MATCH試合
2021.04.11 sun 第7節
イーグルス
TIME
ハイライト
試合概要
キックオフ日時 | 2021.04.11 (日) 14:00 |
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試合会場 | 熊谷スポーツ文化公園ラグビー場 |
所在地 | 埼玉県 |
試合記録
横浜E |
NEC |
|||
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71 | 42 | 前半 | 7 | 24 |
29 | 後半 | 17 |
前半 | 後半 |
---|---|
6 | 5 |
6 | 2 |
0 | 0 |
0 | 0 |
0 | 0 |
計 | 計 | |
---|---|---|
11 | T | 4 |
8 | G | 2 |
0 | PT | 0 |
0 | PG | 0 |
0 | DG | 0 |
前半 | 後半 |
---|---|
1 | 3 |
1 | 1 |
0 | 0 |
0 | 0 |
0 | 0 |
メンバー
選手名 | No. | POS. | No. | 選手名 |
---|---|---|---|---|
岡部崇人 | 1 | PR | 1 | 瀧澤直 |
庭井祐輔 | 2 | HO | 2 | 佐藤耀 |
東恩納寛太 | 3 | PR | 3 | 田中光 |
サウマキアマナキ | 4 | LO | 4 | 山極大貴 |
コーバス・ファンダイク | 5 | LO | 5 | 田中章司 |
エドワード・カーク | 6 | FL | 6 | 細田佳也 |
杉永亮太 | 7 | FL | 7 | ジャック・ラム |
アマナキ・レレイ・マフィ | 8 | NO.8 | 8 | ジョージ・リサレ |
荒井康植 | 9 | SH | 9 | 中嶋大希 |
田村優 | 10 | SO | 10 | アレックス・グッド |
エスピー・マレー | 11 | WTB | 11 | 飯山竜太 |
南橋直哉 | 12 | CTB | 12 | マリティノ・ネマニ |
ジェシー・クリエル | 13 | CTB | 13 | ベンハード・ヤンセヴァンレンスバーグ |
マイケル・ボンド | 14 | WTB | 14 | 後藤輝也 |
小倉順平 | 15 | FB | 15 | 吉廣広征 |
髙島忍 | 16 | R | 16 | 川村慎 |
安昌豪 | 17 | R | 17 | 前島利明 |
上田聖 | 18 | R | 18 | 土井貴弘 |
田中真一 | 19 | R | 19 | パトリック・タファ |
嶋田直人 | 20 | R | 20 | 大和田立 |
田中史朗 | 21 | R | 21 | 山田啓介 |
三友良平 | 22 | R | 22 | 松浦康一 |
ホセア・サウマキ | 23 | R | 23 | 宮島裕之 |
イーグルス、11トライの猛攻で71-24とNECを圧倒! ホワイトカンファレンス5位に
4月11日(日)のトップリーグ第7節(リーグ戦最終節)、ホワイトカンファレンス6位のキヤノンイーグルスは熊谷ラグビー場(埼玉県熊谷市)でNECグリーンロケッツ(同8位)と対戦した。
4日に秋田で開催される予定だった日野レッドドルフィンズ戦の中止(勝ち点2)、また10日の他チームの試合結果によって、イーグルスは試合前の時点でカンファレンス5位以下が確定した状況だったが、チームは目の前の一戦に勝つことだけに集中し、NECとの対戦に臨んだ。
■前半
前半22分までに5トライを挙げるスタートダッシュ
前半序盤から早速、イーグルスの時間帯となった。この試合がイーグルスでのデビュー戦となったNo.8アマナキ・レレイ・マフィがファーストタッチから大きくゲインしチームに勢いをもたらすと、7分、敵陣深い位置でのラインアウトモールを起点に攻めて、LOコーバス・ファンダイクがトライ。SO田村優キャプテンのゴール成功でイーグルスが7-0と先制する。
さらに直後の10分、CTBジェシー・クリエルがノーホイッスルで独走トライを決めると、13分にはWTBエスピー・マレー、16分にはFB小倉順平、22分にはCTB南橋直哉が立て続けにトライを決め、35-0と大きくリードを広げた。
前半最後にも新加入No.8マフィのトライでさらにリード
前半31分にNECにトライを許したものの、イーグルスはすぐに反撃に転じる。35分、No.8マフィが大きくゲインして相手ゴール前に迫ると、一度は相手のタックルに阻まれながらも最後はマフィがイーグルスでは初となるトライを挙げて、スコアは42-7。35点の大量リードで前半終了を迎えた。
■後半
WTBマレーが後半18分にハットトリックを決める
後半もイーグルスの勢いは止まらない。キックオフから間もない4分、WTBマレーがこの試合自身2トライ目を挙げる(49-7)。8分、12分と相手に連続トライを許しはしたが(49-17)、18分にはSO田村のキックパスを受けたWTBマレーが再びトライを決めて(54-17)ハットトリックを達成する。
後半終盤もWTBホセア・サウマキの2トライなどで相手を圧倒
21分、NECに4トライ目を奪われたものの(54-24)、25分にはWTBマレーの4本目のトライで59-24。さらに、後半19分から途中出場のWTBホセア・サウマキが持ち前の決定力で35分、40分と連続トライを決め、トータル11トライを獲得したイーグルスが71-24で圧勝した。マン・オブ・ザ・マッチはCTB南橋が受賞した。
ボーナスポイントを含む勝ち点5を獲得、総勝ち点を16としてホワイトカンファレンス5位となったイーグルスは、4月25日(日)のプレーオフトーナメント2回戦でレッドカンファレンス4位のNTTコミュニケーションズシャイニングアークスと江戸川区陸上競技場(東京都江戸川区)で対戦する。勝てば優勝へ一歩近づき、敗れればシーズンが終わるノックアウトステージでも、さらなるハイパフォーマンスに期待したい。
監督・選手インタビュー
■沢木敬介監督
先週の試合(4月4日に開催予定だった日野戦)がキャンセルとなってしまい残念でしたが、今日はその分、選手たちが特に前半最初の20分間いいパフォーマンスをして、しっかりゲームをコントロールしてくれました。チームとして成長できた試合だったと感じています。ナキ(No.8マフィ)の力はみなさん知ってのとおりです。彼がイーグルスに来て、優(SO田村)をはじめ全員がナキのことをサポートしていますので、いい状況で試合に臨むことができました。これからもどんどん良くなっていくでしょう。(会見に同席していたマフィに)ね、ナキ(笑)。
■田村優キャプテン
ラスト2試合で勝ち点10を取りたかったのですが、先週は試合がなくなり、選手はみんな落ち込んでいました。ただ、試合ができなかった思いを今日のNEC戦にぶつけて全員ポジティブにプレーし、キックオフからいいスタートを切ることができました。チームは1試合1試合反省しながら成長しています。よくない状況の時も選手が自分たちを疑うことなく、継続的にいい準備ができています。プレーオフトーナメントに向けては課題もあると思いますが、再びいい準備をして自分たちのスタイルでラグビーができればと考えています。
■80分フル出場で勝利に貢献したバイスキャプテンのHO庭井祐輔
今週はすごくいい準備をして試合に臨むことができましたので、それが勝利という結果につながりました。勝てている要因は、「チームとしてどうやればうまくいくのか」をチーム全体として意識してきたからです。試合結果にもチームのコンディションの良さが表れていると思います。モールでトライを獲れたことや、スクラムも徐々に自信がついてきたことからしても、セットピースのクオリティは上がっています。プレーオフトーナメントに向けても、特にやることは変わりません。今週と同様にいい準備をして臨みたいです。
■イーグルスでのデビュー戦で出色のパフォーマンスを見せたNo.8アマナキ・レレイ・マフィ
先週はチームとしてプレーすることができなくて残念でしたが、あくまで自分たちがコントロールできることに集中して、今週のNEC戦に向けてがんばりました。個人的には1年ぐらい公式戦でプレーできておらず、さらに去年まで慣れていたのとは違う環境でプレーすることになりましたが、新しいチームメイトたちが寄り添ってくれていますし、今日はイーグルスのためにプレーするチャンスをいただきました。(プレーオフトーナメント2回戦、古巣のNTTコミュニケーションズとの対戦について聞かれ)がんばります!
■先発フル出場しマン・オブ・ザ・マッチに輝いたCTB南橋直哉
この試合に向けて「相手よりも先に動く」ということにフォーカスしてきたのですが、それがしっかりできました。試合の入りでいい流れをつかめたことが今日の勝因です。マン・オブ・ザ・マッチはまさか自分が受賞するとは思っていなかったので驚きましたが、ランや体を張ったプレーを評価していただいたのかもしれません。個人としてもチームとしても毎週いい準備ができていますので、それが結果につながっているのだと思います。プレーオフトーナメントは負けたら終わりです。これまでと変わらずいい準備をして、完璧な状態で臨みたいです。