 |
庭井祐輔 | 2 | HO | 2 | 山口達也 |
東恩納寛太 | 3 | PR | 3 | 三宮累 |
サウマキアマナキ | 4 | LO | 4 | ジミー・トゥポウ |
コーバス・ファンダイク | 5 | LO | 5 | ヴィリー・ブリッツ |
エドワード・カーク | 6 | FL | 6 | 鶴谷昌隆 |
杉永亮太 | 7 | FL | 7 | 金正奎 |
アマナキ・レレイ・マフィ | 8 | NO.8 | 8 | リアム・ギル |
荒井康植 | 9 | SH | 9 | グレイグ・レイドロー |
田村優 | 10 | SO | 10 | 前田土芽 |
エスピー・マレー | 11 | WTB | 11 | 張容興 |
南橋直哉 | 12 | CTB | 12 | シェーン・ゲイツ |
ジェシー・クリエル | 13 | CTB | 13 | 石田大河 |
マイケル・ボンド | 14 | WTB | 14 | 石井魁 |
小倉順平 | 15 | FB | 15 | シルヴィアン・マフーザ |
髙島忍 | 16 | R | 16 | セコナイア・ポレ |
安昌豪 | 17 | R | 17 | 齊藤剣 |
上田聖 | 18 | R | 18 | 竹内柊平 |
田中真一 | 19 | R | 19 | 中島進護 |
嶋田直人 | 20 | R | 20 | 栗原大介 |
田中史朗 | 21 | R | 21 | 鶴田諒 |
三友良平 | 22 | R | 22 | 池田悠希 |
ホセア・サウマキ | 23 | R | 23 | 小泉将 |
イーグルス、NTTコムから6トライを挙げ43-13と30点差で快勝!準々決勝に進出
初夏の陽気となった4月25日(日)、キヤノンイーグルスはトップリーグプレーオフトーナメント2回戦でNTTコミュニケーションズ シャイニングアークスと対戦した。緊急事態宣言が発令されたものの有観客での開催が決まり、江戸川区陸上競技場(東京都)には1983人のファンが来場した。
■前半
LOファンダイクのトライから快進撃が始まる
先制したのはイーグルスだった。前半5分、CTB南橋直哉が自陣から大きくゲインすると、SH荒井康植にパス。そして荒井のオフロードパスを受けてLOコーバス・ファンダイクが独走し、中央に先制トライを決める。キャプテンのSO田村優のゴールも成功し、まずは7-0として幸先のいいスタートを切った。
1点差まで迫られるも2トライを追加し19-6でハーフタイムへ
前半9分、17分と相手にPGを許し7-6とされたイーグルスだが、その後前半23分、ターンオーバーを起点に敵陣まで攻め入ると、ラックからPR岡部崇人、SO田村、CTBジェシー・クリエルと素早くパスがつながり、左大外でラストパスを受けたWTBエスピー・マレーがトライ。14-6とする。
さらに前半終了間際の40分、CTBクリエルがキレのあるステップで相手ディフェンスのギャップを突き、一気にインゴールまで駆け抜けてトライ。前半だけで3トライをマークし、同時に相手にトライチャンスを作らせなかったイーグルスが19-6とリードを広げたところで前半終了を迎えた。
■後半
1トライされた直後にFLカークのトライで相手を寄せ付けず
後半の先制もイーグルスだった。4分、SO田村が難なくPGを決めてスコアを22-6とする。11分には相手に初トライを決められ22-13とされたものの、直後の15分にはFLエドワード・カークが相手のゴール前でこぼれた球を拾い上げてトライ。29-13として、再びリードを16点に広げる。
ラスト10分で2トライを追加し30点差で勝利
さらに後半33分、途中出場のCTB三友良平のパスを受けたWTBマレーがインゴールまで快走しトライ。36-13とさらにリードを広げる。後半38分にはLOサウマキ アマナキが公式戦初トライを決めて、とどめとなる6トライ目をマークしたイーグルスが43-13と30点差をつけて快勝した。
8強入りを決めたイーグルスのプレーオフトーナメント準々決勝(5月8日・熊谷ラグビー場)の相手は、この日の他会場の結果によりパナソニック ワイルドナイツとなった。今季第3節の試合で0-47のスコアで敗戦、しかも相手のホーム熊谷ラグビー場でのゲーム、リベンジそして4強入りに向けて、日々成長中のイーグルスのモチベーションは高まるばかりだ。
監督・選手インタビュー
■沢木敬介監督
前半はなかなか自分たちのペースになりませんでしたが、選手たちが対応してゲームをコントロールできたことがいい結果につながりました。「毎週毎週、試合を重ねるたびに成長できている」という感覚を全員が持って1週間を過ごすことができています。(NTTコムから移籍してきた)No.8アマナキ・レレイ・マフィについては、見てのとおりのパフォーマンスで、チームに勢いを与えてくれました。一方で、試合に出られないメンバーもチームの力になろうという思いが根付いてきています。チーム一体で、次の試合に向けていい準備をしたいと思います。
■田村優キャプテン
序盤は緊張して固くなっている選手もいましたが、途中からは自分たちのペースになり、ゲームプランを信じて戦うことができました。チームとして成長していると感じますし、メンバーが戦う力をつけてきた証しです。もともと持っていた力が発揮されている状態と言えるでしょう。自分のイーグルスでの経験上、強いチームと対戦する時はその前の段階で気持ちの面で負けてしまっていました。それだけは嫌です。みんなで本当にいい準備をして、勝負しに行きます。休むことと次の試合に向けた準備のバランスを取りながら2週間を過ごしたいと思います。
■4試合連続先発でSO田村とともにアタックをリードしたSH荒井康植
自分たちの力を信じて80分間やりきることが今日のテーマでした。セットプレーやブレイクダウンなどでNTTコミュニケーションズさんの激しいプレーに対してやや受けてしまいましたが、自分たちの持っている力を信じたことが勝利につながったのではないかと思います。沢木さんからは「自分を見つめ直し、自分のスキルに責任を持つように」と言われてきました。自分に対してしっかりベクトルを向けて、この試合で自分が何をしなければいけないか、ということを明確にすることができています。そのあたりが自分の成長した点だと思っています。
■トライにディフェンスにと80分間貢献し続けたCTBジェシー・クリエル
今週メンバーに入れなかったイーグルスのノンメンバーの選手たちが私たちを相手に1週間練習してくれたおかげで、NTTコミュニケーションズが今日の試合で何をしてくるのか明確に理解していました。加えて、決勝のような意識で試合に臨むことができたマインドセット、そして速いペースで展開し相手がついてこられないようなテンポでプレーできたこと、これら3点が勝因として挙げられます。そして力を与えてくださっているイーグルスのファンのみなさまのサポートをあらためて感じることができた試合となりました。
■古巣との対戦をあくまで冷静に戦い抜いたFB小倉順平
今日は古巣との対戦でしたが、あくまで平常心で戦うこと、そしてチームとして勝つことだけを考えていました。結果についてはよかったと思っていますが、また次の試合がありますのでそれに向けて準備を始めたいと思っています。強豪(パナソニック)との対戦になりますが、チームとしてやるべきことをやって、いい準備をしていきます。勝つためには全員が自分の役割を理解することが重要です。自分も今はSOではなくFBでの先発が続いていますが、当然FBとして求められている役割がありますので、それがいい方向に働けばいいと思いながらプレーしています。