MATCH試合
2022.01.08 sat 第1節
TIME
イーグルス
ハイライト
試合概要
キックオフ日時 | 2022.01.08 (土) 15:30 |
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試合会場 | 柏の葉公園総合競技場 |
所在地 | 千葉県 |
試合記録
横浜E |
GR東葛 |
|||
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33 | 13 | 前半 | 5 | 12 |
20 | 後半 | 7 |
前半 | 後半 |
---|---|
1 | 2 |
1 | 2 |
0 | 0 |
2 | 2 |
0 | 0 |
計 | 計 | |
---|---|---|
3 | T | 2 |
3 | G | 1 |
0 | PT | 0 |
4 | PG | 0 |
0 | DG | 0 |
前半 | 後半 |
---|---|
1 | 1 |
0 | 1 |
0 | 0 |
0 | 0 |
0 | 0 |
メンバー
選手名 | No. | POS. | No. | 選手名 |
---|---|---|---|---|
岡部崇人 | 1 | PR | 1 | 瀧澤直 |
庭井祐輔 | 2 | HO | 2 | 佐藤耀 |
津嘉山廉人 | 3 | PR | 3 | 土井貴弘 |
サウマキアマナキ | 4 | LO | 4 | 細田佳也 |
コリー・ヒル | 5 | LO | 5 | ジェイク・ボール |
コーバス・ファンダイク | 6 | FL | 6 | フェトゥカモカモ・ダグラス |
嶋田直人 | 7 | FL | 7 | 大石力也 |
アマナキ・レレイ・マフィ | 8 | NO.8 | 8 | アセリ・マシヴォウ |
天野寿紀 | 9 | SH | 9 | 田中史朗 |
田村優 | 10 | SO | 10 | レメキロマノラヴァ |
竹澤正祥 | 11 | WTB | 11 | 宮島裕之 |
梶村祐介 | 12 | CTB | 12 | ギハマットシバサキ |
南橋直哉 | 13 | CTB | 13 | ティムベネット |
松井千士 | 14 | WTB | 14 | 後藤輝也 |
小倉順平 | 15 | FB | 15 | トム・マーシャル |
髙島忍 | 16 | R | 16 | アッシュ・ディクソン |
五十嵐優 | 17 | R | 17 | 石田楽人 |
松岡将大 | 18 | R | 18 | 菊田圭佑 |
アニセサムエラ | 19 | R | 19 | カヴァイア・タギヴェタウア |
杉永亮太 | 20 | R | 20 | 新井望友 |
荒井康植 | 21 | R | 21 | 山田啓介 |
ヴィリアメ・タカヤワ | 22 | R | 22 | 児玉健太郎 |
山田聖也 | 23 | R | 23 | ジョージ・リサレ |
横浜キヤノンイーグルス、リーグワン開幕戦で記念すべき初勝利!GR東葛を33-12と圧倒
昨年まで18シーズンに渡り開催されてきた「ジャパンラグビー トップリーグ」から、チームの地域密着と名称変更、ホストチームによる試合の興行などあらゆる面でリニューアルされた新リーグ「ジャパンラグビー リーグワン(以下、リーグワン)」が1月8日(土)に待望のキックオフを迎えた。
リーグワン最上層のディビジョン1(12チーム)のカンファレンスA(6チーム)に属する横浜キヤノンイーグルスは、歴史的なリーグワン開幕戦でNECグリーンロケッツ東葛(以下、GR東葛)と対戦した。相手のホストスタジアムである柏の葉公園総合競技場(千葉県)には3,651人ものラグビーファンが集まり、新リーグの幕開けにふさわしい激闘を見守った。
なお、イーグルスを牽引するキャプテンのSO田村優がこの試合で公式戦100試合出場(トップリーグ時代からの通算)を達成。また、SH天野寿紀、FB小倉順平がそれぞれ公式戦50試合目の出場となったほか、PR津嘉山廉人、LOコリー・ヒル、CTB梶村祐介、WTB竹澤正祥、松井千士(以上先発)、ヴィリアメ・タカヤワ(途中出場)がイーグルスでの公式戦デビューを飾るなど、まさにメモリアルな一戦となった。
■前半
SO田村優の正確なキックで序盤からリード
イーグルスは前半7分、相手のオフサイドのペナルティでPGを選択し、SO田村が難なく決めて3-0と先制。リーグワン初得点を決める。15分にも同じく相手のオフサイドからPGを成功させて、6-0とリードを広げる。出だしは順調かと思われたが、ここからGR東葛がボールを保持し続ける時間帯が続き、イーグルスは自陣で我慢を強いられる。
相手に1トライを許すもイーグルスもPR岡部崇人がトライ
20分にはFLコーバス・ファンダイクが不行跡でシンビンとなり、数的不利に陥ったその10分間は無失点で切り抜けたものの、GR東葛のアタックはその後も継く。そして32分に相手にトライを決められ、6-5と1点差に迫られる。
それでも前半終了間際の38分、敵陣5mライン上でのラインアウトモールからPR岡部崇人が左隅にトライ。SO田村が難しい角度からゴールを決め、13-5とリードを広げて試合を折り返す。
■後半
FB小倉順平のトライなどで21点をリード
イーグルスは後半に入ると前半終盤に見せた勢いをさらに加速させていく。2分、キックカウンターからWTB松井千士がワールドクラスの俊足でラインブレイクすると、そのオフロードパスを受けたFB小倉順平がインゴールへ飛び込みトライ。20-5とリードを広げると、7分、12分とSO田村がPGを決めて26-5と21点差をつける。
No.8アマナキ・レレイ・マフィのトライで勝利は決定的に
さらに後半26分、敵陣5mラインでのマイボールスクラムからNo.8アマナキ・レレイ・マフィがスクラムサイドを突いてトライ。33-5と28点差をつけて勝利を大きく手繰り寄せる。試合終了目前の38分には相手に2トライ目を許したものの、イーグルスが33-12でリーグワン初勝利を手にし、勝ち点4を獲得した。
プレイヤー・オブ・ザ・マッチは、公式戦100試合目のメモリアルゲームで7本のプレースキックを全て成功させたSO田村が選ばれた。また、その表彰後には公式戦100試合出場を祝うセレモニーも行われ、古巣のGR東葛の選手たちとともに記念撮影。試合中とは打って変わって笑顔がこぼれた。
イーグルスは1月15日(土)の第2節、横浜市の日産スタジアムでチーム初となるホストゲームを行う。相手は昨季敗れたコベルコ神戸スティーラーズ(以下、神戸S)だが、イーグルスは今回のGR東葛戦で成長を証明した。多くのファンの前で連勝し、ぜひその期待に応えたいところだ。
■監督・選手インタビュー
■沢木敬介監督
初戦は難しいゲームになるとわかっていましたので、勝てたことが一番の収穫です。その中で、次につながるいいプレーもありましたし、逆に改善しなければならないポイントも出てきましたので、来週1週間いい準備をして次の神戸S戦に臨みます。次節は格上の相手に対してどれだけハングリーにチャレンジできるか、ということをチーム全員で突き詰めながら取り組んでいきたいと考えています。(田村)優はチームをいい方向に導く仕事をしてくれました。ゴール、PGもしっかり決めて、今後もまだまだパフォーマンスを上げてくれると思っています。
■田村優キャプテン
勝てた一方で、チームメイトはみんな「もっとできる」と感じており、納得はしていません。ただ、初戦の難しさは全員が頭の中にあったと思うので、それに飲み込まれることなく勝ち点を獲れたのはよかったです。出場100試合の件は今朝まで知らず、ミーティングで知りました。GR東葛は(社会人として)プレーをスタートしたチームであり、今でも応援していますが、そのチームとの対戦で節目を迎えることができて光栄です。しかも試合に勝ち、強いイーグルスをお見せできて、お世話になった方々に成長した自分の姿を見てもらえたと思うとうれしいです。
■セットピースの安定に貢献したバイスキャプテンのHO庭井祐輔
勝てたことはよかったです。やりたかったことの30~40%ぐらいしかできませんでしたが、それでも今季やってきたことは随所でできたので、それが勝利につながったと思っています。その点は素直に喜んで、勝って反省し、しっかり修正して次節(神戸S戦)に臨みたいと思います。個人的には、昨季は課題と言われていたスクラムが上手くいったので、HOとして喜んでいます。終始負けている感覚はありませんでした。また、バックファイブ(FW第2・3列)がいい押しをくれていたので、そういうことを続けてやっていきたいと思っています。
■イーグルス公式戦デビューを果たしたCTB梶村祐介
開幕戦ということで難しいゲームになることは予想していたのですが、前半のイエローカードの時間帯に失点を少なく抑えられたのは大きかったです。勝って次の試合を迎えられるのはいいことですし、次節の対戦相手の神戸Sさんに対しては大きなチャレンジになりますので、しっかり準備して臨みたいと思います。個人としては、昨季までを振り返ってもフル出場の経験は少なく、80分間プレーしたのは久しぶりです。プレータイムが15分、20分程度だと自分の成長がそこで止まってしまうので、この移籍をきっかけにもっと成長できればと考えています。